誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

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財務屋の教訓!

皆さん、おはようございます。
1週間の中小企業大学での研修を終え、
今日は午前中に病院(次から次へと悪いところが顕在化。。)へ寄ってから、
そのままセミナーの財務講座を仰せつかり、新大阪日帰りへ。


昨日、研修で知人と話しをしている時、
このハードな研修を終えると翌週からの生活のリズムが狂うと仰る。
最近、サラリーマン生活に終止符を打ち、
この7月より独立開業をはじめ、まだペースが掴めないとのこと。


私も、サラリーマン経験が長く、
50才を前にして独立起業をしたので、その気持ちが良く分かります。
サラリーマン時代は、長年勤めますと、その組織内での自分のポジション(人間力学とでもいいましょうか)が固定化してきます。


逆に、組織ですのでポジションが明確でないと、
従業員としては組織を廻して行くことが出来ません。
その意味では、フリーアドレスというのは自分の机が固定していないので、組織内での人間関係をフレキシブル(多分に心的な影響です)にするものかもしれません。


長年、サラリーマンをしていた人が急に自由空間に解き放たれますと、
普通の人は安住の地を早く見出そうと、
真面目な人ほど一生懸命に、あれもこれもと遣らなければならないことを思い付き、
手当たり次第に手を出してしまいオーバーヒート気味になると思います。


私も、つい最近までそうだったかもしれません。
でも、本当は、自由だからこそ心のゆとりを持って、
どうやったら効率良く(≒楽をして。※誤解のない様に。。)、無駄のない動きが出来るのかということを考えなければいけません。


人間の時間は一日に24時間しかありません。
睡眠時間を削って無理をしたところで、
良いアイディアも浮かびませんし、
お客様とじっくりと余裕のある会話も出来なくなってしまいます。


その為には、沢山ある選択肢の中から、
良く考えて3件程度に絞り込んで思いを巡らせた方が頭がよく働きます。
これが中々できないのですが、最近、私は自分が気持よく仕事が出来ることを優先する位が丁度良いことに気付きました。


確かに、そうは言いましても発案件を取るまでには数カ月は掛かるでしょうから、
プレッシャーが掛かってしまうのですが、
それでも自分の気持ちの良い仕事は何かを意識的に思い返す様にしていました。
時間的に余裕があるのであれば、見聞を広げるのも良いでしょう。


私は、30年間近く広い意味での財務に携わってきましたので、
ここからは離れられません。空気の様な存在と言って良いかもしれません。
財務ノウハウとは言いましても、企業内での財務業務から、財務を事業にすることも出来ますし、財務の視点がなければ思い付かない事業の解釈方法もあります。


さて、この幅広い財務ノウハウをどこで活かすか。。このブログをはじめたお陰で様々な世の中の勉強をすることができ、つい最近ですが、ボンヤリとですが進むべき方角は腹落ちしたと思っています。以前でしたら、このボンヤリを見える化してハッキリさせたがる性分でしたが、今は、一旦、棚上げしていま楽しいことを行いながら具体的に定めて行こうと考えています。


最近、3月に記載した「財務屋の倒産劇?!」というブログを見てくれる方が多いようです。そう言えば、最近、未来予想みたいな話ばかりで、全然書いていないと気が付きました。そうなんです、財務を30年もやりますと、ついつい完璧人間を目指してしまうのです。割り切れることが性に着いちゃうのですね。


私が代表を務めていたIT企業は、もともと前身の会社があり、事情があってスピンアウトすることになり、財務責任者の立場でエクイティ資金を調達出来ちゃったことから、他のエンジニア諸兄を差し置き、スポンサーからご指名を頂いた経緯があります。専門的なことはプロに任せてバックを守れれば何とかなるという使命感が先に立った次第です。


でも、ゼロからのスタートは先代から承継する代表職とは異なり、会社に何もありませんので甘かったですね。財務管理をする前に、お金を稼ぎに行かなければいけない。早々に気付いた私は、自らの責任感も手伝って、冒頭に記載した知人の様に無重力空間を兎に角がむしゃらに走りまわっていただけなんです。


