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未来予想図Ⅰ

皆さん、おはようございます!
今日は、久しぶりに自宅で迎える朝です。
いつも見慣れた窓越しの風景。いささか弱くなった朝日が秋を感じさせます。
このブログに向かっている時が、いちばん落ち着きワクワクします。


今回の出張で、往復飛行機を利用しましたが、飛行機に乗る前は好奇心が湧いてくるのですが、いざ搭乗してみますと、なんでこんなに窮屈な空間に1時間も耐えなければいけないんだと思ってしまいます。数百人の乗客が自分の席でじっと座っている状況を前方から見渡したら、少しばかり異様な感じがするでしょうね。


旅客機こそ人間の叡智を集結した、最先端の工業製品なのでしょう。最近はLCCと言われる航空会社も随分と増え、既存の航空会社の料金も表面的には高止ってますが、ビジネスパックなどの料金ではLCCと遜色がないほど、電車の様に身近な乗り物です。航空機、航空会社、LCCと捉えますと資本主義経済の縮図を見ている様な気になります。


資本主義経済といって思い浮かぶのが、貨幣経済、利潤追求、競争社会、標準化と効率性です。これに産業革命以降の工業化社会が相互に影響しあい、規模を追求する経済がスタンダードとなっていたと思います。そのお陰で、我々人類は数々の技術進歩を生じさせ、豊かな生活を享受することが出来るようになりました。


一方で、貨幣経済と規模の経済を前提とする社会の仕組みの中で、対価を得るフォーマルな労働(≒仕事)と、必ずしも対価を得ることのないインフォーマルな労働の間に、明確な境界線が出来てしまい、インフォーマルな労働をともなう社会の仕組みを追いやってしまうという弊害をももたらしていることも事実です。


例えば、首都圏一極集中による地方経済の衰退問題。居住地における地域コミュニティの消滅問題。地域相互扶助を目的とした各種協同組合の統合による広域化と利益目的化問題。何れも、インフォーマルな労働の考え方がなければ成り立たない地域経済に、規模の経済の波が押し寄せたことに起因していると思います。


全国どこの地方都市の駅前に行っても、大手資本の企業の看板が立ち並ぶばかりで、東京と見間違うほどで、地域の個性が失われてしまっています。それが外食産業であれば、折角、その地域で消費されても、その材料の調達資金は地域外に流出しており、これも地域経済が衰退する主因になっていると考えられます。


戦後の高度成長期には、この資本主義に基づく工業化社会経済も国民の生活を豊かにするという意味で良かったのでしょうが、いざ経済が成熟して(=行き渡って)しまいますと、本来、マスの資本の論理を必要としない部分にまで流れて行ってしまっている所に、現状の問題がある様に思います。


ある意味、お金の使い方にも何らかの節度が必要なのでしょう。また、工業化社会でのお金の回り方(=使い方)だけが、絶対的ではないという言い方も出来ると思います。
最近、M&Aの世界でコングロマリットを目指すよりも、欧州ではむしろ事業の集中と選択に傾いているのも、これに近い話かもしれません。


ところがここに来て、マスを良しとする経済の仕組みに対して、シェアードエコノミー(=共有経済)の様な、新たなパーソナルを前提とするビジネスが現われはじめていることは見逃せません。第4次産業革命とも言うべき、情報技術革新によりもたらされる新しい経済の仕組みに着目しない訳にはいきません。


モノ、労働、お金、コトを個人と法人からなる経済主体が直接繋がりあい、相互に利用し合う取引が成立します。この様な世界では、工業化社会では明確であった供給者と需要者という各々の立場自体が明確ではなく、誰しもが供給者にも需要者にもなれる、新しいパーソナルな経済のウエイトが高まって来ています。


働き方も、雇用する、雇用されるということ自体あまり意味を持たず、どの様なシチュエーションでも個人が持つ知識を総動員して(=知恵)最高のパフォーマンスを上げることが尊ばれる様になるでしょうか。どちらかと言いますと、個々人の暮らしに直結した視点で経済活動を行う様になると思います。


そう考えますと、先ほどの地域経済が上手く循環しない問題につきましても、その地域固有の資源を活かして、個々人が仕事を創りだす様になります。地域の個性を尊重しながら、インフォーマルな労働(=仕事)をフォーマルな労働に転換しながら、地域内の資源が循環する経済になるのではないでしょうか。


今までのマスを前提とする工業化資本主義経済が、情報技術革新によりパーソナル情報化資本主義経済により補完され、社会が望ましい姿に変容して行くものと考えます。





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