誰にも聞けない経営財務戦略!

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財務とともに生きる!

皆さん、おはようございます!
もう、ここ数年夜は9時頃に寝て、朝は4時頃目覚めるという習慣が身に付いています。朝、自分の机につきますと、前日考えていた結論の出ていないテーマが思い浮かび、集中して頭の整理がなされます。それを忘れないようにブログに記しているという毎日です。



時には、自分が何者であるかということを問い直してみることも必要だと思います。いままで携わってきた仕事を振り返れば、融資審査をはじめとする金融機関実務、事業計画の立案、事業や会社の再生計画立案、M&Aやアライアンスの戦略立案および実行、投資判断、借入や資本の資金調達、資金繰り管理や利益管理といった経営管理などの業務です。


これら業務に実務担当者として、また中小・スタートアップ企業の経営者として携わり、いまは社外CFOという立場でやはり中小・スタートアップ企業の経営支援を行っています。いずれの企業も地域資源を生かしたモノづくりを行っているため、もう少し事業の企画開発に深く関わり、日本各地に「地域商社」を創っていくことが目標としてあります。


地域商社という定義がまだ定着していないので、手探りであるべき地域商社の姿を考えているところですが、それは単に地域の特産品を地域外に販売するためのマーケティング力やブランディング力に長けた小売・卸売り業というより、地域の抱える課題を事業を通して解決していく、オーガナイズ機能に特化したいわば総合商社の様な営みを想定します。


今までの経験を今後に生かしていく必要がある訳ですが、未だ地域商社は自身の経験として確立している訳ではなく、周囲から見れば私は経験豊富な「財務」の専門家と映るようです。この現実と目標のギャップをどの様に埋めて行くかが、これからのテーマであると受け止めています。考えてもみれば財務とはどの様に定義づけられる仕事なのでしょう。


改めて財務という仕事の定義を調べますと「法人における資産、負債、損益、キャッシュフローの管理、事業やプロジェクトの収支管理、資金の調達、および調達した資金の運用(投資、M&Aなど)」と検索されます。この定義によれば、①お金まわりの管理、②お金の調達、③お金の運用に収斂すると思いますが、些か領域が狭すぎるように感じます。


お金や法律関係を通して、企業が持つ有形無形の事業資源を紐解き、それらを有機的に結合していかに事業に結び付けて成り立たせていくかを考えること、それと同時に企業のおかれた事業環境を踏まえていかに事業を司っていくかを考えることも必要だと思います。
そこまで行きますと、財務+企画なのか、広義の財務として捉えるべきかもしれません。


少なくとも、財務をお金にまつわる実務に留まらせておく必要はないと思います。もっとお金まわりを言語として語る戦略立案者であって良いと思います。だから自分の生業を説明する際に「CFO」という言葉を使いますと分かりやすいのでしょう。それも、M&Aやアライアンスを通して新たな事業を創出する豊富な実務経験を持つことが加わります。


この様に考えますと、目標とする地域商社は、地域の資源を有機的に結び付けて、新たな事業を企画開発していくことを生業とする、オーガナイズ機能を強化していくべきということに思いあたります。必要なのは、各地域の多くの事業を営む人や住民にもっとコミットしていくことが、現実と目標のギャップを埋める近道であることに気付かされます。


今日もありがとうございます!
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