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アイディア共有社会!

皆さん、おはようございます!
久しぶりに自宅で迎える朝です。。やはり落ち着きますね。
二日間の泊りがけの研修後に、前泊で松本へ出張へ行き、最終のあずさ号で帰って来ました。流石に、身体に堪えましたが、今朝は爽やかです。


昨日、松本で一日会議に参加しながら、ふと知識を生み出す瞬間を目の当たりにしたような気がしました。様々なバックグランドを持つ人々が建設的に意見を発し、いろいろな考えが交わることにより結論が導き出される。そこにいるメンバー皆が納得した見解として新たな知識が共有されています。


一同に会したメンバーは総勢11名。内2名は松本までは来れませんでしたので、松本と湘南、大阪をSkype(=映像と音声を同時に繋いだ双方向のコミュニケーションツール)で同時に繋いだ3時間余り。テレワーキングさながら充分にコミュニケーションが成り立つことを実感する時間でもありました。


各人とも林業会社、製材業社、木工職人、設計会社、デザイナー、コンサルタント等、自らの仕事を持つ、異業種間の会合です。仕事の上では全く異なるバックグランドを持ちますが、各々が共通の目的の為に、前向きにコミュニケーションを行うと、一つの事業という成果が得られることを実証した瞬間でもあります。


最近では、大手企業ともなりますと、そこで働く方の業務が標準化され、効率的な遂行が徹底されていると聞きます。同じ文化の中で、経営目標を共有する会社の中での仕事は、
ある意味、各人が業務遂行に必要な最低限の調整以外のコミュニケーションを図らなくとも、会社としての業務が回って行く様になっています。


ところが、昨日の会議のメンバーは、1年あまり前より月に一度顔を合わす程度の人間関係です。そもそも共有する会社の様な文化など持っていませんので、その場でお互いを理解しながら自らの考えを伝えて行く作業ですので、皆さんにこやかにしながらも良い意味での緊張感を持っていたのではないでしょうか。


これから情報化社会が更に進展して行きますと、定型的な仕事はどんどんAIやICTに置き換わり、人々は新たなアイディアを考える創造的な仕事にシフトして行く様になると思います。働き方も変容し、会社に行かなくとも、それこそ自宅やCafe’でテレワークにより繋がりながら仕事を進める方法も増えて行くと思います。


税理士、行政書士、弁理士等の士業といわれる業務のうち、定型的な行政機関等への申請業務等も、AIにより代替する可能性が高いと思います。これらの士業の方々に期待されることは、自らが持つ専門的な法律や技術といった能力を活かして、顧客が困っている課題に対して的確に答えを導き出すアドバイザリー業務になると思います。


また、運送業の様な人の労働力がないと荷物が動かない様な仕事においても、AIやITにより、あたかも労働力を様々な荷主が共有する(≒ライドシェアリングのイメージ)ようになると思います。これにより、荷主の指定する場所に配送した時に様々な運送業者が行列をなしていて、待ち時間が半端でないという様な事も解消されると思います。


この1ヶ月間あまり、資本主義経済について考えることが多く、このブログでも紹介をさせて頂きました。規模の経済という効率性を追い求める社会が長らく続いてきましたが、自動車産業にみるように、それも規模の不経済が顕在化する中で、範囲の経済(説明は二日前の「VOLVOの新しい取り組み!」をご覧下さい)にシフトしはじめています。


一方、情報技術により個人と個人が結びつき、有形無形の資源を共有するシェアリングエコノミーが次の時代のビジネスの在り方として注目される様になっています。
ライドシェアリングのUber、ワーキングシェアリングのクラウドワークス等、人、物、資金といった資源をシェアするビジネスです。


この範囲の経済とシェアリングエコノミーの共通点は、資源を共有することによる効率を追求するところにあります。前者がリアルな企業間取引で語られることが多いのに対して、後者はネットを活用した個人間取引で説明されることが多いですが、本質的な部分は資源を共有すると意味に置いて同一の概念だと受け止めています。


これからの時代に私達が行って行かなければいけないのは、新たなコトを創造することにあります。AIやICT等の技術により置き換えらる定型的な仕事の余力は、創造活動に向かうことになります。そのベースにあるのは個々人のアイディア、創造力にあります。
その上で、各人が持つアイディアを共有することによって、一つの事業を成し遂げる。


その様なことを考えながらの松本での会議でした。
今日もご覧いただきまして有難うございます!



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家計を豊かにする!

