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思いを繋げるクラフトフェア「にわのわ」!

皆さん、おはようございます!
今日も朝から素晴らしいブルーの空が広がっていますね。
湿気が少なく朝と夕方は涼しく、日中は燦々と輝く太陽が初夏を思わせます。
今年は梅雨の合間にも、この様な天気が見れそうですね。



一昨日の日曜日に千葉県佐倉市で開催されていました「にわのわアート&クラフトフェア・チバ」へ行って参りました。陶磁器、ガラス細工、木工、彫金、染織などの様々な素材の「つくり手」を集めたクラフトフェアが全国各地で開催されています。5月末には松本でもクラフトフェアが開催されたばかりです。


この「にわのわ」は佐倉城址公園の野外会場と町内の古民家を活用した企画も加え、まちとの繋がりを意識し、「つくり手」と「つかい手」が優しく繋がる場であることを直ぐに見て取ることができます。最近のものづくりへの関心の高まりでしょうか、来場者数も年々増加しているようです。


各ブースを巡り歩きますと、つくり手のおもい思いのデザインの作品が展示販売されている訳ですが、どのブースに行きましても二つとして同じ作品はありませんので、見ていて飽きさせません。むしろ、つくり手も自分の好きなものを創って、それを生業として生計を立てられるのなら、そんなに結構なことはないと思います。


つくり手の皆さん、今回のフェア参加のみならず、普段、自分の制作した作品を買い求めることが出来る地域内のお店を紹介しています。クラフトの醍醐味は、つくり手とつかい手が人的に繋がり合い、双方向に人間関係が構築されている(これから構築する人々をも含め)ところが魅力の源泉なのでしょう。「小商い」という言葉が想起されます。


小商いという言葉から、どの様な商いをイメージするでしょうか。気軽なお小遣い稼ぎ、片手間の商い、趣味的な楽しみ。。いろいろと有ると思いますが「思いを優先させたものづくりを身の丈サイズで行い、顔の見えるお客さんに商品を直接手渡し、地域の小さな経済圏を活発にしていく」という意味に要約されるのではないでしょうか。


全国各地を見渡しますと、多くの人がものづくりを行い、店を持たずに小商いの収入を中心に暮している人々が確実に増えている様に思えます。
とても人間らしい、小商いで自由に地域に身着しながら働く姿を思いますと、いまの社会では失われた何かを感じさせます。


産業革命以降の近代化により、ものづくりは機械化、大量生産による規模の経済を追求してきました。経済合理性の下、マスプロダクション製品を大量に消費し、私たちは物「量」的な欲求を満たして来ましたが、その間に物「質」的な欲求を置いて来てしまったのかもしれません。ここでの質は、手作りの風合いというものです。


規格化製品は、それはそれで便利で重宝ではありますが、必ずしも文化的な所産としての温もりを感じるものではありません。人間には、もともと芸術的なデザインに人としての機微に触れ、触発されるところがあるのでしょう。創造力に対する駆り立てるものだと思います。目に見えない将来に対して、自分なりの思いをモチーフする。


消費者は、ますます小商いたちが制作する手作り感のある製品を自分の暮しの身の回りに置きながら、いつかは自分も小商いの仲間入りをしたいと考えるのではないでしょうか。
プロシューマ(=生産消費者)という言葉があります。情報技術の進展がシェアリングエコノミー(=共有経済)を実現し、消費者が供給者の立場をも兼ねる在り方です。


シェアリングエコノミーであるメルカリを上げれば分かりやすいと思います。
メルカリはユースド商品の販売ですが、それに趣向を凝らしてそれを楽しみとする生産消費者もいる訳です。3Dプリンターを駆使して、DIYの如くものづくりに励み、それを販売することにより自己実現する消費者もいます。


その時に注意をしなければならないのは、つくり手とつかい手が人間的な関係で継続的に繋がっているという情緒的な部分があるということだと思います。この部分は産業としての企業には真似が出来ない部分だと思います。江戸時代の商人文化ではありませんが、日本人のDNAなのかもしれません。


これからは、マスプロシューマ製品とパーソナルプロシューマ製品とが混在する精神文化を深めて行く時代になる様にも思えます。
時代がどの様に変わるかは、企業をはじめとする供給者が決めるのではなく、私たち豊かな暮らしを求める生活者が鍵を握っていると言えるでしょう。


今日もありがとうございます。
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