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地域事業、価値と計画!

皆さん、おはようございます!
福島県は浪江町の二日間の出張を終え、昨晩は早めに床に付きました。。
やはりいつもの寝床は熟睡できますね。
今朝は空も高く、気分爽快です!


最近、新聞を見ていますと中小企業の事業承継を支援する業務に取り組む会社が増えていますね。あの野村証券もプライベートエクイティ(=未上場株式を取り扱う投資分野)へ参入するそうです。確かに、後継者のいない中小企業が増加の一途を辿っている様ですので、社会的な意義は大きいと思います。


ただし、金融事業を営む事業主体が、事業承継の分野に参入しましても、あくまでも事業投資ではなく金融投資(=事業を営むことを目的としない投資)ですので、いずれは売却をしなければならないので、自ずと対象となる中小企業が限定されてしまいますので、その実効性には限界があるのではないでしょうか。


中小企業を大手企業と比較しますと、株式を公開していないこともありまして、何かと事業の見える化が進んでいない為か、規則だって会社運営が為されていないこともあり、投資リスクが大きいと思われがちです。否めない部分もありますが、大企業の様にマニュアルに基づく会社運営も、自律性に欠けることにより不祥事が増加する傾向にあります。


これからの時代、大手企業も資本力があれば天下泰平という訳にはいかないと思います。
今までは、モノづくりが企業の中心業務であり、生産設備を整える為の資本力が競争の優劣を決める重要なポイントであったと言えます。ところが、これからの時代は、スピードや創造力といった効率性が事業の良し悪しを決める尺度となります。


今までは「規模の経済」が企業のあり方を規定してきましたが、これからは「範囲の経済」が企業活動を左右するようになります。範囲の経済とは、自らが持つ一つの事業資源を様々なかたちに転用して多様な収益機会を得ることです。例えば、女性が物置に仕舞っているブランド品をレンタルするシェアリングエコノミー等も範囲の経済と言えます。


範囲の経済と言いますと分かり難いのですが、今までに確立されたモノやサービス等の既定の事象に手を加えることにより、「価値を転換」することと言い換えることが出来ます。この様な時代になりますと、企業の規模ではなく、アイディアや独創力が収益機会の源泉となりますので、中小企業や個人事業者であっても大手を凌駕するこが出来ます。


中小企業や個人事業者を見ていて、これからの時代に補強すべきと思う点は、大手企業と同じ様な事業の仕組みで事業を考えてはいけないことと、社内的、社外的な関係作りのためのコミュニケーション力だと思います。折角、創業者に素晴らしい独創的な事業のアイディアがあっても、それを形にする為には表現力が大切です。


中小企業等のトップとお話しをしていますと、事業には将来的な不確定要素が大きいためか、事業計画なんて作っても意味がないという意見を結構多く耳にします。
事業の「計画」というと、何かと数値の羅列で堅苦しいイメージを持たれてしまいますが、財務も言語と同じコミュニケーションツールの一つであると考えて頂きたいです。


事業を表現するのに、言葉や文章で表現するよりも数字の方が表現しやすい、その程度のものです。事業計画で社員の方々や取引先と話しをした方が説明が分かりやすいです。
計画数値は、日本語や英語といった言語の一つだとご理解頂ければ思います。
その事業計画をトップ経営者の所信表明として位置付けても良いと思います。


それから折角、計画を数値で表現するのであれば、一つだけ押さえておくべき数値の理屈があります。これは個人の生活においても言えることですが、お金にはコストがかかるということです。例えば、10万円を定期預金にして1年間銀行に預ければ利息が付きますが、財布に入れたままだと利息が付きません。


定期預金した場合と、財布に入れたままでは、1年後のお金の「価値」が異なること。
先ほども「価値の転換」という言葉を使いましたが、価値とは人間の主観的なものであり個々人によって様々ですが、その価値を数値で表現した時に現在の価値と将来の価値は同じではない。これがファイナンスという学問が説明する究極の一点です。


今まではモノを中心とした社会でしたから、モノに対する価値の研究ばかりが行われて来ましたが、これからはアイディアや独創性といった無形の知的財産に対する価値に対する関心が高まる様になると思います。これから期待される社会に向けて、創造力、マネジメント力、感性が大切な世の中になると思います。


大手企業は集団組織としての意思(=コンセンサス)が必要ですが、中小企業、個人事業者はトップ経営者個人の意思がそのまま事業に結びつきます。トップ経営者個人のライフスタイルや価値観がそのまま事業として表現される、その様な時代です。是非ともより良い暮らしを創造していって頂ければと思います!


今日も、ありがとうございます。
CREATE LIFE!
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