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第三次産業革命後の社会!

皆さん、おはようございます。
今日は真夏の天気も小休止、朝から結構な雨が降っていますね。
最高気温も30度に届かず、過ごしやすい一日になりそうですね。
今年の梅雨は雨が少なかったので、水ガメの嵩を増やす為にも恵みの雨ですね。



第三次産業革命後の来るべき社会動向について、コミュニケーション、モビリティ、エネルギー、働き方の観点から考えてみたいと思います。情報技術革新により、人々のコミュニケーション方法が変わるとともに、社会基盤である輸送手段が進化すれば、地理的、物理的、時間的な活動様式が変わり、ビジネス拠点をも変化させていきます。


動力源であるエネルギーのあり方が変われば、その輸送手段をはじめ、工場、発電所のあり方も大きく変えることになります。あらゆる所にIoTやAIが入り込み、中央集中型の上から下へのシステムが全体最適で効率良かったものが、個々の輸送手段、工場、発電所が各々部分最適を図り、水平連携を取りながら全体を構成する様になるのでしょう。


そうなると当然に私たちの働き方も変わり、ライフスタイル自体にも変化を来すと思います。産業自体が規模の経済を追求するだけでなく、範囲の経済をも追求しシェアリング経済を手掛け出しますと、個々の企業の運営方法もヒエラルキー型のピラミッド組織から、企業というプラットフォーム上で働き手がフラットに働くという関係になるでしょう。


第一次産業革命以降は、蒸気機関という動力源の発明により、それまで水力を動力源としていた家内工業の社会から、急速に会社組織による工業生産の集約化が起きています。
それまでの自宅に併設された仕事場での仕事から、働き手は会社に雇用されるようになります。この辺から仕事と生活が切り離される契機になったものと思われます。


輸送手段は、それまでの馬車であったものが、蒸気機関車、自動車へと変遷し、欧米諸国の鉄道網、道路網が張り巡らされる様になっています。蒸気機関は、やがてエンジン、電気モーターへと技術的な進歩を遂げて、高速化、低燃費へと向かい、産業や企業の立地を様々な拠点へと拡大させています。


コミュニケーション手段としては、第一次産業革命よりも遥か前に、グーテンベルクによる活版印刷の発明が世界中の知識レベルを底上げする契機となっていると言われています。それまでは書写により経典を書き写すのがあたり前の社会でしたが、活版印刷により書籍として飛躍的に普及することが可能となったからです。


その後、エジソンにより電話が発明され、それまでの輸送手段に頼った郵便網から、電話によるコミュニケーションが図られるようになり、私たちの仕事、生活の効率を飛躍的に高めるに至っています。現代において、パソコンや電話のない生活を考えてみれば分かりますが、いかに文明を進歩させたかが理解できます。


そして第三次産業革命に至る訳ですが、パーソナルにインターネットや情報端末を手にするようになっています。個々人が自由に世界中から情報を収集できる時代です。それらの情報端末を通して、IoTにより様々な自動車、家をはじめとするものや機器類と繋がることが出来るようになります。


輸送手段で一番大きなインパクトは、やはり自動車の自動運転ではないでしょうか。
これから益々運輸業界の労働需給が逼迫して行くことになりますので、それを緩和させるとともに時間に制約されずに自動車に乗っている時に好きなことをすることが出来ます。
カーシェアリングにより、好きな時に好きなように自動車を利用できる様になります。


動力源については、いま以上に電力に対する需要が増えて来ます。電気自動車然りですが、その為には蓄電効率を更に高めて行くことが必要でしょう。それとともに、現在の電力送電システムがIoTと結び付いて行きますと、広域で管理する現在の電力網の効率悪さが顕在化してくると思います。


やはり地域毎に電力を発電して地域で消費するのマイクログリッドが一番効率が良い訳です。地域間で電力需給ギャップがある場合は、互いに融通し合うことが出来ます。
この様に情報技術は、今まで社会に築き上げてきたインフラを全体最適で管理することから部分最適で管理することにより木目細かい効率を追求する時代になると思います。


部分最適を確立していながら、それはインターネットを通して国境を越えて様々な地域や人々と繋がり、水平展開するフラットな社会が到来すると思います。シェアリング経済は、その一つの現われと思います。個人の生活も、会社へ行って仕事をする時間とプライベートタイムの境目がなくなり、自律的な個性が求められるでしょう。


今日もありがとうございます。
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