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これからの日本の経済!

皆さん、おはようございます!
さぁ、7月も最初の一週間がスタートします。
考えてみれば、今年も早くも後半への折り返しなのですね。
今年は空梅雨で猛暑なのかもしれませんが、暑さに負けずに頑張りたいと思います。



日頃、マクロ的な視点で現在の産業構造を考えることが多く、経済合理性を追求した企業の行く末に限界を感じます。規模の経済を追求してきた企業の規模は拡大する一途を辿り、階層的中央集中型組織により組織内の機能を細分化(=専門特化)することにより、顔の見えない消費者を相手に大量供給を前提に企業を成り立たせてきています。


情報化社会の到来により、企業はますます効率性を追求する様になり、様々な業務をIoTやロボテックスにより自動化を進め、生産効率を高めて行くことは間違いないことでしょう。企業は一部の経営幹部と高度に専門的な技術者により運営される様になりますが、生産労働人口の減少が大手企業の従業員の減少を吸収すると考えられます。


一方で、人生100年の時代と言われる中で、大手企業に属さない人達も増えて行くと思います。これらの方々は、全国に点在する中小企業でセカンドステージを活躍されるか、生産消費者(=プロシューマー)として小商い型の事業を自ら営む人達も増えて行く様に思えます。人口動態として、都心一極集中も緩和されて行くのではないでしょうか。


情報化社会は、供給サイドを大きく変容させると同時に、生活者(=消費者)の購買心理をも大きく変化させていると思います。シェア経済にもその一端が認められますが、バブル経済の時の様に衝動的な購買を行わなくなっています。むしろ、ユースド品に価値を見出したり、不要不急のものはタイムシェアで済ませてしまいます。


それ以上に、インスタグラムをはじめとするソーシャルネットワークの普及により、自らのライフスタイルに合致する生産者の思いのこもった顔の見える商品の消費に積極的であり、その様な商品であれば地方であろうとインターネットを通じて買い求める傾向が見られます。口コミで知り得た商品の中に本物の商品があることを知った訳です。


自分達の日々の生活を越えたところに、いままで知り得なかった素晴らしい商品が多く存在することを発見し、スマートフォン片手にその様な商品を探しに心の旅する日々を送ることがライフスタイルと成りつつあるように思います。その様な消費者心理を前にして、大手企業が築き上げてきた規模の経済が砂上の楼閣として崩れかけている様に見えます。


最近、頻繁に松本へ訪れる機会が増えています。地方都市を見ていますと、その地域固有の資源を上手く生かして、生産者と消費者の顔が互いに見えるご商売をきちんとされているなと感心します。これが商売の基本なのでしょうが、この地方経済の素晴らしいところを目の当たりにしますと、逆に大手企業の課題が浮き彫りになって来てしまいます。


やはり大手企業は余りにも経済合理性を追求し過ぎてしまい、いまや全体最適が図れなくなりつつあるように感じます。その点、地方経済はそこに住まわれる人々が主体となった商売が上手く地域に溶け込んでいる様に見えます。しかし、その様な地方経済も現状は人口減少や高齢化問題が顕著になり、必ずしも順風満風ではないでしょう。


ただし、消費者心理は間違いなく変化していますので、これからの中小・零細企業も情報ネットワークを活用して行くかが一つの鍵となる様に思えます。地域地域には素晴らしい資源が沢山あります。営まれているご商売も、その資源の一つとして数えられると思います。それをどの様にして生活者に贈り届けるかが今後のテーマだと思います。


大手企業は、いままで資本の論理を前提に規模の経済を追求してきたのに対して、地域経済は人的資本や社会的共通資本といった昔から歴史の中で受け継がれた資本を生かして商いが営まれています。情報化社会の中で、両者が上手く調和した新たな社会へ向かっている様な気がしてなりません。


ある地方都市の経営者は「周回遅れの一等賞」ということを良く口にしますが、正しくその様なことが起こり得る社会に変容するのではないでしょうか。一度、人の手から遠く離れてしまった経済が再び私たちの下に戻って来る、その様に形容してみたくなります。経済とは人々の生活の為にある訳ですから、行き過ぎた経済には自浄作用が働くでしょう。


もう少し時間が経てば、社会の動きがもっと明確に見えるようになると思います。
日々の企業活動や消費者心理の端々を目の当たりにしますと、その様に思えてなりません。これからも、その様な観点から個々の経営問題に焦点をあてて記して行きたいと思います。よろしくお願い致します。


今日もありがとうございます。
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