皆さん、おはようございます！
初対面の方に自己紹介をする際、自分が何者であるかを説明するのに困ることがあります。一般的な職務という枠組みでは収まりきれないからです。確かに財務には明るいのですが、それ以前に企業が抱える様々な課題を解決するクローザーでありたいものです。

私の知人に若干３０歳の若き在日韓国人がいます。日本で結婚されてお子様もいらっしゃるのですが、いままで日本で開催される見本市において韓国のスタートアップをはじめとする企業のプロモーション担当兼通訳として活躍してきました。その彼が新たに、マーケティングと営業を専門とする私の昔の同僚とともに新会社を設立することになりました。

韓国のスタートアップ企業が創出する新規性の高い商品を日本に輸入し、国内のクラウドファンディングやＥＣ、小売店を介して販売しようというものです。ここまでなら何処にでもあるビジネスなのですが、彼の思いは大手企業との狭間で戦いに挑む、まだまだ経営ノウハウも未熟な韓国スタートアップ企業を元気にし、日韓の架け橋になることです。

兎角、目先のことに終始しがちな事業スタートアップにおいて、とても夢のある事業だと思いました。もちろん、事業としてスタートするからには、国内で売上を立てていく必要があります。しかし、その様な売れる商材を韓国のスタートアップ企業からきちんと調達してくるには、韓国の商習慣に基づく信頼関係をベースに取引を深める必要があります。

単なる輸入卸業に留まらず、夢を大きく持った専門商社として、韓国スタートアップ企業の日本進出支援や経営管理・財務といったノウハウを提供しながらともに成長して行ける企業になっていって欲しいと考えます。知人一人でそれを為し得ることは難しいかもしれませんが、そこに向けてともに力を合わせれば必ずしや到達できる目標だと思います。

また、昨年知人を介して知り合った２歳年上の経営者兼建築士は、デザイン性の高いオリジナル集合住宅の普及に苦労しながら邁進しています。既に３０年もこの世界で営む先輩は、単に建物を設計するのみならずライフスタイルを捉えた新たな生活のあり方をメディアミックスにより社会に問いながら、洗練された建物を送り出していくことが夢です。

芸能人の所ジョージさんと連携され、クルママニアやバイクマニアが欲しいと思う大きなガレージ主体とした３階建ての建物であるデイトナハウスは、ニッチではありますが確実にファンの心を捉えている様です。現在の住宅産業が大衆向けの標準化された建物を提供する中で際立っており、これからの多様化する社会に一石を投じるものと思います。

その希少性から、このデイトナハウスに入居したいというユーザーからの問い合わせが後を絶たず、通常の賃料相場よりも高い相場を形成しはじめているようです。この先輩経営者は、プロモーション、建物設計、独自の資材提供を自らの事業領域と定めていますが、もっと不動産開発、不動産金融といった領域にまで展開することが可能だと思います。

事業の核となるノウハウ、技術を確立していれば、事業をとめどもなく発展させていくことができると思います。その為には、一人で事業を営んでいれば限界があり、自分以外の発想力を持つ人との連携が不可欠でしょう。事業の確固たるシーズを見極めて、ともに事業を発展させる夢を共有し、そこに向けて実現していくことが私の生業かもしれません。

今日もありがとうございます！
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