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人生100年時代の仕事!

皆さん、おはようございます!
いよいよ今年も最後の朝ですね。。年が変わるという節目は大切ですね。
この一年間を振り返ってみるには良い日かもしれません。
これまでの暮しを礎に、また明日から新年が始まります!


私もこの一年間、昨年の最悪期から比べますと、徐々に翼に空気を巻き込み揚力を増しつつある滑走中の旅客機が、もう少し駆け抜ければ浮き上がる。。そんな感じです。
グライダーの様に軽やかに流れるように滑空できたらいいな等と思ったりしています。
まぁ、人生100年時代ですから、これからの人生を如何に生きるかですね。


思い返せば、バブル経済最盛期の1987年に社会人となり、バブル経済を垣間見た最後の世代となる訳です。巷では、バブル経済崩壊とともに日本の終身雇用が終わった言われていますが、確かにそうかもしれませんね。私の同世代を見ていても、転職組と新入社員の時から同じ会社に勤めている人の割合は半々くらいでしょうか。


しかも、一つの会社に勤めあげている人間は一斉に役席定年を迎え、社内顧問的な立場に追いやられているのを見て、正直に驚きます。定年延長すれば、あと10年はいまの会社に居られるのでしょうが、年齢も手伝ってか現場のエースとして頑張っていた時と比べると、角も取れて丸くなっていくイメージがあります。


私は、バブル経済崩壊とともに勤めていた会社も崩壊してしまいました。その後は自分の専門性を評価して頂ける企業に勤めたり、小さいながらも自ら会社を切り盛りする立場に立てたことは良かったと思います。同じ釜の飯を食べた仲間達は、みんな逞しく、それなりの要職で力を発揮しています。


その仲間達も企業に勤めている限りは、間もなく定年退職という卒業式を迎えざるを得ません。素朴に感じるのですが、人生の大きな節目となる定年退職とは人生100年という長い職業人生の中で何を意味するのでしょうか。どんなに仕事上の能力が高くとも、仮に取締役であっても自動的に引退を迫られてしまいます。


社会や経済というものは、仕事があってはじめて成長して行くものです。いま地方衰退が言われていますが、それは仕事がないからであり、地方を活性化させて行くためには持続的な仕事を創ることが必要です。ということは、定年退職、更には早期退職を促がしている感のある企業は仕事が減っているという事なんでしょうか。


ヒエラルキー組織である企業が役職定年制を設けることは合理的であり、それ自体は仕事が減少することを意味するものではないかもしれません。毎年、新入社員を採用し新陳代謝を図るための定年退職もあるのでしょう。仕事とは、その程度のものなのでしょうか。
個々人の変えがたい能力というものは、簡単に取って替れるものではないはずです。


生産労働人口減少と情報化社会は、人間の仕事の内容をより創造的な仕事を生み出すことにシフトして行きます。時代が変われば、そのあり方も当然に変えて行く必要があります。これからの企業とは、人々が仕事をする為に集うコミュニティ、プラットホームに近付いて行くのではないでしょうか。


ある人は、社会にある課題を見い出し、それを仕事へと結び付けて行く役割。また、ある人はその課題を解決する方法を見い出し、それを実行する人に渡して行く。これが仕事の基本だと思います。しかし、いまの企業では、その様な能力以前に営業、生産管理、企画といった形式的な職務の中で物事を判断し過ぎているように思います。


もし、情報化社会によりAIがある仕事の要素を因子分析により、誰がどの様な役割を司って、どの様な能力を持っているのかを精緻に判断できる様になったら、企業の景色も変わるかもしれませんね。本来、それはマネジメントの大切な仕事のはずですが、いまの企業は肥大化してしまい、それが出来ない「規模の不経済」に陥っています。


その様な課題を発見して、解決方法を見い出し、実行に移すのが創造的な仕事の基本です。形骸化してしまっている様に見える、仕事のあり方を新年を迎えるにあたり見直して行くには良い機会かもしれませんね。人生100年時代においては、必ずしも会社勤めを前提とした価値観だけでは狭すぎる様な気がします。


今年もいよいよお終いです。新年を迎えるにあたり、来年の抱負を考えたいと思います。
今年から始めたブログですが、一年間お付き合いを頂きましてありがとうございました。
来年も楽しくブログを綴って行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
よいお年をお迎え下さい!


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