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仕事の付加価値とは

皆さん、こんにちは!
今日は、朝から所用で家を出てしまい、
いま横浜のとあるCafe’でPCに向かっています。
最近のCafe’は電源プラグがあるお店が多いので安心できますね。。


会社に所属している訳ではありませんが、個人的にはテレワーク?!を実感しています!
私なんかは古い人間のぶるいなので、出来るだけ人と顔を突き合わせてコミュニケーションをしないと上手く実感がこもらないタイプですが、PCと電話で済む仕事もある訳です。お客様と会う合間に仕事が出来るので、確かに仕事の付加価値は高まってます!


今朝の日経新聞に日本の労働分配率(=ザッくりと売上から外部で生産したコストを差し引いた付加利益のうち人件費として支払われた金額の割合と考えて下さい。。)が下がっているという記事が出ていましたが、果たして鵜呑みにして良いものでしょうか。
人件費の伸び率は2%ですが、それ以上に付加利益が伸びているとも考えられます。


政策としては、企業に利益を内部留保されるよりも、一人当たりの人件費を増や(=インフレにする)して、経済成長を促したいとの思惑があると思います。
企業は、人口減少を背景に生産力の拡大等の設備投資が増加するどころが減少傾向にある。望みの綱は、個人消費の拡大に掛かっているという訳です。


確かに、産業構造も製造業によるモノづくりからIT事業のようなソフトウエア開発に投資が費やされるようになりますと、基本的にプログラミング等の人件費が投資額の大方を占めます。また、一度、プログラムを作りますと、そのマザープログラムを複写すれば幾らでも拡販できますので、製造業の生産機器の様な経済波及効果が少なくなります。


最近では、そのプログラムを販売し売上として原価を回収するだけではなく、クラウドで利用することにより毎月課金して売上を頂く方法が増えていますので、ますます付加利益が増えていますね。これが今後の産業構造での生産における付加価値なのでしょうが、その意味では企業もあまり内部留保ばかりせずに、もっと人件費として分配すべきですね。


働き方改革により、営業や事務系の仕事にも、もっとAIやITCの技術を活用したテレワークが増えて来ると、ますます企業の付加利益が増えて来ます。それだけ一人当たりの生産性が高まることになりますので、従来の製造業を前提とした年功序列式の賃金テーブルはそぐわなくなるのでしょう。


情報技術を働く人が活用して生産性が高まる訳ですから、経営側としてはその付加利益は企業に帰属するものと思えるのかもしれません。しかし、その結果として、より働く側の判断力や企画力といった知識創造的な能力に業務内容がシフトしている訳ですから、その知識創造に対する価値計算という考え方が必要になると思います。


それに似たような話しで、専業主婦の奥様の家事に対する労働対価がGDPに反映されないのはおかしいのではないかという議論もあります。私も、家で仕事をしている時は皿洗い、洗濯(掃除はしませんが。。)をしますが、結構、重労働だと思います。今後、家にIoTが入って来るとこれまた生産効率が高まりますが。。


これが介護であったらどうでしょう。介護も施設に入れば入居料を支払うのでGDPとして換算されますが、家族が在宅介護をしていたら、
それはGDPには換算されません。
その意味では、あまり数字のマジックを過信し過ぎてはいけないのかもしれません。


今日、なるほどと思ったことがあったのですが、今後の少子高齢化に向けて、まだまだ介護の必要のないご高齢者がボランティアで介護施設で働いたらというものです。そして、自分が介護を受ける立場になった時に、ボランティアでの実績を踏まえて優先的かつ割引で介護施設に入居できるとしたらどうかというものです。


私は、大賛成ですね。ボランティアの対象を介護に限定しなくとも、地域の託児等の共益的な仕事に従事したら、自らが共益的なサービスを受ける時にメリットを享受できる仕組みです。これって、良くよく考えてみたらGDPに反映されないシェアリングビジネスですよね。地域内で経済が循環(=必ずしも貨幣循環だけではなく)するので良いと思います。


京都大学等で、産官学が連携してバイオ技術をはじめとする研究成果を活用して事業化に結び付けようという動きが活発化しています。基礎技術と潤沢な資金は準備できて、それなりにベンチャービジネスへの投資が実行されている様ですが、これら技術者の相方としてビジネス経験豊富な人材とのコラボが不可欠であることも分かってきたようです。


海外からベンチャー経営者を招聘したり、大手企業との協業も行っているそうですが、いま検討しているのが地域の中小企業との連携だといいます。
どんなに先端技術であっても、ゼロからの起業は中小企業のプロセスを踏まなければ出来ない事だと思います。


地域の中小企業の中にも、一芸に秀でる企業は沢山あると思います。
その経営ノウハウを活用するのは有りだと思いますし、何よりゼロから立ち上げるよりも既にある事業資源を活用した方が事業化できる確率は数段に増えます。その意味では、あまり技術とお金を一ベンチャー企業内で囲い込まない方が良いでしょう。


こうやって考えてみますと、今までのモノづくりの時代では、生産設備等を企業という箱の中で囲まないと事業として成立させるのが難しかったのかもしれません。
所有権という権利がそうさせているからでしょうか。ところがノウハウやアイディアの世界になりますと「無形」ですので、あまり箱という枠組みは必要ないのかもしれません。


働く場所も然り、テレワークは場所を選びませんよね。
先ほどの地域介護もそうですが「知識」を金銭的に価値換算することも難しいです。
人の行くところに「知識」という価値が付いて回る。
今までの価値観を超えた、そんな社会に大きく変容するように感じます。


人はコミュニティの中でないと生きられません。
これからの時代、「地域」が一つのキーワードになると思いますが、
皆さんは如何でしょうか。



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