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コンビニ業界のこれから!

皆さん、おはようございます!
今日から、また月曜日がスタートします。早くも6月も後半ですね。
梅雨空とはいいましても弱い雨が多く、傘が登場する場面が少ない様に思います。
例年に比べて、今年ほど梅雨に気を止める年はなかったかもしれません。



拡大を続けてきたコンビニエンスストアの出店にブレーキが掛り始めてきたようです。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの2018年度の店舗純増数が約1100店となり、この10年間でピークであった5年前の約1/3になる見通しです。
コンビニエンスストアの国内店舗数は5万5千店を超え飽和感が出ているのでしょう。


1970年代のコンビニエンスストア草創期は、立地の良い酒屋さんや煙草屋さんをコンビニへ業態転換しながらフランチャイズ事業の業容拡大をして行きました。酒屋さんや煙草屋さんからしてみましたら、それまでの専門店から総合小売店へ転換することにより売上を増やすことができ、何より商品調達が一括して行われる利便性もあったと思います。


現在ではすっかり街なかの24時間オープンする利便施設として、地域住民の支持を得ている存在にありますが、既に全国に張り巡らされた店舗網を持つ中で、今までの様に新規店舗出店によってコンビニエンスストア業界として成長して行くのは難しくなっているということでしょう。それが、各社とも質の転換に向かわせている理由だと思います。


セブンイレブンでは、PB商品をはじめとする商品開発に力を注いでおり、単に商品を仕入販売するフランチャイズ展開に留まらず、メーカー機能を持った小売店業態として進化しています。お弁当やPB商品をはじめとする食品分野においては、季節折々、これでもかという位、味の良い新商品を投入して来る姿には感動すら覚えます。


また、新たな取り組みとして、ネットコンビニの計画をしている点については、今後、高齢化が著しくなる世の中において、デリバリーをして欲しい高齢者は益々増えて来るでしょう。その取り組みの中で、店舗を中心とした地域配送網を新たに築こうとしている点については、新たな地域雇用の観点から素晴らしい取り組みだと思います。


ファミリーマートについては、最近、ドンキ・ホーテと協業した新店舗を試験的にオープンしましたが、店舗売上に後塵を拝している同社にとって、若者に照準を当てて新たな業態を確立したい焦りが見え隠れします。今まで築き上げてきたファミリーマートブランドとどの様に一線を画して行くのか、今後の動向を見守って行きたいと思います。


コンビニエンスストアに対して思いますのは、取り扱っている商品が全国一律の標準化していることが少々残念に思います。特に食品は、その地域地域の特産品があると思いますので、その様な特産品を前面に出した地域ブロックならではのコンビニエンスストアの顔があっても良いのではないかと思います。


どこの地域のコンビニエンスストアに行っても、どこの棚に何を陳列するかまで標準化されていますが、地域毎に売れ筋商品も異なるのでしょうから、店舗ごとの顔もあって良いと思います。また、それを際立たせる為にも、地域の利便施設として、店員さんとの気の利いた、暖かみのあるコミュニティがあっても良いのではないでしょうか。


小売業も規模の経済を追求して、仕入商品のコストダウンを図る事業構造であることは理解できますが、余りにも商品種を絞り込み過ぎますと、買い手側にとっても商品を選ぶ楽しみが希薄となってしまいます。自分が納得して求めた商品というのは、何となく嬉しくなるものですが、その様な機会が今の社会で失われつつあるのが残念でなりません。


確かに求める商品の中にも、機能性と価格を重視するような商品もありますが、こと嗜好品になりますとやはり自分の好みが色濃く出て来るものです。私たちの身の回りを見渡してみますと、その様な嗜好品までが標準化されている現実があります。企業も少しばかり、その辺について気が付きはじめても良いのではないかと思います。


今の資本の論理の問題点として、所得格差がクローズアップされていますが、実は企業は留まることなく成長をし続けて行かなければならないことから、売上成長が鈍化して行きますと、コスト削減に通じる効率化や標準化ばかりに目を奪われがちになります。
結果として、究極の小売業として無人店舗などという話しにまで至ってしまいます。


これからのコンビニエンスストアは店舗ごとの売上を如何に高めて行くかという質への転換が求められます。その時に、つくり手の思いがつかい手に伝わり、お店とお客様との間に何らかのコミュニケーションが醸成される仕組み作りを行う必要があると思います。 異業種と組んだ複合店舗を模索することも、地域の利便機能としては望ましいでしょう。


今日もありがとうございます。
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