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北欧から学ぶ日本のDNA

皆さん、おはようございます!
いよいよ8月に入りました。。「盛夏!」ですね。
でも、何かものたりない。。燦々と降り注ぐ太陽に、湿気のある暑さ。。
夏といったら。そうだ、スイカとカブトムシとセミの声が子供時分の思い出ですね。


スイカは一玉2000円もしますし、
カブトムシを採取する雑木林もめっきり減ってしまいました。
せめてもセミの声くらい。。と、思うのですが、
集中豪雨のせいか、これも雑木林が減っているせいか風情の少ない夏だと思います。


皆さん、「Discover Japan」という月刊誌をご存知ですか?
先日、近くの図書館で「北欧はニッポンから学んでいた。」という見出しが目に留まり、思わず手にとって読んでみました。
いくつかのエッセンスをご紹介してみたいと思います。


北欧とニッポンの共通性は「神道」という精神的なところにもあるとのことです。
ラトビアではキリスト教以前から受け継がれた神道があり、最近になって神社を再築したとのことです。なんと、これが日本の建築様式(=写真を見て、本当に日本の神社かと思いました)とそっくりなんです。


ラトビアはたび重なる多民族支配を受けてきたそうです。元来、太陽神を中心として自然の恵みに神々が宿るとする農耕民族ならではの信仰を持っています。自然の恵みに神々が宿るという信仰心を持つのは日本だけかと思いましたが、これには正直に驚きました。改めて日本人は自然界と共生する精神を持つことを再認識した訳でもあります。


また、現在コペンハーゲンで「Learning from Japan展」を開催中とのことですが、大変に話題を呼んでいるそうです。デンマークは産業構造改革以降、この40年の間にデンマークデザインを確立する過程で、日本の美術工芸から大きな影響を受けているそうで、それを比較展示で紹介しているそうです。


例えば、浮世絵の技法から発達したテキスタイル。折り紙にヒントを得た「レ・クリント」の照明。そして、日本の提灯にヒントを得て生まれたペンダントランプ。。
日本建築の自然を借景として室内空間に取り込む技法もデンマークの建築家に大きな影響を与えているそうです。


確かフランク・ロイド・ライトをはじめとするアメリカの建築家も
日本の浮世絵や数寄屋造りに影響を受けています。
そしてアメリカでも、このフランク・ロイド・ライトの自然との調和を図った建築物が
見直されていると聞きます。


灯台下暗し、井の中の蛙ではありませんが、
日頃、都内の空間ばかりを見ていると無機質な高層ビル群に慣らされてしまいます。
個々の建物のデザインは美しいのですが、街並みとしては何か人間を寄せ付けない様な
怖さや殺伐とした感じを受けてしまうのは私だけでしょうか。


うむ、なんでしょう、これって?
我々は何か大切なことを見失っているのではないでしょうか。
本来、日本人のDNAとして脈々と受け継いできた何かを。。
機能性や効率性ばかりではなく心のゆとりや美意識を忘れて来たような気がします。


戦後GHQ進駐を境に、様々な価値観や制度をアメリカから輸入したと思います。モノのない時代から高度経済成長を経て物質的に豊かな時代を迎え、現在に至っています。国民が皆で力を合わせてきたからこそ、この豊かさを実現した訳ですが、モノが豊かになったいま、これから私達が何を拠り所として将来を描いて行くか考えて行かなければならないでしょうか。


時代が変わりつつあるなかで、未だ戦後の価値観や社会の仕組みの中で社会が運営されている様に感じますが、皆さんはいかがですか?
個人の暮らしが見直される中で、会社での働き方が課題として捉えられていますが、組織というのは人間が作りだした便宜的に効率性を高める枠組みにしか過ぎないと思います。


その組織の在り方が今の時代にそぐわなくなったのなら、それを変えるのも人間であるはずです。いま日本人が北欧文化に着目するのは、造船等重工業が基幹産業であった北欧諸国がこの40年で大きく産業構造を、個々人の暮らしや個々人のアイディアに基づく社会に変容させ、様々なデザイン製品やITビジネスを生み出しているところにあります。


その過程で、意識的無意識に関わらず、日本の文化や美術工芸品の影響を多少なりとも受けていたといいます。この間に随分と北欧のデザイナー達が日本の飛騨高山をはじめとする地域へ学びに来ていたそうです。その彼らが口を揃えて言うのは、日本の工芸家が極端に減少していることに危惧していることです。


冷静に考えてみますと、日本の人口も、行政機能も、資本も全てが都心部に偏ってしまっています。また、機能性、効率性、標準化を追求される中で、他に選択肢がないかのように、疑うことなく良い大学へ行き、良い会社に入社することを良しとした社会。盲目的な資本の論理が背景にあると思いますが、資本は利用するものであり、利用されてはいけないと思います。


どうしてもあの高層ビルで仕事をし、高いところから窓越しに街を見下ろしても、社外とのコミュニティが薄くなるせいか、何もインスピレーションが湧きません。これからの日本をデザインしていく為には、一人ひとりが感性を高めることが必要ではないでしょうか。一個人として歴史を踏まえて、未来を創造することが大切だと思います。







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