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より良い暮らしを創造しよう!

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創造的オフィス空間!

皆さん、おはようございます!
今月最後の週末ですね。今週は降雪に寒波と、さぞお疲れではないでしょうか。。
窓から外へ目をやると、庭にはまだ一面が雪に覆われておりますが、
空はいつもより早く白み始めており、確実に陽が伸び、春の到来が待ち遠しくなります。



「オフィス」といいますと、どの様なものを想像されるでしょうか。
最近のオフィス空間は随分とお洒落になってきていますので、その人、その人によって捉え方も異なるのではないでしょうか。世代や業種によって自らが過ごすオフィスは異なりますので、それに対するイメージも全く異なるでしょう。


日頃の会話の中で、一般的な言語として「オフィス」という言葉を使った時に、共通認識の下、一旦は会話が成立している様に見えますが、実は各々が持つオフィスのイメージを掘り下げて行きますと、発信者と受信者で全く異なるオフィス観をもっており、実は会話は成立していなかったなんていうことも往々にしてあり得ます。


人間の言語コミュニケーションは、精緻に組み立てられている様で、意外に感覚的な意思のやり取りで成立しているものだな。。なんて感じることがあります。会話の中で、いちいち語彙の定義付けを確認していたら会話が進まなくなってしまいます。ただし、ビジネスの場面では、そこをきちんとグリップしておかないと後で大変なことになります。


最近では、情報通信技術の進展により、誰しもがe-mailを利用していると思います。e-mailは情報が一方的に送られて来ますので、その記載内容に曖昧な定義の語彙が使用されていますと、その場で言葉の背景にある意味を確認しようにも、相手は目の前にいませんのでフラストレーションが募るばかりです。


コミュニケーション手段には、直接的な会話、インターネットによる伝達他、様々な方法があると思いますが、相手に伝えたいコミュニケーション内容によって効果的な伝達方法を考えなければいけません。これが情報化社会において必要とされる重要なビジネスリテラシーであるとも言えます。


特に、AIをはじめとする技術によって、定型的に標準化された判断業務がコンピューターに置き換えられる中で、オフィスワーカーに求められるのは五感をも総動員した経験に裏付けられた新しい知識(=考え)を創出することだと思います。
どの様にすれば、そのような新しい考えを創出することが出来るのでしょうか。


人間は、物事を概念化して理解しています。自らが経験したことや、先人の経験を書籍などを通して学んでいます。それが人々の間で共通認識として昇華しますと、一定の言語により表出される様になります。その時に気を付けなければいけないのは、一旦は概念化されて理解された言語でも、実は人それぞれによって背景にある情景が異なることです。


ある意味、固定観念に近い思い込みである場合もあります。また、視る角度によって異なった情景に見えることもあるでしょう。大切なのは、一つのもの見方だけではなく、視点をずらして多面的に物事を見ることだと思います。独りで自問自答しながら視点をずらして行くことは、それなりの経験を積まないと出来ないのかもしれません。


最近、ワークショップやワールドカフェという、一定のテーマに対して何人かの人が集まり、共同で結論を見出して行くコミュニケーション手法が注目されています。
これは、一定のテーマに対して、様々な人が自分なりの見方を周囲の人に伝え、各々の見方の違いに気付き理解する中から、新たな解決方法を見い出して行くプロセスです。


ある共通の課題を持つ人々が、自分達各々が持つ概念を一度取り払い、テーマを掘り下げて行くことにより、その問題を固定観念で見ていたことに気付きます。その上で、今までとは異なった捉え方をすることにより、全く新しい解決方法が導き出されるのです。上下関係のある会社の会議のようなスタイルでは新しい発想は生まれ難いものです。


最近、コワーキングスペース(=ベンチャー企業向け共用オフィス)、シェアオフィス、フリーアドレス(=自分の座席が決まっていないオフィス空間)を導入する企業が増えています。空間的な壁を取り払い、自由にオフィス内を動き誰とでもコミュニケーションがとれる、心理的に開放的ですのでフレキシブルな発想が出来る様になっています。


ある人は、オフィスとは人々が暮らす「街」という捉え方をしています。オフィス内に限らなくとも、テレワークにおいて落ち着いたCafe’に行くことも同じ様な効果があると思います。これも、企業とオフィスワーカーの関係が緩やかになって来たからでしょうか。いまやグレーのスチールデスクを島型に並べて仕事をする時代は過去のものですね。


この様な開放的でフラットなコミュニティの中から、新たな知識が創出されるものと思います。計画的にその様な空間を整えて行くことも必要な時代なんだと思います。
個々人のより良い豊かな暮らしの中から様々なことが創出されて行くのでしょう。
今日もご覧いただきまして、ありがとうございます!


