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情報技術によるモノづくりの時代!

皆さん、おはようございます!
今日は素晴らしい青空が広がっていますね。
昨日までの春の嵐もおさまりましたが、気温が低めです。
大気の影響が不安定ですので、健康にはくれぐれも気を付けて下さいね。



情報化社会。私たち消費者が受ける恩恵としては、スマートフォンで象徴されると思います。自分の好きな時に、好きなことを情報検索したり、発信することが出来ます。今まででの紙媒体やテレビという、マスマーケットにより一方的に発信される情報を受用しているだけの時代から比べますと、想像も付かないくらいパーソナル化が進んでいます。


このパーソナル化に焦点をあてた新たなサービスとして、ライドシェア、カーシェアリング、駐車場シェアなどのC2Cのビジネスが誕生しています。
今までの社会はマスマーケットを前提とした、規模の経済を追求する産業主体の社会と言えますが、その産業構造も少しづつ変化しつつあるようです。


大手メーカーでは、規模の経済を前提に大量生産の製品をマスマーケットに販売できる様に、生産体制、開発体制、そして流通体制を組み上げてきました。
圧倒的な企業規模と資本力にものを言わせて、他者を寄せ付けない強みを発揮して来ています。ところが情報化社会がその強みを根底から揺さぶりを掛けている現状があります。


消費者がSNSやインスタグラムで自分の好みに合う商品を選び、マス商品を買わなくなってきています。ビールなどが代表的な例でしょうが、ナショナルブランドのビールの販売が低迷する中で、地ビールと言われるクラフトビールの販売が堅調です。
この様な消費心理に対して、大手メーカーも手を拱いてはいられません。


「スモールマス」への対応を進め始めています。スモールマスとは、クラフトビールの様に、少量ではあるが一定の消費量のある商品が複数集まれば、単一商品を大量に販売するマス市場と同様に見なす考え方です。以前ご紹介したキリンビールによる地域のクラフトビールメーカーとの連携関係が良い事例だと思います。


オープンリソースさながら、自らの販売チャネル、販売促進、物流、生産といったインフラをクラフトビールメーカーに開放して、自らもビジネスとして報酬を得るという事業の考え方です。スモールマスはそれだけではなく、自社製品開発にSNS等により集まって来る消費情報を活用して、大手企業が少量生産をも手掛ける考え方です。


その少量生産した商品の購買情報を活用して、新たな少量のニッチな商品を市場に提供する。正しく10数年前に言われていたロングテール戦略を大手メーカーが手掛けはじめていることです。ロングテール戦略とは、インターネットを用いた物品販売の手法、または概念の1つです。


販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えること、または対象となる顧客の総数を増やすことで、総体としての売上げを大きくするものです。
このロングテールとも言えるスモールマス市場を取り込んで行くためには、今までの規模の経済による単価の低減では対応できません。


最近では、大手企業の製品開発の場面でも、情報技術が活用されており、今までの技術者による勘と経験に頼っていた部分がAIに置き換えられています。開発期間を大幅に短縮して、開発コストの低減を模索しています。例えば自動車メーカーでは、試作車によるデーター解析をコンピュータグラフィックにより行いはじめている様です。


実際の試作車で実験を行うと、手間も時間も掛かるので、コンピューターの中の仮想試作車を使って様々なシミュレーションを行い、実験データを集め、製品化に繋げようとするものです。また、化学メーカーでは、物質特性データのデーターベース化を行い、AIを使い配合後の化合物の物質特性や利用方法を割り出すことを模索しているようです。


大手メーカーの機械技術による生産の時代から、情報技術により生産をする時代へシフトしてきているといって良いと思います。大量な事業に関わるデーターをAIにより解析して効率化を図っていくことが核となる経営資源になることを考えますと、必ずしも開発機能と生産機能などを社内に持つ必要がなくなるかもしれません。


少量生産を効率よく行える工場に委託生産をすれば済む話しですから。この様にこれからの社会は自らが得意とする専門分野に機能分化し、その機能分化したもの同士が互いの専門性を補完し合いながら、一つの形を作って行く、そんな時代になると思います。もちろん職人の持つ技もそのネットワークの中に包含され活かされ続けて行くのでしょう。


今日もありがとうございます。
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