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資源富む日本の将来!

皆さん、おはようございます!
いつもブログに来て頂きありがとうございます。
ニュースを見ていますとUターン渋滞もピークですが、
お盆休みはまだこれから後半という方も多いのではないでしょうか。


さて、人口減少、少子高齢化、生産人口減少、働き方改革、AI技術進展、観光客流入増加、ライフスタイル中心消費動向、環境問題等、日本が抱える構造的な課題や明るい兆しが入り混じった玉石混合の様を呈していますが、何となく日本が進むべき将来像が見えてきた様な気がします。


ベースにあるのは、やはり国民である「人」であり、人には最適解を出す創造力があります。大きな方向性としてのビジョンを私たち国民が共有できれば、個別課題を解決する為に一時的に混乱や軋轢が生まれるかもしれませんが、最終的には自浄作用によりバランス良く収まるところに収まるように思います。


今の日本の社会において一番問題だと思いますのは、個々人の教育水準も高く専門性を深く掘り下げて、役割分担することにより組織内、地域内で全体最適を実現するに至っています。しなかしながら、情報技術の進展によりグローバルに情報を個人が受発信できるようになり、必ずしも組織が持つ情報の比較優位性が薄れてきています。


特に何でも自己完結してしまう組織では、情報セキュリティやコンプライアンスの強化が日増しに強くなっており、情報に対する外部との関係性が逆に弱まっている様に見えます。組織で働くということは、同じ仕事でもその組織文化や慣習により遣り方が異なる為、他の組織に移籍した場合に今までの経験が活かし難くなっていると思います。


一方で、日本の経済の基盤である中小企業を見渡すと、永年企業に蓄積されてきた技術があるにも関わらず、経営者が高齢化しており、また人材の採用難なども相俟って、
なかなか経営の革新的な転換が図れず、従来の業務の遣り方を続けながら縮小均衡している企業が大方ではないか。


しかしながら、その様な中小企業の中にも、親から引き継いだ若手経営者は、
他業界での経験等も活かしながら、その長年培ってきた歴史ある中小企業の素朴な疑問を
解決しながら新たな事業のあり方に転換している企業も芽生え始めている。昨日のevam eva(近藤ニット)や私が仕事で関わる若手経営者率いる製材業者などである。


その業界や企業の固定観念に捉われず、
最終消費者の消費行動がライフスタイルを重視していることに敏感に掴み、
そこに向けて新たな商品を開発したり、
商品を提供する迄のプロセスを変えたりしているところに共通点があります。


更には、その様な地域ビジネスが存在する地域というのは、昔から同業者が立地的に集積する地場産業となっている場合が多いといえます。一社、二社と元気のよい中小企業が増え、互いが調和を保ちながら競争できれば、地域にとっても好循環をもたらします。
これら地場産業は経済資源であると同時に、観光資源にも成り得るものと思います。


最近の海外からの観光客の訪問目的統計を見ますと、
地方への訪問者が急激に増えているとのことです。東京、大阪、福岡と言った都心では見れない、本当の日本の文化や経済を経験できることが人気の理由です。
これは外国人旅行者に限らず日本人にも言えるのではないでしょうか。


そのせいか、一時期は中国旅行者による爆買いが評判になりましたが、
今ではECの進展により、旅行から戻った外国人は日本に来た時に触れた良いものをネットで購入するし続けているそうです。その効果として、ある商品分野では輸入額よりも輸出額が超えているという事実もあるようです。


今年は、非常に局地的な豪雨が多く、土砂崩れにより流出した流木が更に被害を大きくしています。これは戦時中に資源として乱伐採を行い、丸裸となった山林に杉の木を植林したことにより、山林の地盤面への樹木の根の生茂りが浅く、地盤面が弱くなっていることにも一因があるようです。


また、戦後の海外輸入木材により国内の山林への資金循環に目詰まりを起こしたことや、
山林所有者の相続により維持管理が行き届かなくなっていることにも大きな原因があります。この様な山林問題も含めて、各々が個別の独立した問題の様に受け止められていますが、私は実はそれらは全て互いに連環した問題だと思っています。


中小企業が作る一芸に秀でた商品も、伝統工芸品も、森林資源も、AI商品も、各々が関連し合った産業資源であり、地域資源であり、観光資源です。
本来は各々が上手く有機的な関連を持っているべきなのですが、
ヒトとカネが上手く循環していない。


それは、工業という産業分野(最近では第三次産業にも)に労働力が隔たっており、
かつ終身雇用を前提とする為に「企業特殊的技能習得」の弊害により、
なかなか優秀な若い人材が満遍なく様々な地域の様々な産業へ行き渡っていないことに問題があります。


特に日本の屋台骨である中小企業(個人事業者を含む)にヒトが行き渡らない。ヒトが行き渡らなければ、カネも行き渡らないばかりか、新たなモノも当然に行き渡りません。
中小企業は仕事と暮らしの距離が近い直結した「暮しごと」であることに着目したいと思います。


大手組織もAI技術を活用して生産効率を飛躍的に伸ばし、労働力をより創造力の高い仕事にシフトしてもらうと同時に、今までの組織内での仕事のあり方や雇用形態を見直し、付加価値の高い労働が出来る様な研修を充実すべきではないでしょうか。そして、出来ることなら終身雇用は見直し、入社退職を自由に行えるフラットな組織とすべきでしょう。


政策としても、補助金というカネばかりを投下するのではなく、
強化したい産業分野の研修制度を公費で充実させてヒトを投下していくべきではないでしょうか。人間の可能性は無限だと思います。その日本にとって貴重な資源である人材がある一定の分野に隔たっている状況は明らかに最大の課題だと思う次第です。


個人が大手組織から離れることは、生活面を考えると不安であり、なかなか実行し難い問題だと思います。一方で、一生、一つの組織に所属していることが誰も幸せなんて思っていません。であれば、その不安を取り除くことが政策の最大の役割となるのではないでしょうか。


今日は、今までのブログで記してきた各論を纏めようと思い整理をしていました。
まだまだ至らない点が多いですが、人間には自浄作用があり、誰もが今の社会のままで良いと思っている人はいないのではないでしょうか。戦後築き上げてきた社会の仕組みも軋みを上げています。遅かれ早かれ、私が思い描く社会になるものと信じています。


本日もお付き合いを頂きましてありがとうございました!





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