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天職を心得ることの大切さ!

皆さん、おはようございます!
若い頃から、ポリシーを持たないで来たように思います。現実は、その時々の場面で、自分の考えに固執することなく柔軟に対応することを持ち味としていたからかもしれません。今も基本は変わらないのですが、理想とするこれからの社会像を考える様になっています。



天職という言葉を調べてみますと、①天から授かったつとめ、②自分の生まれつきの性分にあった職業という意味を得ることができます。個々人各々が皆、自分の思いで好きな職に就いていると思いますので、その意味では全ての人が天職に就いていると考えられます。中には、一度職を得たものの、どうしても馴染めず途中で路線を変更される方もいるでしょう。


むしろ、その様な方でも、実は自分の「職業」が性分に合わないのではなく、企業文化や人間関係に馴染めないことからの路線変更をされている方もいらっしゃると思います。その場合、天職に就いているにも拘らず、それとは異なる要因が介在していることになります。その様に考えますと、天職とは「職業」よりも「職務」と捉えた方が良いように思えます。


この広い社会で天職に就いていると考える人はどの位いらっしゃるのでしょうか。傍から見ていて、誰もが羨むような職務に就いていながら、必ずしもその職務に満足できないというようなこともあり得るでしょう。自分自身の個性に合った職務というものは、結局、自分自身の納得感の問題であり、あとはその職務のスキルをどこまで突き詰められるかでしょう。


確かに、持って生まれた特異な才能を自らの職務に少しでも活かせれば、そんなに幸せなことはありません。誰にでも等しく分け与えられていると考えられる天賦の才能に気付くことは稀でしょうし、一般的にはほんの僅かばかりの才能に気付いたとして、それをどの様にして自らの職務に結び付けて開花させるか、後天的な努力の方がよほど重要だと思います。


本当のところは、自らの職務能力を磨き上げる過程で、天賦の才能に気付き、若しくは気付かないまでも結果としてそれを活かし、天職と思えるまでに至るものかもしれません。好きこそ物の上手なれという言葉がありますが、天賦の才能以前にまずはその職務が好きであることが条件でしょう。好きであれば、その職務が天職と思えスキルに磨きが掛るでしょう。


私自身のこととして捉えれば、確かにコーポレートファイナンス(=企業財務)のノウハウが全ての仕事の起点になっています。そのスキルを活用して、なに不自由なくM&Aを行ったり、上場会社の株価を高めたり、必要な資金を調達したりしています。それを手掛けている時が楽しくすらありますが、必ずしも才能に恵まれていたからかどうかは分かりません。


もう30年間余りも手掛けているスキルですので、好きこそ物の上手なれの口で長年にわたって磨きあげられてきたノウハウのような気がしております。むしろ、事業を構想したり、事業を開発したりすることの方が才能(←凡才ではありますが)があるように感じておりますが、こちらはどちらかといいますと才能が経験を補っているのかもしれないと思います。


突き詰めて考えますと、企業財務と事業構想や事業開発といったスキルを融合させているところに、私ならではの才能が浮かび上がって来るような気がします。財務数値で事業を構想し、実際に事業を開発していく時の拠り所がファイナンスだと受け止めています。年甲斐もなく、まだまだ発展途上ではありますが、ようやく自分自身の天職が見えかけています。


今日もありがとうございます!
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