自分の人生の中で、一番、量という意味で仕事をしましたが、結果が出なかったですね。。そして、これは先輩経営者から教わった事なんですが、代表者というのはどんなにプロが集まっていても、そのプロが偶々仕損じた技術であっても自らがそれをカバーできる自信がなければやってはいけないことです。サラリーマンには分からない厳しさです。


今、再び財務アドバイザーとして再スタートです。心身、知識の懐も広がりましたので、残りの人生を楽しませて頂きたいと思っています。あくまでも財務はコミュニケーションツールだという考えは変わりませんが、事業と財務にアイディアを少々付加していけたらと思います。


まずは、金銭的に追っかけられるところから脱却したいですね。。
こればかりは精神衛生上、気持ち良いものではありません。




暮らしの価値

皆さん、おはようございます!
毎週金曜日になると、あっ、週末だ~。
今週も忙しく、一週間疲れた~。。
とか、思いながら、どんどん月日が流れてしまうのですよね。


昨晩、新聞の一面に、
ホテル業界でITを活用して、人手不足を補う試みが紹介されていました。
事例としてHISグループではロボットがチェックインカウンターでお客様をご案内(これって、結構、皆さんも知っている「変なホテル」ですよね。。)するとか。


ワシントンホテルを運営する藤田観光では、
Web上でAIがお客様のお問い合わせに応えるそうです。
その他にも、客室の会場や設備の操作をアプリで出来る様にしたりとか、
宿泊客に無料でスマホを貸し出し観光情報を配信するとかあります。


こうやって見てみますと、
サービスの付加価値づけもありますが、お客様対応をロボットやAIに置き換えるのは、
今後、生産者人口が極端な減少を迎える中で、
ホテル運営を少人数で行う為の試みであることが見てとれます。


まだまだ、導入期の思考錯誤なので、
少しばかりテーマパークではないかと思えてしまう部分もありますが、
徐々に進化して行くのかもしれませんね。
労働集約型産業であるホテルにとっては切実な問題でしょう。


暫く、このブログの場をお借りして、
今後の社会にとって何が一番の大切で、
それをどの様に解決すべきかを自問自答してきた様な気がします。
一つの結論ではありませんが、今いま腹落ちしたかな。。と思える部分があります。


私達の最大の課題は、私たち働き手が、今後、激減していくなかで、社会の仕組みを変えて行かなければ経済がパンクしてしまうのが不可避であるということでしょう。AI等の先端技術をも活用して行くのはもちろんですが、それ以上に働き方=暮らし方を変えて、個々人が知識資本=アイディア力を高めて行く必要があります。


それは、あくせくと働くということではなく、職住接近した働く環境で、地域の人々が心のゆとりを感じながら豊かな暮らしを主体的に享受していくことです。往復の通勤時間ほど無駄な時間はないと思いませんか。昨日のブログでも触れましたが、今後、介護の必要なシニアのサポートは地域内で自己完結させなければなりません。


人間の脳と言うのは不思議なもので、
ある程度の心地よい環境と有意義なコミュニケーションを行った時にもっとも活性化されます。逆に言いますと、決まり切ったワンパターンなコトを繰り返していますと、だんだんと効率や思考力が低下して行くことは誰しもが感じていることではないでしょうか。


その意味では、一つの企業に「だけ」雇用されるのではなく、自らの得意技を必要とされる複数の事業の為に自由に貸し出すという視点も真実味を帯びてくるのではないでしょうか。こう考えますと、自ら働く≒ビジネス≒雇用されるという意味は、本来、同一ではなければならないのに、自ら働くと雇用のギャップが天地ほど異なって感じませんか?


