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思いを紡ぐクラウドファンディング!

皆さん、おはようございます!
今日は曇り空ですが、天が高く感じます。
週末にかけて雨模様が続くようですが、気温は落ち着くみたいですね。
微妙な気温で寝苦しい日が続いていましたからホッとしますね。



クラウドファンディングをご存知の方も多くいらっしゃると思います。
不特定多数の人からインターネットを介して小口資金を集め、資金の必要な人と提供者を結びつけるインターネットの仲介サービスの仕組みです。クラウド(=Crowd。群衆。)とファンド(=Fund。資金。)を組み合わせた呼称です。


このクラウドファンディング市場が2017年度は1090億円で、草創期の2013年度の8倍強にまで拡大してきているようです。確か2015年度でも300億円代でしたから、それと比べてみましても3倍強にまで拡大していることになります。
その中でも農業特化型のクラウドファンディングは伸び率が著しいようですね。


食の安心・安全への関心が高まっていることを背景に、農業を個人で応援する動きが広がっているようです。SNSの普及により、ネット通販で個人が農家と直接つながることに留まらず、小口出資のクラウドファンディングのお返しとして農産物や加工品を届ける、購入型クラウドファンディングが増えているようです。


小口出資をする消費者も、スーパーマーケットで販売されている商品化されている顔の見えない農産物よりも、農家の農産物生産にかける拘りや、思いをSNSを通じて共有することによる深い結びつきが安心感を得ているものと思います。また、その背景には消費者の自分の暮しを豊かにする逸品としての思いが込められています。


私も何度かIoT製品をクラウドファンディングで小口資金を集めたことがありますが、生産者のその製品にかける思いを如何に表現できるかがポイントであると思います。
ただ単に、その製品の良さを訴求するのみならず、なぜそれを遣る必要があるのか、生産者の考え方、思いに共感を持って貰えることが大切です。


今の世の中、ネットワーク技術が発展し、誰しもがSNSを利用して自己表現することが出来ます。このSNSによるコミュニケーションの良し悪しは、技術的に見てくれが良いということではなく、如何に自分の思いを素直に表現できるかが大切ではないかと思います。その為のある程度の文書表現力というものは身につける必要があるかもしれません。


最近、クラウドファンディングは地域の金融機関と連携することが増えています。創業間もない事業者による資金調達や今般の農業事業者向けの資金調達は、商品の販売に不透明感が拭い去れないため、金融機関の立場として融資を行い難い部分があります。融資を行っても、販売が思い通りに進まなければ返済が滞ってしますからです。


それに対してクラウドファンディングの場合ですと、一種の予約販売として代金を小口資金として前払いして貰えるので、販売先を先に確定することが出来ます。きちんと商品を小口資金の出し手に届けられるかという評価については、クラウドファンディングの運営者が行い、小口資金の出し手に判断を委ねることになります。


このクラウドファンディングを通じた予約販売型の実績を地域金融機関が融資の際に積極的に評価しようという動きに繋がっていることが、クラウドファンディングと地域金融機関の連携に繋がっていると言えます。金融の世界のバリューチェーンということが出来ると思います。クラウドファンディング市場の成長にも繋がると思います。


ネットワーク社会の到来により生まれたクラウドファンディング市場ですが、良くよく考えてみますと、これもシェアリングエコノミー(=共有経済)の一形態ということが出来ます。しかも、小口資金を集める事業者も生業としては消費者であり生産者の立場にもあるプロシューマ(=生産消費者)なのでC to Cであると言えるからです。


そうです、メルカリが洋服等ユースド品のシェアリングエコノミーであるのに対して、クラウドファンディングのそれは「資金」を対象としたシェアリングエコノミーなんですね。その意味では小口資金を提供する対象となるコトは、何かのモノを見返りとして届けることでなくとも良い訳です。


例えば、大志を持つ若者がその志を達成する為に必要な資金を調達する寄付型のクラウドファンディングも当然にあり得る訳で、その志に小口資金の出し手に共感して貰えるかどうかが大切になります。自分が若い頃に出来なかった夢を託すということもあると思います。これからの時代、「思い」が人々を深くつなぎ結び付けて行くのでしょう。


今日もありがとうございます。
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