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ALWAYS三丁目の夕日と現在

皆さん、おはようございます!
8月も終わりに近づいていますが、
残暑が厳しく体力的にもそろそろ秋が待ち遠しい頃合いではないでしょうか。
四季折々がハッキリしているので日本人の感性が鍛えられるのかと思います。


季節に順応しながら刺激を受けることにより、
日本人の細やかな感性が育まれて行く。
その様な中から明光風靡な芸術作品が生まれて来るのでしょうね。
日中、快適な涼しい建物の中にばかりいると感覚が鈍化してしまうかもしれません。


皆さん、映画の「ALWAYS三丁目の夕日」を覚えていらっしゃいますか?
昭和30年代初頭の東京での生活を舞台設定とした人間臭い映画です。
数えて終戦から10年余りのこれから高度経済成長を遂げる入口の
下町の素朴かつエネルギッシュな生活の様子を描いています。


現代や将来が過去の歴史の上に積み上がっていることを考えますと、
今の私たちもその当時のDNAをも受け継いでいることを思った次第です。
私もその数年後に生まれていますので、映画で見た似たような情景は記憶に鮮明に残っています。もしかすると、その様な情景を記憶に留める最後の世代かもしれません。


当時はやっと家庭の中に白黒テレビが普及しだした時代であり、
エアコンなどなく食事の時は家族がテーブルを囲み扇風機にあたるという感じです。
車もオート三輪やボンネットバスが主流の時代です。まだまだ中小商店が中心で、将来に対して夢と希望に満ち、大人から子供まで目が輝いています。


まだまだモノが不足している時代で、近代化を目指し、所得の増加に伴い、モノを作れば売れて、また所得が増えるという好循環を享受した時代だと思います。
行政サービスも未だ充実しておらず、町内会がそれを補完していた時代とも言えます。むしろ地域コミュニティが基盤となっていると言えるかもしれません。


皆さん、街路灯って行政サービスがあたり前であると受け止めていると思います。
でも、従来は町内会で運営管理するのが当たり前で、電球が切れれば町内会が電気屋さんに頼んで交換してもらっていたんですよね。少なくとも20年前まで地方都市では街路灯のみならず、水道も町内会で管理している地域がありました。


その当時に比べますと、商店街での買い物も大手チェーンスーパーに役割が変わり、公共サービスが増えればそれと引き換えに社会ルールも飛躍的に増え、学校教育も良い会社に就職する為に教育レベルが上がり、企業も非常に効率的かつ機能的なシステムとしてグローバル化を遂げています。


何もかもが便利で豊かとなり、その意味では当時の目の輝きの先にあった夢や希望を叶えることができ実現したと言えると思います。日本人の力は素晴らしいですね。
今を生きる私達は、今後、何に夢や希望を馳せ、何処に向かって行くのでしょうか。
モノは満ち足りていますので、更に便利な社会の仕組みを追求して行くのでしょうか。


確かに物質的な豊かさは実現しましたが、精神的には息苦しさを感じることがあるように思いますが、皆さんは如何でしょうか。物質、サービス両面で満ち足りますと、逆に社会システムとして高度化して行きますので、その中で守るべきルールも当然に飛躍的に増えて行きます。


これは行政サービスでもそうですし、企業システムも同じだと思います。ルールに従い理路整然と生活を営んで行く。そうすると物事の価値観も本来10人の人がいたら10の価値観があるべきですが、社会システムとしてはベクトルを一つに向けて行かないとそのシステムが機能しなくなってしまいます。


その意味ではALWAY三丁目の夕日に描かれた情景は、個性豊かな下町で生活する人々の個性のぶつかり合いを通して新たなモノを生み出して行く世界とはだいぶ異なっている様に思います。どちらかと言いますと、出来上ったシステムをどの様につつがなく管理して行くかという、社会の仕組み自体が管理型に変容してきた歴史だと言えると思います。


文明的な歴史というものはこの様なプロセスを踏むものかもしれませんが、果たして現代の社会システムはこの社会に生活する人々が望む完成系なのでしょうか。
少なくとも、人口の自然減少問題や少子高齢化、企業においては生産労働人口の減少という問題に直面しています。


今の社会システムの上に乗っていても、誰も解決してくれない問題であり、皆で考えて解決して行かなければいけません。また、社会システムという縦の系列は、非常に強靭に組み上げられていますが、横揺れに弱いのと、縦の系列同士の際にある問題に対してはものの見事にポテンヒットとなってしまいます。


オフィスビルの免震改修工事ではないですが、横揺れや際にも強いゆらぎのあるしなやかな社会システムに変容していく必要があるように思います。
その為には、企業とはじめとする組織が行き過ぎた価値観に捉われることなく、多様な価値観を認めるしなやかさを持つ必要がある様に思います。


効率性と多様性という、硬軟両面を持ちえないと、本当の意味での粘り強さを発揮できないのではないでしょうか。
世の中の動きを見ていますと、企業戦士達も生活者に戻りますとライフスタイルを大事に考える様になってきています。精神的な充実を求めているからでしょう。


また、目の前に迫る社会の課題にも気が付きはじめています。
新しい技術で補完できるものは置き換えつつ、それでも埋まらない課題が見え始めているのが今である様に思います。その意味では、今の社会も転換点を迎えているものと思います。


ここで日本人の自然との調和によって研ぎ澄まされた感性のDNAをもう一度呼び起し、個性あふれる創造力で身の回りの課題を一つずつ解決して行くことが必要なのでしょう。
今日が真夏日のピークだそうです。
秋の味覚が楽しみな季節になってきましたね。


今日もここまでお読み頂きましてありがとうございます!

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