企業に勤めていると、誰しもが知らず知らずのうちに、組織と言う亡霊の言葉に束縛されてしまい、無意識のうちに遣らされ感を持ち始めてしまうというジレンマがあります。
本来、自分たちの組織であるはずなのに。組織と言うヒエラルキーには上下関係があるので(特に日本では戦時国家の血なのでしょうか。。)疎外感を感じてしまうようです。


ともあれ、人口が減少して行きますと、
組織も今までの方法で体制を維持して行くことには自ずと限界があります。
今後、自宅で仕事をする場合もあるでしょうし、サテライトのシェアオフィスの様なものが職住接近で必要になるのではないでしょうか。


丁度、郊外の中規模建物について、今後、空室率が急増し、また老朽化が進んで来ます。今後、これらの施設をシェアオフィスのみならず、託児施設(在宅勤務が出来れば、待機児童問題は解消されるかな。。若しくは、託児所併設シェアオフィス。。)他、社会の仕組みが変わることにより地域に様々な新たな機能が必要となってきます。


必要なのは、建物というハードウェアありきではなく、
社会動向を踏まえて、変容する地域の仕組みをどの様に作るかと言う、
中身のソフトウエアの問題とそれらを紡ぐコンテキストの構想が不可欠となります。
これはその地域に暮らす個々人が皆で話し合って創って行く必要があります。


それで広義のCafe’が必要なんでしょうね。皆でアイディアを創出するコミュニティの場が。北欧では、この様な施設を「フューチャーハウス」というそうです。
目的は新たな知識を創造すること。現在の利益は過去の知識資本によって齎されますが、
将来に繋がる知識を創造する為のCafe’の様な場です。


このフューチャーハウスで見られる社会の仕組みから様々なアイディアが創造され、
今の付加価値の高い北欧という知識立国を実現し、
世界中から資金を呼び込むことに成功しています。
レゴ、NOKIA、IT等の付加価値の高い企業を輩出しています。


私は、これから働き方が大きく変わりますので、
働き手の意識が積極的なビジネスとして暮らしと調和を保ちながら、
生業と家業とは別の個人事業者として豊かな暮らしが出来る様に支援する役割を担いたいと行き着きました。


財務が本分ですので、
差し詰め創業支援とでも言うのでしょうか。もちろん地域でご商売を営まれている方へもです。直ぐには難しいと思いますが、フューチャーハウスCafe'という場で様々な方が集まってリアルに対話をしながら新しいコトを創って行くシェアオフィスです。


行政が行うのではなく、民間が自主運営しないと意味がない。老朽化した木造の古民家でもレトロで良いではないですか。その際に、シェアリングビジネスの概念と新たな不動産の考え方が鍵になると思います。この施設を通して地域の様々な課題を解決しながら、
新たな仕組みを地道に創って行くことが望ましいと思っています。


東京の施設と松本の施設がサテライトでネットワーク化されるなんて、
考えるだけで楽しくなりますね。セカンドハウス兼オフィスなんて言う概念もありです。
そこを目指し、目先はジブシーのごとく、こちらから訪問して事業の財務支援を行うべく
CREATE LIFEという会社も準備しました。


最後に一つだけ価値についてお話しをさせて下さい。
今までは、一般的に商品の価値といいますとメーカーが製造原価を積み上げたコストに適正な利益を上乗せした価額を示して来ました。
それが、今では消費者側が商品の価値を決める風潮が強くなっています。


商品の機能性だけではなく、暮らしの中でのそのモノの意味が問われるという意味においてコトの価値化です。コストを前提とした価値とコトの価値が一致することはなく、このギャップを会計では「主観のれん」と言います。通常は、コストを上回る主観のれんを企業は期待する訳ですが、今後、意に反して逆ザヤになることも多くなると思います。


この主観のれんは暮らしの価値と言い換えることが出来るかもしれません。
私は、この知識資本を「働き方」の場面で注視していきたいと考えています!



ーご参考ー
私の会社の手作りホームページが、やっと完成しました。
宜しければ覗きに来てください!
応援をお待ちしています!!
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株式会社CREATE LIFE
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では、また明日お会いしましょう!


