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起業のすすめ

皆さん、おはようございます!

今朝は天気の良い、春らしい日和で心躍りますね。

電車の中も真新しいリクルートスーツもチラほら新年度のスタートを感じさせます。


起業というと、何やら大それたリスクに立ち向かっていくイメージがありますが、誰しもが身の丈で出来るなら、毎日ラッシュの電車で苦痛を味わう事なく、自分の生活費を稼ぐ位のプチ起業をしたいと思われるのではないでしょうか。


これからの時代、今までの前後体制のマス経済を前提とした供給体制から、情報化社会の中でどちらかと言えば自分のライフスタイルを高めるコトに消費する需要者主体の経済に変容していくことは、皆様もお感じになられていると思います。


その様な時代の中では、大企業も生活者の本当のニーズや困っていることに迫らないと、新たな事業を生み出すことが難しくなっていきます。一つの事例に、地域コミュニティの中に企業が参加しながら、商品開発に繋げようという動きも出てきています。


起業をされて成功した方に色々とお話をお伺いしてみますと、大方の方が趣味程度で始めた小遣い稼ぎの仕事が気が付いてみたら上場する迄になったと仰る方もいらっしゃいます。一人で出来るコトから始めたということです。


もちろん、起業した後に大志を抱くか、そこそこにを目標とするか、個人差があっていいと思います。事業とは思いだからです。年齢男女差に関係なく、誰しもが趣味の延長でこれだけは誰にも負けない、というものがあるはずです。


いまは情報化社会ですから、その様な強みを少し捻るだけで収入に結び付けることは難しくない時代です。何よりも大切なのは、会社を設立するという様な形式的なものではなく、それをやっていることが楽しいかどうかが一番大切です。


今の専業主婦の方々も、少し前とは異なり自宅で育児に専念するのではなく、広く社会との繋がりを求めており、良いかとだと思います。そういった奥様が仲間同志で当番を決めて子供達を預かり始めたのですが、参加希望者が増えて今ではNPO法人設立までに至っているそうです。


また知り合いの託児所の理事長ご夫妻は、学生結婚で早くにお子さんが誕生されたのですが、就職するにあたり子供を預かってくれる施設がなく、自ら託児施設を始められたそうです。相当の苦労をなされた様ですが、今では全国100余りの託児施設を持たれ、給食用のお米を自ら農業生産法人を作られ自給自足されていらっしゃるとのこと。


この様な事例をみていますと、地域と生活が新たに事業を始める場合のキーワードになるものと思います。生活者としての視点と地域との関係性。そう言えばかの有名なポーター教授もCSV経営を提唱し、企業は社会の課題を直視し、それを解決するために事業資源を組み換えることにより新たな事業を創出できると。


確かに兆単位の資金を投下して海外の企業を買収する前に、国内に目を向けると来るべき人口減少、少子高齢化社会の中で、まだまだやるべき事が沢山ありそうですね。これからの時代、一つの業界の枠組みに留まることなく、企業同志が手を取り合い新たな価値を生み出していく必要があると思います。


いま起業サポートする施設が公民で整い始めています。支援内容を見ますと、ファンド出資が受けられる体制が整っている等、記載がありますが、本当に必要なのはお金ではなく、創業され様とする方の立場で相談相手になりながら、一緒に行動することだと思います。

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