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広がるシェア経済!

皆さん、おはようございます!
今日も雲が多いですが夏の澄みわたる青空が広がっています。
週間予報を見ましても雨マークが一切ありません。
今年は空梅雨で、このまま梅雨明けとなるのでしょうか。



6月15日施行の民泊新法でシェア経済に関心が高まるなか、各分野でさまざまな新サービスが広まっています。若者を中心に「所有」より「シェア」を選ぶ傾向が強まっているようです。人口減少、少子高齢化などで国内市場が縮小するなか、企業もシェアリングビジネスを収益源に育てる動きが高まっています。


紳士服のAOKIやレナウンでは毎月一定額を払うとスーツ、ワイシャツ、ネクタイ一式を借りることができ、商品は毎月交換されるサービスをはじめています。ヤマハ発動機やハーレー・ダビットソンはプレジャーボートや大型二輪の時間貸しサービスを、イケア・ジャパンに至っては家具レンタルを始める計画を持っているそうです。


これらのビジネスは購入せずに利用料を支払う「サブスクリプション(=継続従量課金)」型と呼ばれています。従来、企業の多くはモノやサービスを販売して稼いできましたが、シェア経済の台頭は今までのビジネスモデルを根底から揺るがすものであり、新たな顧客層の開拓とともに新たなビジネスモデルの確立を急ぐ状況にあります。


シェア経済は「食」の分野にも広がっており、飲食店の店舗やスタッフをシェアする動きも出ているようです。食のイベントを開きたい料理人と、店舗やスタッフを提供できる飲食店を仲介し、参加者に向けてイベントを告知することなどが考えられます。既に米国では飲食店の空き時間を利用したシェア経済が日常的に行われているようです。


この食のシェアの場合、店舗やスタッフをシェアするという意味にも取れますが、それをシェアして貰う料理人が必ずしも料理をつくることを専門とするプロでなくとも、料理が好きで造詣の深い個人(=消費者)でも出来るという意味では、料理人自身も料理をシェアしていることになると思います。


宅配を考えてみますと、宅配といったら一般的に社員が各家に荷物を届けますが、これを社員ではなくその時に手の空いている個人(=消費者)にスポット的に配達業務を委託することも可能な訳です。配送員のシェア、もう少し具体的に言いますと「労力」をシェアすることが可能となります。既に欧米やアジアではこの手のシェア事業が始まってます。


ここで紹介した企業が手掛けるシェア経済と言われる各事業は、どちらかといいますと従来からありましたレンタルやリースといったビジネスモデルに近いと思います。サブスクリプション方式との違いは、それが継続して利用料を支払いますが、リースの様に対象となる商品が固定されずに入れ替えが可能な点でしょうか。


シェア経済を厳密に定義付けしますと、飲食店や宅配の人のシェアビジネスの様に消費者と供給者の境目がなく、個人が消費者にも供給者にもなれるプロシューマー(=生産消費者)であるということが出来ます。先日、株式を公開しましたメルカリのビジネスがそれに該当します。個人が中古商品を売り買いできるビジネスです。


その意味では企業が提供するシェア事業というのは、どちらかと言いますと広義のシェア経済と整理した方が良いかもしれません。それから、狭義のシェア経済を実現する為には、個人の供給者と消費者を仲立ちするITプラットフォームが必要となります。メルカリやエアー・ビーアンドビーはこのプラットフォーマーという位置付けになります。


勿論、シェア経済を広義に捉えようが狭義に捉えても、根底にありますのは消費者の心理がモノを「所有」するのではなく「利用」を選好する形に大きく変わって来たところにあります。これを大量消費時代に対する反動とみるかは分かりませんが、少なくとも消費者が企業に踊らされることなく生活が堅実になってきたと見るべきだと思います。


不用不急のモノを買うのではなく、借りる、シェアするように変容している訳です。シェア経済は企業が仕掛けた新たな商売の形態というよりも、生活者の間から必然として生じて来ていることから、時間とともにシェア経済は広がり定着して行くものと思います。
シェア経済で着目したいのは、個人でも供給者になれるところです。


それが、労力である場合もありますし、モノのシェア、お金のシェア、情報のシェアであっても良い訳です。今まででしたら新たに事業をはじめるのにリスクが付きまとうものでしたが、そのビジネス自体もシェアすることによりリスクを分散させ、個人でも容易に供給者となることが出来る時代にとても興味深く思います。


今日もありがとうございます。
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