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カジュアルで仕事をする!

皆さん、おはようございます!
GW以降、まるで春先に戻ってしまったかのように寒い日が続きます。
気温は明日から平年並みまで上がるそうですが、週間天気予報を見ますと所々に傘マークが出ており、まるで一足飛びに梅雨入りかを思わせます。



4月からパナソニックがジーパンやスニーカーでの勤務を解禁しているそうです。
先日は元パナソニック出身の岩佐琢磨氏が率いるスタートアップ企業シフトールをパナソニック傘下に納めるなど、スタートアップに転職した「辞めパナ」を呼び戻したり、外部の力で社内起業を促したりと、矢継ぎ早に新たな取り組みをはじめています。


これまでのパナソニックといいましたら、朝から松下幸之助がつくった「七精神」を唱和するなど、一糸乱れぬ名門企業としての組織力を追求すべく、日本型の集団として帰属意識を高めてきたという印象があります。それが、ここへきて歯車化してしまった大企業病へメスを入れるべく、柔軟な組織体制への変革に舵を切っています。


きっかけは旧松下電器産業の出身で、ダイエー、日本マイクロソフト社長などを歴任し、昨年4月にパナソニック専務取締役として戻った樋口泰行氏の「言い方は悪いが『門真発想』ではもう限界」という発言にあったようです。同10月には担当するカンパニーを拠点の門真市から東京へ移転し、服装も自由にしたそうです。


先日、決算会見を行った伊藤忠商事では、会見の席上、会長、社長がジャケットにジーンズ姿というカジュアルな服装で現れ、昨年より採り入れているカジュアルな服装で出社する曜日を水曜日だけではなく、金曜日にも拡大する旨に言及しています。その理由として社内で働く方々全てが「これからの商社は頭を柔らかくする必要がある」としています。


背景には、食品、アパレルなど生活用品領域を主要事業とする同社にとって、今まで構築してきたメーカーからスーパー等小売店に至るまでの商流のバリューチェーンが、米アマゾンの様なネット通販事業者によって足下を脅かされていることがあります。最終消費者と直接繋がっているネット通販事業者がリアル店舗に触手を伸ばし始めているからです。


それに向かい打つためには、総合商社も自ら情報武装を行い、リアルな商流とともにそれらを最終消費者を基点にネットワークで繋げて行かなければなりません。
今まで取り組んできたことの延長線上で物事を考えていたのでは、とても商流の情報ネットワーク化なんていう発想には繋がらないという危機意識があるのでしょう。


服装をカジュアルにすることによって会社の変革が可能なのかと思われる方も多いでしょう。確かに、服装だけでなく組織運営の在り方や働き方そのものを同時に変えて行かなければいけないと思います。ただし、社員の皆が同じ様なスーツやネクタイを身に纏っていては、視覚的に横並び意識を暗黙のうちに脳で受け止めてしまいます。


いま必要なのは、何ら固定観念に囚われないフレキシブルな発想と自律的な行動力です。
制服の様な服装をしていては、何やら意識が組織への帰属の方へ向かってしまうのは誰しもが経験のあるところだと思います。制服とは集団意識を醸成する為にある様なものですから。GWの様に日々思い思いの服装をするのとは真逆の関係にあると言えます。


休日に私服で出勤した時を思い浮かべれば、平日に会社で仕事をするよりも捗るという経験をお持ちの方も多いものと思います。周囲に関係者がいないことも捗る原因だと思いますが、その時の自らの心に耳を傾ければ平日に比べてストレスがないことに気が着きませんか。このフローな気持ちを平日の仕事にも持つことが大切なんだと思います。


大手家電メーカー、大手総合商社が勤務時間の自由な服装を認め始めたことは良い流れだと思います。情報化社会の進展によって、社会の仕組みが大きく変わります。
ビジネスの世界でいえば、成熟した市場の中で資本の論理だけで規模の経済を追求するのではなく、範囲の経済(=共有経済)の方へシフトして行く様になります。


個人消費者も、いままではモノの欲求を満たすための行動から、自分ならではのコトを満たすための行動に移り変わっていることが明らかです。暮らしの大部分を占める仕事についても、今までの様に高度に専門分化した複雑な組織では、人間を疎外してしまい息が詰まってしまうことは誰しもが感じていることです。


明治維新以降、産業界が主体の社会の仕組みが作られて来ましたが、情報技術革新は私たち生活者を主役とする社会の仕組みへと変革することになります。そろそろ企業戦士たちも生活者個人の視点で自分の仕事を見つめ直してみるタイミングではないでしょうか。
自分の中に潜んでいる可能性をいまいちど開花させるべき時でしょう。


今日もありがとうございます!
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