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本質を考える!

皆さん、おはようございます!
昨日は、本当に寒い一日でしたね。あまりの寒さで、お湯が出なくて困りました。。
つくづく思いますのは、東京の街の機能は降雪や寒波を想定してつくられていないことに気付かされる、この一週間だったのではないでしょうか。


主要ターミナル駅などは、同じ時間帯に一気に人が流れると目詰まりを起こし、たちまち人が溢れかえってしまい、立ち往生してしまいました。
過密ダイヤで走る電車も、雪による徐行運転により電車間の間隔が狭まってしまい、更に徐行や繰り返しの一時停止を余儀なくされてしまいます。


クルマが行き交う道路も、そもそも道路を除雪する設備が整っていない為、降雪が止んでもクルマに踏み固められて圧雪となり、更にはこの寒波でアイスバーンとなるからクルマ利用を敬遠してバスを利用する。当然、バスもそんなに利用者がいるとは想定していませんのでお客さんを収容しきれず、積み残しています。


自宅も氷点下を前提とした断熱効果を持つ家のつくりとはなっていませんので、いくら暖房機器を使用していても、朝になれば冷蔵庫より寒いのではないかという有様です。
どんなに高度に機能的な都市システムであっても、自然を前にしては人間が創りだした文明には限界があることを思い知らされます。



日本電産という会社をご存知でしょうか。
永守会長兼社長が創業した、主にあらゆる産業用モーターを製造する会社です。
非常に業績が好調で、既に売上が1兆円を超えており、4~12月期の純利益も前年同期対比で16%も上ブレしており、過去最高益を更新しているそうです。


かつては、ハードディスク駆動装置(=HDD)用のモーターの売上高がピーク時には6~7割を占めていましたが、最近では電気自動車などの車載用や省エネ家電、ロボット、ドローン用の4分野で引き合いが急増しているそうです。今後も、この分野に経営資源を集中して行く戦略だそうです。


この日本電産の永守氏といえば、企業買収が上手いことで業界内でも評判の方です。
日本電産がここまで成長してきたのも、多くの企業買収を行って来たからであり、これからも新たな成長分野で数々の企業買収を手掛けて行かれるのでしょう。
でも、なぜ永守氏はそんなに企業買収に卓越しているのでしょう。


通常、企業買収の成功率は10%以下であると識者の間で見られています。成功率とは、企業を買収した結果、利益成長を実現できているケースを指します。
昨年一年間だけを振り返りましても、日本郵政、東芝をはじめとする企業が海外の企業買収で失敗して、大きな損失を余儀なくされたことは記憶に新しいと思います。


一般的にこれらの買収案件は、投資銀行と言われる企業買収の専門家達が、各企業のトップに売却を考えている企業を持ちこむことによりはじまります。彼らも商売で案件を紹介していますので、言葉巧みにその企業を買収することのメリットを囁いて行くのではないでしょうか。競合企業がいれば、当然に価格も吊り上がっていってしまいます。


企業買収をしようとしている当事者企業も、いつの間にか事業戦略上の必要から企業を買収することから、買収に成功することが目的になってしまうところがあります。
その点、永守氏の企業買収は、投資銀行の持ち込み案件には飛びつかないことが秘訣のようです。自分が必要だと思う企業トップに手紙を書いているそうです。


直ぐにその呼びかけに応える企業は少なく、買収を実現するまでに平均5年を要することが多く、中には16年も経った案件もあるそうです。現実問題として、その企業の置かれた業界や事業の状況を一番よく知っているのは当事者同士であるはずです。もともと経営者同士が知り合いでなければ、その様な手紙を書けないと思います。


その意味では、永守氏が行う企業買収は、お互いに理解し合った無理のない企業買収の王道だと思います。企業経営にとって、企業買収が重要な戦術となり得る今日において、お互いを理解している経営者同士が納得の上で行うことが、あるべき姿ではないでしょうか。それにしましても、永守氏のグローバルに張り巡らされた人脈は凄いですね。


今日の社会は、高度にシステム化された成熟した社会と言えます。ある意味、そのシステムの上で日々を過ごせば、なに不自由なく意図した結果が得られるのかもしれません。
しかし大切なのは、物事の根底にある本質を理解した上で過ごして行かないと、いざという時に本領を発揮できないと思った次第です。


今日も、ご覧いただきましてありがとうございます!
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企業系列の行方!

