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新規事業のこころ構え!

皆さん、おはようございます!
最近、6時前には空が白みはじめて来ます。
3月に入り、確実に陽の時間が延びていることを実感する様になっています。
季節が刻々と冬から春へと変わる瞬間を感じられるところが日本人の情緒なのですね。



楽天が携帯事業の電波取得の申請を行ったようです。
1億人もの楽天会員を背景に、ネット通販および金融サービスといったコンテンツとの相乗効果に商機ありとみた新規事業進出と言われています。既に大手キャリア3社による寡占状態となっている成熟産業の中でどの様な戦いを挑むのでしょうか。


既にフリーテル(企業名はプラスワンマーケティング)よりMVMO(=自前で回線網をもたずに他の通信事業者から借り受けて、自社ブランドで再販する通信サービス事業者のこと)事業を買収しておりますが、これは携帯事業進出に向けた人材やノウハウの獲得を目的としたものだったのですね。


果たしてこの新規事業は成功を収めることができるのでしょうか。
起業をはじめ、新たな事業に参入する切っ掛けは様々だと思います。電子マネーのQR決済を営むベンチャー企業の経営者は、武者修行でアフリカを訪れた時に、既に普及しているQR決済を目の当たりにして、日本でも普及しない訳がないと思ったそうです。


不動産取引のIT化を目論むベンチャー企業の経営者達は、日本で賃貸住宅を借りるのに手間も、時間も、費用も要することに疑問を持ち、業界に一石を投じることが動機となっています。不動産事業も玉石混合の事業者が凌ぎを削っている業界ですので、利益を侵害される業界の反発が予見されるところです。


松本で林業企業を営む女性経営者は、山と繋がるまちづくりを構想しています。現在のまちは自然界とは分離された形で存在している様に見えますが、実は人間は自然のメカニズムに組み込まれており、それとの相互作用の中で活かされている存在であることから、その分断された循環過程を再生してあげるという理念をお持ちです。


私もITハードウエアーのベンチャー企業に身を置いている時に、サービス業をはじめとする非メーカーが、自社オリジナルの情報端末を欲していることに気が付き、それらの企業に対してノンブランドの製品を受託開発する事業を思いつき新たに事業を始めた経緯があります。


新規事業を始める理由は十人十色、人の人生の数ぶんだけその理由がある訳です。
事業を始める理由に、良いも悪いもありません。ただし、難しいのはどんなに理路整然とした理由を持った新規事業であっても、必ずしも成功する訳ではないということです。
新たに事業をはじめて10年間存続する確率は10%にも満たない現実があります。


新たな事業を始めるには、失敗することを考えずに、果敢に攻めて行くことが大切ですが、失敗することもありますので、最悪のことを想定した安全地帯を用意しておくことも必要です。新たに必要となる初期投資は、最初からそれに視合うお金を持っていればそれに越したことはありませんが、通常は何処からか資金調達をしてくることになります。


資金調達をすれば、いつかはお返しをしなければなりませんので、仮に事業に失敗しても自分で返済できる金額に留めておくことも、一つの考え方かもしれません。
それから、様々な新規事業の動機があるわけですが、それが自分事の仕事であってはならず、他人事(=ひとごと)の仕事である必要があります。


それがどう言うことかと申しますと、ついつい自分であれやこれやと考えていますと、そこに自分目線で市場のニーズがある様に思えて来てしまうのですね。どんなに素晴らしいと思えるような事業計画であっても、需要者の生の声に勝るものはありません。その様な実需に裏付けられた他人事の為に資する事業である必要があります。


その様な事業であれば、気功ではありませんが、無理なく力むことなく自然にモノが売れて行くというものです。とかく顧客目線で物事を捉えているようで、実は自分の目線で他人を視ているということが往々にしてあるものです。この大切な一点を守れるか否かが、どんなに立派なロジカル戦略よりも勝るものではありません。


マーケティングにも3C(=Customer、Competitor、Company)や4P(=Product、Place、Price、Promotion)等のフレームがありますが、現状のポジショニングを俯瞰しているに過ぎません。必要なのは需要者の潜在的なニーズをも含めたモチベーションを理解することにあります。経営者は市場の生の声に耳を傾けられるかが大切です。


今日もご覧いただきましてありがとうございます。
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