皆さん、おはようございます!
今日は松本で爽やかな朝を迎えています。
昨晩、最終のあずさ号で松本へやってきました。
ほんとうに空気が美味しい綺麗な街だと思います。


先日、はじめてのCafe’に立ち寄ってみたことを思い出しました。最近、武蔵境にCafe’が増えつつあるので、新しいお店を探しつつ、珈琲を飲みながら本を読みたいと思ったからです。。ありました!お店の名前は「NORIZ COFFEE」。この地域には珍しい小粋なCafe’です。多くの人が行き交う道沿いに存在感ある構えを見せています。


お店でしばらく気持ちよく読書を楽しんでいました。お店が道路に対してとても開放的で、珈琲の香りにつられるせいでしょうか、お店の前を通りかかるお客さんが店主に気軽に話しかけています。お店には、小さなテーブルが4つしかないのですが、外国人、カップル、親子が座っおり、とても街に溶け込んだCafe'という印象です。


珈琲を飲みながら、ふと思い巡らせたことがあります。
武田薬品の取締役の16名のうち14名が外国人であり、同社の社長は日本市場ではなく、海外マーケットで戦っていくと明言していること。。自動車産業は、既に世界各国に生産工場を持ち、海外マーケットで自動車を販売していること。


ここにきて生命保険会社までが、海外の生命保険会社の買収に乗り出していること。
いずれも日本国籍の企業ですが、実際には多国籍企業といえ、海外子会社の売上が高くなっています。国内の人口減少が目の前に迫る中で、企業の論理として海外の市場を制覇して企業拡大(≠企業成長ではない)を図っていかなければならない宿命だと思います。


日本国籍の企業である親会社の連結業績は増収増益で見過ごしそうになりますが、実際の国内での親会社単体の業績はそれほど振ってはいないものと思います。
つまり、多国籍企業の連結業績が良いからといっても、必ずしもその業績の全てが日本でのGDP(=国内総生産)に貢献している訳ではありません。


言い方を変えれば、海外で稼いだ利益を日本の本社や支社で働く従業員の給与として還元しているかというと、そこはグローバルな観点から全体最適を図らなければならない事情もあると思います。今の日本にとって必要なことは、国内での所得を増やし需要を創出していかなければならない。今後の人口動態を考えると国内経済が行き詰ってしまいます。


一方、内需型企業の代表企業である鉄道会社に目を向けますと、最近、自社の沿線においてユニークなサービスを矢継ぎ早に展開しています。同じ上場会社でありながら地域経営の視点を持ち始めていることに好感を覚えます。例えば、居宅の見守りサービス、買い物代行サービス、お掃除代行サービスなど、より生活に密着したサービスです。


今までの資本主義経済の仕組みでは、貨幣に換算できなかった価値創出の領域(=いわゆる家計)の事業化に取り組んでいると言えます。これは生活領域にまで資本経済が入り込み初めていることを意味します。地域内で困っている課題を事業を通して解決するという意味で、経済の裾野が広がっています。地域内で新たな雇用も生まれるでしょう。


必ずしも鉄道会社だけが、この様な地域に関わる事業に携わっていくものではありませんが、地域の抱える課題を事業を通して解決して行きながら、そこに暮らす住民、企業、文化、歴史、固有資源を踏まえて、地域としての価値を高めて行く事業(=地域経営)主体が不可欠なのは間違いありません。


地域経営とは、地域における将来像をそこに暮らす方々と共有し、その地域の法人や個人と協力し合いながら相互に有形無形の街の仕組みを作って行くことだと思います。地域資源の良いところを見つめ直し、地域の経済力を高めて行くことが必要であり、そこで創られたライフスタイルそのものが、改めて地域の資源となる様な好循環を作ることです。


その様な地域が世界と競争し合うということがあっても良いと思います。そうグローカルとでも言うのでしょうか。その様な世界に誇れる地域ができれば、人や企業も集まり地域経済が更に高まり、資金も集まって来るようになると思います。そんな個性的な街が日本の各地で増えて行ったら良いですね。


資本主義経済は、自由な競争を前提に資本の効率性を追求させ、生活者の利益を最大化する良い仕組みだと思います。それが規模の経済と結びついていた時代には、企業に遠心力が働き、多くの多国籍企業を生み出しました。それが情報と結びついた自動車業界でも、範囲の経済(昨日のブログをご覧下さい)として資源を共有しはじめています。


考えてみれば、以前の鉄道会社は田園調布や国立の様な沿線開発は規模の経済を追求してのものでした。今のそれは、持てる事業資源を活用して今までとは異なる様々な事業でそれを共有する経済という意味においては、範囲の経済化と言えるものと思います。地域経営の視点で、地域の魅力を高めて行って貰いたいと思います。


