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本質を考える!

皆さん、おはようございます!
昨日は、本当に寒い一日でしたね。あまりの寒さで、お湯が出なくて困りました。。
つくづく思いますのは、東京の街の機能は降雪や寒波を想定してつくられていないことに気付かされる、この一週間だったのではないでしょうか。


主要ターミナル駅などは、同じ時間帯に一気に人が流れると目詰まりを起こし、たちまち人が溢れかえってしまい、立ち往生してしまいました。
過密ダイヤで走る電車も、雪による徐行運転により電車間の間隔が狭まってしまい、更に徐行や繰り返しの一時停止を余儀なくされてしまいます。


クルマが行き交う道路も、そもそも道路を除雪する設備が整っていない為、降雪が止んでもクルマに踏み固められて圧雪となり、更にはこの寒波でアイスバーンとなるからクルマ利用を敬遠してバスを利用する。当然、バスもそんなに利用者がいるとは想定していませんのでお客さんを収容しきれず、積み残しています。


自宅も氷点下を前提とした断熱効果を持つ家のつくりとはなっていませんので、いくら暖房機器を使用していても、朝になれば冷蔵庫より寒いのではないかという有様です。
どんなに高度に機能的な都市システムであっても、自然を前にしては人間が創りだした文明には限界があることを思い知らされます。



日本電産という会社をご存知でしょうか。
永守会長兼社長が創業した、主にあらゆる産業用モーターを製造する会社です。
非常に業績が好調で、既に売上が1兆円を超えており、4~12月期の純利益も前年同期対比で16%も上ブレしており、過去最高益を更新しているそうです。


かつては、ハードディスク駆動装置(=HDD)用のモーターの売上高がピーク時には6~7割を占めていましたが、最近では電気自動車などの車載用や省エネ家電、ロボット、ドローン用の4分野で引き合いが急増しているそうです。今後も、この分野に経営資源を集中して行く戦略だそうです。


この日本電産の永守氏といえば、企業買収が上手いことで業界内でも評判の方です。
日本電産がここまで成長してきたのも、多くの企業買収を行って来たからであり、これからも新たな成長分野で数々の企業買収を手掛けて行かれるのでしょう。
でも、なぜ永守氏はそんなに企業買収に卓越しているのでしょう。


通常、企業買収の成功率は10%以下であると識者の間で見られています。成功率とは、企業を買収した結果、利益成長を実現できているケースを指します。
昨年一年間だけを振り返りましても、日本郵政、東芝をはじめとする企業が海外の企業買収で失敗して、大きな損失を余儀なくされたことは記憶に新しいと思います。


一般的にこれらの買収案件は、投資銀行と言われる企業買収の専門家達が、各企業のトップに売却を考えている企業を持ちこむことによりはじまります。彼らも商売で案件を紹介していますので、言葉巧みにその企業を買収することのメリットを囁いて行くのではないでしょうか。競合企業がいれば、当然に価格も吊り上がっていってしまいます。


企業買収をしようとしている当事者企業も、いつの間にか事業戦略上の必要から企業を買収することから、買収に成功することが目的になってしまうところがあります。
その点、永守氏の企業買収は、投資銀行の持ち込み案件には飛びつかないことが秘訣のようです。自分が必要だと思う企業トップに手紙を書いているそうです。


直ぐにその呼びかけに応える企業は少なく、買収を実現するまでに平均5年を要することが多く、中には16年も経った案件もあるそうです。現実問題として、その企業の置かれた業界や事業の状況を一番よく知っているのは当事者同士であるはずです。もともと経営者同士が知り合いでなければ、その様な手紙を書けないと思います。


その意味では、永守氏が行う企業買収は、お互いに理解し合った無理のない企業買収の王道だと思います。企業経営にとって、企業買収が重要な戦術となり得る今日において、お互いを理解している経営者同士が納得の上で行うことが、あるべき姿ではないでしょうか。それにしましても、永守氏のグローバルに張り巡らされた人脈は凄いですね。


今日の社会は、高度にシステム化された成熟した社会と言えます。ある意味、そのシステムの上で日々を過ごせば、なに不自由なく意図した結果が得られるのかもしれません。
しかし大切なのは、物事の根底にある本質を理解した上で過ごして行かないと、いざという時に本領を発揮できないと思った次第です。


今日も、ご覧いただきましてありがとうございます!
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