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人口減少と生産性向上策!

皆さん、おはようございます!
昨晩は久しぶりに熱帯夜、夜になっても熱くクーラーを使わないと寝苦しかったのではないでしょうか。今朝になっても、まだ昨日の熱気が巷にこもっていますね。
ただ、天気は朝から青空なので気持ちが良いですね。


世の中の動きを見ていますと、
これからの国内の大きなテーマは人口の自然減にともなう、
情報技術をも活用した働き方改革(=労働生産性の向上)であることが
間違いない様に思われます。


海外の、特にアジア圏の賃金が上昇しており、
製造業における国内生産回帰もはじまっています。
この1年半に家電等の逆輸入が13%も減少している様でして、
この辺も生産労働力の逼迫に拍車をかけることになるでしょう。


一方、人事採用面における業務の効率化を図るべく、
クラウド等の情報技術を活用して採用面接のスケジューリングや面接会場の設定を
専門の人材会社に委託を行い効率化(=生産性の向上)を図る企業も増えてきているとのことです。


HRテック(=ヒューマンリソーステクノロジー)という様ですが、
月10人の内定候補者と面接設定する業務だけで16時間も要していたそうですが、
これが半分に短縮できる様になるそうです。確かにこの辺の業務は手間が掛かる煩わしい機械化しても良い業務の一つではありますね。


まだまだ会社の中にはこの様な業務が沢山あると思います。
営業なんかを行っていても、複数の取引先を一同に会する打合せを行う場合等、
アポイント調整をするだけで時間も掛かりますし、自分の予定もなかなか決まらずに
精神的にも良くないですよね。


ただし、こと人事に関する書類選考等は、コンピューターや外部業者に頼らずに自社で手塩を賭けて行った方が良いと思います。
最近は、マイナビやリクルート等の外部業者を介してエントリーすることが多い様ですが、確かに応募する母数が飛躍的に広がり優秀な人材が採用できる様な錯覚があります。


コンピューターのキュレーション力を活用して経歴の要点を抽出して企業が求める人材とマッチングする(新卒の場合ですが。)にしても、どれだけAI技術が発達しても、どうしても機械的なマッチングに成らざるを得ないのではないでしょうか。人間って全人格的な奥ゆかしさがありますので、行間を読まないとイメージ出来ない部分があると思います。


昔でしたら応募書類を手書きしていましたので、その様な文面からも人格の一面を垣間見るところが人間の五感の良さだと思います。
それ以上に、人間って幾つになっても成長するものですから、一時点における要素のマッチングだけを行っても将来を見通していることにはなりません。


採用に関してトヨタがユニークな事を始めたそうです。
地域のディーラーに勤めている方の事情で他地域に移り住まなければならず、
やむを得ず退職する場合に、転居先の地域のディーラーで再雇用するというものです。
人口減少下、地方都市では雇用の需給環境に拍車が掛かっているものと思います。


折角、業務に習熟し、人と成りも分かっている人材をグループ外に流出させるのは、
それまでに掛かった採用経費、人材育成経費等を考えると非常に効率が悪い。
転居する人材側もそれまで培った経験を活かせ、転居先で直ぐに職に就けるメリットは大きいと思います。


企業の知的生産性を向上させる為には、
組織文化に対して異質性と同質性の両方がないと円滑な人間関係が生まれず、
機能しないと思います。その観点からも地域は異なれど同業種、異なる企業に勤めることは知的生産性を発揮するには良いことではないでしょうか。


また、企業の知的生産性を向上させる為には、地域内の人口集積度が高い方が高まるという統計結果があります。
あまり人口集積度が高くないと、同質性が高まり個々人間で触発される部分が低下するということでしょうか。


人口減少下、都心部の人口増加はまだ続いており、地方部の減少が著しくなると見込まれています。
この様な動態推移の中で、地方企業が企業として必要な全ての業務機能を社内に整備するにも、人口集積度の統計からも生産性向上に繋がらない課題だと思います。


先の人事採用業務の情報技術を活用したアウトソーシングではないですが、
社内固有の強みである、例えば技術開発や営業といったバリューチェーンの機能に
ヒト、モノ、カネの事業資源を集中させてしまい、その他の業務は積極的に外部の専門企業にアウトソーシングした方が生産性が高まるかもしれません。


私は、中小企業には事務機能はあっても、経営管理機能が非常に弱いと感じています。
なければないで事業を廻して行くことは出来るのですが、科学的にPDCAを廻しながら変革していくことも事業には必要なことです。事業の中にいると日々の業務に追われてしまいますが、むしろ外部の専門業者の方が客観的に判断できるのではないでしょうか。


人口自然減という事業環境が各々企業の人材活用に対する考え方に大きな影響を与えることになりそうです。人材活用に対してメリハリをつけて生産性を向上させていくことがこれからの企業の重点課題となるものと思います。これはこれから創業する方にとっても同じだと思います。


そのメリハリをつけて行くと、やはり企業にとってのある業務機能は外部専門企業に任せるということにならざるを得ないのではないでしょうか。
これから暫くの間、企業間のアライアンスという事業連携のマーケットが活況を帯びて来るのではないでしょうか。


ここまでお読み頂きましてありがとうございます!

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