都市再生の魔術師

皆さん、おはようございます!
今日は木曜日、毎日が早いですね。
年を追うごとに毎日が速くなるとは言いますが、本当ですね。
今月末までのスケジュールが見えてしまってますので、あっ今年もあと5ヶ月か。。


と、まぁ気の早い話ではありますが。そんな忙しさの中でも、頭が空いている時にいつもこの社会はどの様になって行くのだろう?などと考えることが多いのですが、これまでの10年を振り返りますと、今後の10年はある程度の想像が付くくらい技術動向や消費者心理の流れの方向が見えて来たように思います。


私の好きな人物に米国のJ・W・ラウスという、
不動産開発に携わった方なら誰しもが知る都市計画の匠がいます。
既にお亡くなりになりましたが、米国が工業国から金融産業へ転換期を迎えた時期に、荒廃した数々の都市を再生し商業施設で街にコミュニティを再生して行った方であります。


もともと弁護士だったと思いますが、
少しでも多くの人々を助けたいとの思いから、
住宅抵当証券会社経営を経てラウス社というデベロッパーを創設しています。
私が勤めた流通企業グループも大きな影響を受けていました。


私のラウス氏の印象は、
商業施設というハードウェアの厳つい開発を行いながらも、
その施設内で人々がどの様なコミュニティを醸し出すか、
施設内のお店や商品にまで心配りのできる柔鋼両面を持ち合わせたしなやかな方です。


なかなか不動産開発という力仕事に、人の心を理解して取り入れる方は
業界広しと言えども、お目に掛かったことがありません。
そう言えばトランプ大統領も
一時期、アメリカの不動産王って言われてた時代がありましたっけ。


ラウス氏が名を馳せたのが1980年代です。
ちょうど米国の重工業が衰退しはじめた時ですね。
都会の巨大な工場がどんどん閉鎖されて行く訳ですから、
その地域にすむ住民にとっては一大事に違いありません。


それを既存のインフラである建物を最大限に活かしながら、
ショッピングセンターに転用して行き、
街に賑わいを取り戻したというところが都市再生の魔術師と言われる所以です。
都市再生のプロデューサーと言われることもあります。


翻って、それから40年近く経過し、世の中も大きく変容しています。
ショッピングセンターも地域を選ばず標準化された施設が日本全国に存在し、
消費者もただ単に商品を買いに行くだけではなく、
Cafe’ではありませんが人々との繋がりを楽しむ暮らしの時代に変化しています。


ラウス氏が今の日本を見たら何て言うか考えてみました。
都会やそこに居る企業を中心として、全てが縦割りに繋がった社会の仕組みである。
これからの時代は、個人が暮らしを取り戻す時代だから、
縦割りだけではなく地域の横の連携を再生して行く必要があるのではないでしょうか。


例えば、行政も中央官庁から県庁、そして市町村と縦割りの指示命令系統で運営されていますので、地域の市町村に至ってはなかなか小回りが利かない。
一方、戦後以来築きあげられた大手企業を中心とする下請け構造。これも大手企業のグローバル競争の下で系列の維持は困難になっています。


ただ、この下請けメーカーは、
今までにこのブログで熊本、富士吉田、甲府等の地方の中小繊維業界が独自のブランドを打ち立て、国産品質とブランドを裏付けに新たな顧客層を掴む新たな動きが見られることは嬉しい限りです。


また、世界で初めて人口減少を経験する日本ですので、
80年代の様にハードウエアを中心に新たな建物を建てるのではなく、
余剰となったインフラを如何に地域の意味ある事に転用して行くかを考える必要があります。ソフトウエアをどの様に組み立てるかではないでしょうか。


シニアが人口に占める割合が増え、また生産労働人口が減少します。働き方改革ではないですが、地域で仕事をするということは避けて通れないのではないでしょうか。シニアも年齢に関係なく、働きたい限り働き続けるのは当たり前の話しです。そして、介護が必要なシニアが居るのに、通勤で片道1時間半も掛けていたら非効率ですよね。


財務の立場として地域のお金の流れを考えると、
都心でお金を得て、都心の商業施設でお金を落とす。
これでは地域の雇用が生まれないばかりか、
お金が地域で循環しませんよね。


地域での雇用創造が先か、消費が先かは兎も角、
地域で暮らしが完結する社会の仕組みも作らなければいけないのではないでしょうか。
もう少し、モノやお金が地域内で循環する仕組みを。
その中心にあるのは、そこで暮らし人々の創造力、アイディアだと思います。


その為には、地域のコミュニティを再生することが必要だ。と、ラウスは言うのではないでしょうか。