誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

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財務と歩む!

皆さん、おはようございます!
会社を辞め独立する20歳代半ばの若者とお会いしました。話をしてみれば、外見の勢いある態度とは裏腹に、やること為すこと全てが初めての経験で落ち着かない様子です。初の受託業務である契約書の作り方に戸惑っていますが、要点は抑えているので大丈夫でしょう。



世の中には様々な専門領域があります。私の場合は、財務・会計を基礎的な拠り所としつつ、その枠組みを応用しながら事業開発を行ったり、その際に必要な資金を調達したりする、いわば会計でいう所の勘定形式であるTの縦棒に位置する両生類的な存在です。それもその筈で、会社や事業といったものを財務・会計という言語で大局的に俯瞰するからです。


財務・会計と言いますと、様々な法令や規則に準拠した「過去」の経済事象を変換した数字の解釈や評価であると考えられていますが、数字を纏める人の解釈や評価方法によって異なる結果が見いだされるものです。その様な人的影響をも超越して、いかに客観的に持てる経営資源を活用して、固有のビジネスモデルを構築しているのかを読み解くのが醍醐味です。


ビジネスは、無数の法律行為の束ということも出来ます。有形無形の経営資源を如何に活用するのか、それを紡いでいるのは法律であるといっても過言ではないと思います。それ以前に、法律行為をなすのはそのビジネスに関わる方々であり、その人間としてのアノマリーな部分にまで目を向けて、ビジネスというものが成り立っているのが非常に面白くあります。


その様な観点でビジネスを見つめ、今後それがどの様に動いていくのか「将来」の見通しを立て予測財務諸表に落とし込み、見出される課題に対してどの様な施策を打って行くべきかを考え、ビジネスモデルを改編(=事業再構築)したり調達資金のポジションを変えたりしながら、企業価値を最大限高めて行く視点が40歳代にまで築き上げてきた私の資産です。


企業内において経営視点を持つ財務・会計の責任者という範疇に留まらず、今ではこの経験を社会の為に活かして行きたいと考えています。まず思い立つのは、これから創業しようとしている方を含む中小個人事業者の良きパートナーとして、産業構造の転換期にあるそれら事業のビジネスモデルを最良な方向へ転換し、地域経済とともに活力を取り戻すことです。


中小個人事業というものは、大手企業とは異なり多分に持てる経営資源が経営者の人的部分に集中している傾向があることはご存じかと思います。それら経営資源は、多分に生身である経営者の心理状況に左右されやすいことは言う迄もありません。経営者のパフォーマンスを最大限に引き出していく為には、経営者の将来に対する視座を高くする必要があります。


経営者が将来ありたい姿をイメージして頂き、そこに向けどの様な道標で実現していくかを理路整然と可視化していくことが大切です。人間なら誰しもそうだと思いますが、なかなか自部自身のことを客観的に俯瞰することが出来ないものです。その答えを経営者自身が持っていることは間違いのない本質であり、それを引き出していくことも大切な役割なのです。


その様にして取り組んだ結果、改めて財務諸表によって業績が指し示される訳ですが、財務会計というものは多分に人間臭い心的なものだと受け止めています。様々な人間が織りなす行為によって、ビジネスが成り立っていることから当たり前のことでしょう。将来の目標は企業に勤める多くの方々が独立を果たし、地域に活力あるコミュニティを蘇らすことです。


今日もありがとうございます!
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