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個人からのイノベーション!

皆さん、おはようございます!
早くも、もう週末ですね。。秋雨が続き、来週には台風まで来る予想です。
昨晩は、仕事の関係で知人2名と会食でした。
久しぶりの赤ワインを美味しく頂き、少々、ほろ良い加減を楽しんでいました。


最近、社会的にも意義のある事業(=社会事業)を立ち上げたいというご相談を良く受けます。既に任意団体として、木と街や人を繋げたい、先端科学を採り入れた少年サッカーチームの施設を作りたい等々。。各々お話しをお伺いしてますと素晴らしい理念をお持ちですが、なかなか身体に沁み入って来るものがありません。


実現するには、何れにも活動資金が必要となります。社会的な意義が高ければ行政から助成金を出して頂くと言う考え方もあるのでしょうが、自らの事業そのものが確立していなければ、往々にして行政に振り回されるだけになります。事業として確立させるためには、それが社会事業であっても収入と支出の採算を合わせなければいけません。


収入と支出の採算が合っているのであれば、別に助成金に頼らずに金融機関等からの資金調達が行えるはずです。世の中には、営利事業と非営利事業がありますが、非営利事業だからといって、外部からの資金補てんを前提として事業運営をして行くという安直な考え方ですと、きっと事業が上手くいかないように思います。


確かに公共事業と民間事業との間に共益的な性格を持つ事業の必要性が世の中に多くあると思います。地域的な課題を事業を通して解決する様な事業がそれに該当すると思います。その様な事業は地域住民が主体となって、ヒト、モノ、カネを拠出し小さく事業を生み出し、徐々に軌道に乗せて行くプロセスを踏む必要があるのではないでしょうか。


高松市に日本でも有数の2Kmにも及ぶ商店街があり、10年位前に数百億円を掛けて再開発を行い、商業施設を建てたそうです。当初は都会ブランドのテナントが入店していたそうですが、ここに来て紀伊国屋書店、ビレッジバンガード等が退店してしまい、空き家になってしまっているそうです。


この話を聞いて思いましたのは、助成金を貰えるからと気安く再開発に着手したこと自体が間違いだということです。それなりの規模の施設を作れば、その床面積を埋め尽くすテナントを誘致する為には都心に本拠地を構えるテナントに頼らざるを得なくなります。その時点で、高松という観光資源の色が褪せてしまいます。


開店当初は、もの珍しさで来店者数も増えると思いますが、次第に減少してしまう事例が全国各地に多くあります。商業施設や商店街は地域性が非常に高い事業ですので、地域資源を前面に押し出して、地域の方々がそこで買い物をするという地域循環を作り賑いを出して行かなければ、域外から観光客などを呼び込むことは到底出来ません。


この高松の問題点を物語っているのが、その商店街で商売を営んでいた方々が、商売を止めて大家化しているところにあるのではないでしょうか。だから、再開発という発想に至ったのでしょうが、地元の方がご当地できちんと商売できないと、他からテナントを誘致したところで上手くいかないものです。


従来からの商売で上手くいかないのであれば、範囲の経済ではありませんが最大のポテンシャルである店舗立地を活かして業態を変えてみるとか、Webを採り入れてみるとか思考錯誤が必要なのでしょう。大企業であろうと、商店であろうと、こと事業という意味においては営み続けることが普遍的な真理ではないかと思います。


どうも日本の現状を見ていますと、戦後復興と高度経済成長を上手くやり過ぎたせいでしょうか、今もまだその時の成功体験の遣り方から脱していない様な気がしてなりません。業界慣習を含めて、従来のやり方を踏襲し続けるから、大手企業の不祥事の様なコトが露見しているものと思います。


もう規模の経済を追求することにより企業が潤い、その波及効果として商店街が賑わうという時代ではありません。個々の事業者が今までの柵を断ち切り、仕事のやり方を変えて行かなければ、新たなことが生まれてこないのではないでしょうか。その意味では、情報化社会が個人から企業迄を含めて「個」を求めているように思えます。


社会の仕組みは、規模の経済から共有の経済へパラダイムが変換しようとしています。いま必要なのは自身の持つ資源を充分に見つめ、新たな風の流れを捉えて自らをどの様に活かして行くかを考えることではないでしょう。個人が変わらなければ、組織も社会も変わらない。そんなことを考えさせる日でした。


今日も、ブログをお読み頂きまして有難うございました。



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