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人財のシェアード化!

皆さん、おはようございます!
2月の朝5時代といいますとまだ外も暗かったのですが、もう既に明るくなっています。
空を見上げますと今日は青空で、気温も21度まで上がるようですね。
桜の花も満開になるのではないでしょうか。



来春新たに学校を卒業される若者達の就職活動も、既に佳境を通り越しているのかもしれません。各社の採用人数も業界や企業の事情により大きく異なるのでしょう。
メガバンク3社は低金利政策による業績の厳しさにより各行とも例年より採用人数を3割削減し、合計で2100人程度になる模様です。


窓口業務などの定型化できる業務のシステムへの置き換え、また女性行員の育児休暇充実等により退職者が減少していることも採用を抑制する理由となっているようです。それ以前に、とにかく優秀な人材の頭数だけを揃えるといった、粗っぽい人材採用計画への反省が、人材の無駄遣いをしない体制へと向かわせているようです。


ウエスチンハウス買収失敗に喘ぐ東芝では、会社の再興の要になるのは人財であるとの考えから、業績不振にも拘わらず例年より7割増の1500人の採用を計画しているとのことです。若い力に会社の将来を託す考え方は理解できますが、官僚化している組織体制の中で、どこまで人財を活かしきれるのかが問われると思います。


一方、労働力人口の減少が顕著になる中で、パートタイマーやアルバイトを正規社員へ登用することにより人財の確保を急ぐ流通業界、運輸業界、外食産業の中で、すかいらーくグループが3000店舗の業態を超えた店舗で、グループのパートタイマー10万人を共有して、グループの都合の良いどの店舗でも働ける様に改革をするようです。


今まで業態によって区々であったサービス内容、マニュアルを全業態で統一標準化させて、パートタイマーが働きたいときに好きな店舗を選んでシフトを入れることが出来る様にするそうです。まるでシェア経済を思わせる様なこの取り組みは、パートタイマー等が働きやすくなるという点では、双方にとって良い取り組みであると思います。


同様の仕組みをタリーズコーヒーも導入するそうです。この仕組みを突き詰めれば、サービス内容・マニュアルを標準化させれば、企業グループの枠組みを超えて取り組むことも出来るのではないでしょうか。例えば、地域の同一業態の中小事業者が連携し合い人財を融通し合うということも可能でしょう。


日本で企業の終身雇用が定着したのは、高度経済成長で極端に人財が不足した戦後からのことです。その時代は、とにかく人財を確保さえすれば、それに伴って企業は成長することができました。現代は、先行き人材の不足が懸念されるが、当時の様に人財を確保しても必ずしも成長できる時代だとは言い切れません。


もっと木目細かく、人事戦略を考えて行かなければならない時代であるといえます。
今回のすかいらーくグループやタリーズコーヒーのそれは、定型化され標準化が行える業務の効率的な運用と言えますが、ある程度のスキルと経験が必要な仕事についても、既にシェアードサービスとして確立されています。


シェアードサービスとは「グループ内で個々の企業に置かれている人事や経理、総務などの間接業務を1か所に集中、統合させること」です。いまやシェアードサービスもグループ内の業務だけでなく、グループ外の業務をも積極的に受託する様になっています。
既に10数年前からシェアード経済の考え方が顕在化していたんですね。


それでは個人の能力に依存する燻銀の技をもった人財の働き方はどうでしょう。例えばデザイナーや職人芸を持つ人々が当て嵌まると思います。これらの人財も、最初は企業内で下積みの仕事をこなしながら自身の能力を高めて行きますが、ある時点になりますと独立して様々な企業をクライアントとする様になります。


正しく自分の腕で稼いでいる人たちですね。これらの方々は、様々な企業における主にクリエイティブな仕事に携わることによって、企業横断的な経験値として腕を磨いています。この様に見て参りますと、企業組織に蓄積すべきノウハウなり技術を必要最低限の本業に関わる部分に限定し、人財の流動化が進んでいることが分かります。


その核となる経営資源を活用して収益を最大化する箱(=ビークル)が企業ということになるでしょう。核となるノウハウや技術をより進化させる為には、論文や研究書といった知的財産だけではなく、それをどの様に活用して行くかを考える人間の力が大切なのでしょう。人財が能力を発揮できるオープンなプラットフォームが望まれるでしょう。


今日もありがとうございます。
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