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処方薬ネット販売の行方!

皆さん、おはようございます!
三連休初日の昨日は猛暑でとても暑かったですね。
外を歩いていても自分の体温に近い気温は身体に堪えます。
今日も引き続き暑い一日となるようですので体調管理には気をつけたいと思います。



愛知県の国家戦略特区で薬局に出向かず処方箋薬を購入する仕組みの整備が進んでいるそうです。調剤薬局最大手のアインホールディングスがインターネットで薬剤師が処方箋薬の飲み方を教えるオンライン服薬指導の実証検証を行っています。本来は対面での説明が義務付けられていますが、特区ではオンライン指導で、薬を自宅に配送して貰えます。


処方箋薬の国内市場は約10兆円あると言われており、今後、少子高齢化が進めば更に市場が伸びて行くことが予想されます。義務付けられた対面指導が不要になれば、将来ネット通販勢などに門戸を開く可能性が出て来ます。米国では、既にアマゾン・ドット・コムが処方箋薬のインターネット販売を手掛けるピルパック社の買収を発表しています。


一方、遠隔医療は4月の制度改正によりオンライン診療の項目が新設され、すでに1000以上の医療機関がシステム導入を果たしているそうです。ただし、薬を処方して貰う場合は、病院から自宅まで郵送して貰った処方箋を患者が薬局に出向かなければならないという、サービスの一貫性を欠いた内容となっていました。


オンライン診療が認められるのであれば、当然にオンラインで服薬指導を受けられる様にしなければ、何の為のオンラインサービスなのか本末転倒な話しとなってしまいます。
そこで、愛知県の特区でオンライン服薬指導の検討が始まった訳ですが、利用の条件が厳しく必ずしも使い勝手が良いとはいえない様です。


オンライン服薬指導を受けるためには居住地から16Km圏内に調剤薬局がないという条件がある一方で、オンライン診療は緊急時に30分以内で行ける範囲に医療機関がなければならないという矛盾した規定となっているからです。通常は医療機関の周辺に門前薬局が存在する訳ですから、医療機関より遠い調剤薬局となると皆無に等しいのではないか。


処方箋薬は人命にかかわることは理解できますが、安全性の確保のための過剰な規制は情報技術で齎される患者の恩恵と規制のバランスを取らなければ、世界の潮流から取り残されることになりかねないので充分な議論が必要だと思います。しかし、どうして医療と処方箋薬でこうも一体感のない規制緩和が行われるのか不思議ですね。


私も日頃よく調剤薬局を利用していますが、何と言いますか恭しい態度の薬剤師さんにはへきへきとしています。待たされる割には、大した助言を頂ける訳でもなく、少し薬の効用に付いて質問しても直ぐに答えられない。自分は薬剤師だからという専門家としての威厳のような態度が見え隠れして、とてもサービス業という認識はないようですね。


処方薬の飲み方を説明するだけであれば、米国のピルパック社の様に毎回飲む薬を小分けにして間違いない様にすることだって出来ると思います。小分けする袋に服用する日時と朝、昼、晩を色を変えて明記すればそれで済む話ではないですか。薬の効用を知るにも、インターネットで検索すれば、誰にでも分かるように平易に記載されています。


それを対面で服用指導を堅持しようとするのは、薬剤師の既得権を擁護すると思われても仕方ないと思います。これも縦割り行政の弊害なのでしょうか。
今の日本の社会は、兎角、中央集中型のシステムとなっており、現場を一番よく知っている末端に至っては機能不全を起こしているといっても良いと思います。


現場は現場で決まり切ったことをルーチンに繰り返しているだけで目先の課題を改善しようとしない。考えようとしなくなっています。また、中央との距離も長くなってしまいますと、中央も現場で何が起きているか充分に理解が出来ないでいる。中央集中型組織全体が高度に硬直化したシステムとなっています。


その様な組織においては独創的なアイディアや考え方を採り入れて、組織を活力あるものに変革して行こうとする気概すらありません。これは、大なり小なり民間の大手企業においても言えることでしょう。だから、ある大手自動車メーカーではたて続けにデータ改ざん不正のようなことが明るみに出て来るのだと思います。


デジタル化社会を迎えるにあたり、これからは縦割りとなった既存の企業、企業が消費者の困っていることをサービスで解決して行くために、それに横串を刺して行く様に協働連携により新たなサービスへと変革して行く時代です。既成概念にとらわれることなく、その本質を捉えれば自ずと為すべき答えが出て来るでしょう。


今日もありがとうございます!
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