今までの家計の領域や里山資本と言われる非資本経済の領域にまで、きめ細かく資本経済の裾野が広がることは良いことだと思います。その時に、個々のサービスを単に提供するだけではなく、中小事業者や地域住民を含めたコミュニティを前提とした仕組みを含んだ経済である必要があると思います。


折に触れて綴っている、特定郵便局やコンビニエンスストアは、そこで働く方がその地域の住民でもあります。全国で標準化された商品やサービスを提供するだけではなく、地域が必要としているものを住民と一緒に作りだして行くサービス拠点として、地域経営の一役を担うことも考え得るのではないでしょうか。


今日もご覧いただきまして有難うございます!


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VOLVOの新たな取り組み!

皆さん、おはようございます!
今日もご覧いただきまして有難うございます。
昨日からの一泊二日の研修で東大和という街で朝を迎えています。
何もない研修センターの自室でパソコンに向かっています。


最近、次世代自動車の主流はEV(=電気自動車)かと思わせるぐらい、世界各国の自動車メーカーがEV発売を発表しています。その中で、スウェーデンのVOLVO社は他のメーカーに先駆けて2019年より発売を開始するようです。今回の発表時に、自動車業界では珍しい新しい販売方法を打ち出し、目を惹きましたのでご紹介しようと思います。


それは「サブスクリプション型」と呼ばれる、携帯電話のサービス込み月額定額料金制の様な販売方法を年内に導入するそうです。頭金は不要で、毎月一定額を支払って2年経過すると新しいモデルの車に乗り換えられるとのことです。新車価格600万円クラスのスポーツタイプのVOLVO車が、月額約9万円位に料金設定されるとのことです。


自動車保険や修理費等の追加費用も含めた料金ですので、販売の仕組みは確かに携帯電話と同じ様な考え方ですね。外車には縁のない私でも少しは身近に感じます。
VOLVO社が新しい販売方法を打ち出す背景には、消費者が今までの様に自動車を買わなくなるとの予測があります。


確かにトヨタ自動車もEVだけではなく、ライドシェアリング(=クルマを複数の個人で相乗りすること)ビジネスを営む企業に出資を始めているのは、VOLVO社と同様の市場予測があるからかもしれません。実は、VOLVO社のサブスクリプション型販売の面白いところは、更なる付加サービスも用意されていることなんです。


既にスウェーデンでは展開されている様ですが、自動車に荷物を配達するサービスがその一つです。どの様な時に配達を利用するのか分かりませんが、運転者が不在でも配達員がスマートフォンで一度だけ解錠できる「スマートキー」が要点となっている様です。
このスマートキーを使って洗車や給油の代行サービスも検討しているとのことです。


ここまで話しを聞きますと、自動車メーカーもいよいよ車体販売だけでは企業成長が難しくなるので、クルマをプラットフォームに見立てたサービス戦略に転じようという、新たな胎動として受け止められます。先日の日産自動車の経営計画発表でも、そこまで具体的には公表されていませんでしたが、クルマのIT化が一つの戦略となっています。


確かに世界で12億台ものクルマがこの地球上を走っている訳ですから、そのクルマを基盤に新たなITサービスを考えるのは当然と言えば、当然だと思います。
最近のクルマは、インターネットで走行状態を外部からモニタリング出来る様になっていますので、様々なIoT(=モノや機械とインターネットが融合)事業が考えられます。


この様に自社が製造したクルマという鍵となる事業資源を活用して、派生的に複数の異なる事業展開を行うことを「範囲の経済」と言うそうです。規模の経済が単一事業の規模を拡大させることにより経済的な利益を享受するのに対して、範囲の経済は「自らの核をなす資源で異なる事業を繰り広げることより利益を追求する」と言うことができます。


資本主義経済と言えば規模の経済が代名詞の様に考えられていましたが、大手企業も規模の経済におけるコスト優位性に限界を感じているという、一つの現象なのでしょうか。「規模の不経済」に気が付いた企業は、自らが持つ最大の強みを活かし、情報技術を融合させて、業容転換していくことが資本主義経済の先にあるのかもしれません。


この様に理解しますと、先日のブログでも綴りました「郵便局」についても、全国20千店舗を持つセブンイレブンを上回る、24千局をもの郵便局の「立地の規模」を活かして、郵便、貯金、保険の取り扱い以外に、地域に必要とされるサービスを展開して行くことが、あるべき姿だと言えるのではないでしょうか。



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