皆さん、おはようございます!
今朝は、凍てつくような寒さですね。過去最強の寒波で全国軒並み氷点下です。
今までの記憶の中で、我が家のお湯が出なくなることは初めてだと思います。
外は既に明るくなっていますので、早く気温が上がってくれるといいですね。


これからの自動車産業といいますとCASEを想起します。情報通信で繋がる(=C)クルマ。自動(=A)で運転するクルマ。クルマのシェアリング(=S)利用。そして、電気(=E)で走るクルマです。いずれもAIやIoT等の情報通信技術を基礎とすることにより成り立ちます。



同じ四輪で走るクルマですが、その車体設計以外の機構メカニズムは、今までとは全く異なるものに変容しはじめているようです。エンジンがモーターに置き換わっただけで、それに付属するラジエター、セルモーター他の部品が必要なくなり、それと同時に各種センサー、先端電池、画像認識システム等の新たな部品として必要になります。


今までトヨタ自動車をはじめとする自動車産業では、それら部品の調達に「系列企業」といわれる企業群によって支えられてきました。自動車メーカとの資本関係の有無に関わらず、家族主義的な安定的体制を整えることによってジャストインタイムの様な世界にも誇れる効率的な生産体制を実現してきたわけです。


どころが、クルマの主要部品が情報通信技術等の先端技術を活用した部品により構成される様になると、いままで培って来ました1次サプライヤー、2次サプライヤー、3次サプライヤーといった企業からの調達ではなく、AI、画像認識システムといった世界でも先端を行く企業からの調達に切り替える必要が出て来ます。


その様な先端技術を持つ企業は、必ずしも自動車産業だけにシステムを供給するだけではなく、様々な産業に対して必要とされる技術を提供しています。また、自動車産業向けであっても一自動車メーカー専用ではなく、複数の自動車メーカに並行して供給する構図が描かれています。自動車メーカーとしても独自性を描き難い時代が到来します。


今までの系列企業内の取引であれば、例えばトヨタ自動車が部品調達価格のインシアチブを持っていましたが、これからのCASE時代のクルマ作りでは、むしろ先端技術を提供する企業が供給価格のインシアチブを持つ様になると考えられます。自動車産業は今までの基幹産業の雄としての地位が揺らいで行くことにならないでしょうか。


自動車メーカーを頂点として系列企業としての組織体制が崩れ、自動車メーカーとしてのキャッシュポイント(=利益の源泉)がクルマを作ることではなく、そのクルマをプラットフォームにして、いかに新しい課金ビジネスに変容(=規模の経済から範囲の経済化)させていくかという流れになると思います。


新しいクルマを軸としたサービスによる差別化を図らずに、今までのスケールメリットを追求するビジネスモデルのままでいますと、この資本主義経済の下での行く末は国境を越えた業界再編に至ることになるでしょう。この様に情報技術革新は、単にクルマがICT化するのみならず、その生産体制まで覆す力を持っています。


もう一つ、いままで1次サプライヤー、2次サプライヤー、3次サプライヤーとして自動車メーカーを支えてきた部品メーカーは、今まで築いて来た技術力を糧に新たな商品を開発して行かなければなりません。単に今まで培ってきた商品を転用するという発想ではなく、生産技術を活用した最終消費者向けの商品が良い様に思います。


例えばラジエターメーカなどは、新しくエネルギー企業として家庭用ヒートポンプなどを手掛けては如何でしょうか。ヒートポンプは新築住宅では珍しくなくなりましたが、まだまだ既存住宅では設置されていない居宅が多く、今後増加が見込まれるリノベーション、リフォーム需要を取り込むことが出来れば良いと思います。


情報技術は、産業用機器の部品としてだけではなく、プラットフォームを通して最終消費者と供給者を最適かつ効率的に結びつける機能をも持ちます。アパレルベンチャーで始まっているプラットフォームを通じた、中小縫製メーカーと最終消費者を結びつけることによってカスタムメードの商品を提供することも可能です。


これからの時代はマス経済からパーソナル経済に向かって行きます。パーソナル経済に向かって行きますと、少なからず個人消費の需要を喚起することになります。その為にも、やはり企業主体社会から、個人主体の社会へと意識的に助長して行くべきだと思います。より良い豊かな暮らしを創造する為にも、働き方改革を推進すべきでしょう。


今日も、ありがとうございます。
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