誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

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創造力を信じる!

皆さん、おはようございます!
日本初の国産ジェット旅客機開発の頓挫をどうみるべきであろうか。世界に引けを取らない技術水位を持ちながら、それを活かし切れなかったのも何となく頷ける部分があると思います。形式知に頼り過ぎた技術は脆いものであり、暗黙知による技術に欠けてたのでしょう。



最近、アート系学校出身の方々やデザインの仕事を手掛ける方々と知り合う機会が増えています。彼ら彼女らの全てが開花し成功している訳ではありませんが、自身が持つ専門領域については、流石に魅せられるそれなりの自分ならではのアプローチ方法や技術を携えているものと感じます。その先に、万物と一体となった解き放たれた魂を宿せるか否かでしょう。


自己表現をするなんて、まずは寝ても覚めても遣り続けたいと思える無邪気な自分に気付いている必要があるでしょう。それを知っているということは絶えず自分の気持ちをニュートラルに置きながら、社会との関りの中で貪欲に様々なことを吸収することができます。そこで得る数々の気付きを通して、天真爛漫に成長を遂げていく伸びやかさがあるのでしょう。


お父さんも美術教員の美大出身の知人が、父親から美術の道に入れなんて言われたこともなく、それを教えて貰ったこともないそうです。むしろ、幼少期より習っていたピアノについては、一応それなりの腕前にはなれてはいますが、ピアノで糧を得るまでには達することもなかったそうです。現在はデザイン力を活かして課題を整理したり表現したりしています。


知人曰く、他人に言われてやらされていることは身体につくものではなく、本当に自分が心底から遣りたいと思えることを遣り続けることの大切さを力説していました。遣りたいと思えることに対して、人間は貪欲に楽しみながら様々なことを吸収していくものの様です。それは。それが単に面白いと感じられるのか、それとも窮屈に感じられるかということです。


人間は損得勘定という打算ではなく、それを行っていて寝食も忘れて没頭する位のことの方が伸びやかに成長させられるのでしょう。そのプロセスにおいて、先人の教えである技を学ぶことも不可欠でしょう。ある一定の枠組みの中で自己表現することを制約されている訳でなく、身体に技を刻み付けながら、やがて心が成熟した時に自分なりの技を確立できます。


好きなことを楽しみながら学び、純真に様々なことに気付き人間的な成長を遂げていく自然体が大切だと考えています。いまの社会は、打算とはいいませんが損得で考えすぎていると思います。少なくとも子供の時分くらい、無邪気に自分の遣りたいことに取り組むべきでしょう。親の意向で幼少期より学習塾通いするなんて子供の可能性の芽を摘んでしまいます。


それが親心というのなら、もっと子供の可能性を信じてあげるべきでしょう。それが出来ないから社会に閉塞感が漂っているとも言えるでしょう。もっと人間の創造力を信じても良いでしょう。目先の損得なんて、過去の価値観や経験知に従って判断しているだけで、必ずしも社会が同じことを繰り返すとは限らないからです。過去に倣うことでなく創造すること。


少し神秘的に聞こえるかもしれませんが、人間が自分の気持ちに素直に受け入れたり、創造したりするということは、この地球の自然な循環メカニズムに包摂され育まれることをも意味するのでしょう。地球が宇宙の循環メカニズムに組み込まれていることを考えると、人間個々人が宇宙とも繋がるということでもあります。そうやって創造力が連鎖するでしょう。


今日もありがとうござます!
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傾聴、共感、そして自己成長!

皆さん、おはようございます!
仕事で東京を西から東へ2往復するあまり効率の良くない一日がありました。はじめてお会いする5名の方々ばかりでしたので、どの様な方かを理解しようとする好奇心が勝っていました。皆さん、自分で事業を営んでいらっしゃるせいか個性豊かでとても楽しかったです。



普通の方でも、日々の忙しさに感けて将来的に自分が何をしたいか、目先のやりたいことには直観的に取り組んでいると思いますが、将来のことになると割りと遣りたいことがとっちらかってしまっていて整理ができていないものではないでしょうか。それが、事業を営んでいる経営者とでもなりますと、自分のことと事業のことで忙殺されてしまい尚更なのです。


人はいつも理路整然と自己理解している訳ではありませんが、混沌とした意識の中にも時として、ふとした切っ掛けから自分に目覚め急に行動すべき目標が明確になることがあります
。それを腑に落ちるというような言い方をすることがありますが、自分の意識の中に急に明かりが射すことにより、それまでの混沌とした意識が急に整理された時に自己成長します。


それは、ありのままの自分を認めた瞬間ということが出来るかもしれません。人間はありたい理想の自分と現実の自分との間で葛藤しながら生きてる存在であり、それが出来ないから日々もやもやした感情を心の中に抱いているものなのです。ところが、現在の現実の自分を認めた時に、具体的に理想とするありたい自分に近づくための道程が明確に見えるのです。


私自身、若い時から振り返れば3度ほど挫折感を味わってきたと思います。大学の時に用意周到に準備してきた意中企業に入社できないと分かったとき。コポーレートファイナンスを欲しいまま操りながら実績を残しましたが、突如としてその先を見失ったとき。そして、意気揚々とはじめた創業会社がみるみる内に減速してしまい、立ち行かなくなったときです。


深い痛手を負った挫折感から脱することが出来たのは、自分で認めたくない現実の自分の姿をありのままに受け入れることが出来たからです。現実の自分を認めることにより、人間は次なる自分の理想とする将来の姿に近づこうとする勇気が出て来るもののようです。中々、現実の自分を認めるのは難しいのですが、それにより人間は一回りも二回りも成長します。


挫折感というほどの痛手でなくとも、日々の暮らしの中で受け入れたくない現実の自分と理想とする自分の姿のギャップに苛まれるのが一般的でしょう。それが人間というものなのです。それが、こと中小経営者になりますと、企業の代表者として全てを受け入れていく必要がありますが、そこは人の子なかなかそれが出来ずに精神的な鬱憤が溜まるものなのです。


その様な人間の内面にある精神的な鬱積を晴らすためには、現実の自分を突き付けてゆっくりと受け入れることなのですが、自分独りでは自己合理化してしまいがちで、中々できるものではありません。その様な時に第三者のメンターの力を借りることも大切だと思います。
メンターは、当事者の語ることを否定せずにただひたすら傾聴して共感に徹することです。


人間というものは、不思議なものでそうやって自分の思いや悩みを他者に聴いて貰えると、最初の内は自分が抱える屈折した主観的な考えや思いを語るものですが、それをメンターにそのまま受け入れて貰うことにより、やがて自分で自分を客観視しはじめるものです。それが自己成長に通ずるのです。だからこそ、中小経営者には傾聴、共感することが必要です。


今日もありがとうございます!
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ビジネス支援プラザ!

皆さん、おはようございます!
金融機関から資金を取り上げたら何が残るのかを考えることがあります。余りにも規模の経済を追い求め、経済合理性という資本の論理の判断軸だけで利益を追求していれば、やがてお客様から見放されるでしょう。資本は手段であり、目的にはなり得ないものだからです。



昨秋、多摩地区の中小企業の成長を伴走支援すべく、国立駅前のコワーキングスペースにビジネス支援プラザを併設しています。それから半年が経過しようとしていますが、少しずつ存在が浸透しつつあり、市町村や東京都が運営する創業支援施設にも知れ渡っているようです。それら行政や公的施設とも連携しながら私たちの持ち味を広めて行きたいと思います。


中小企業は、財務をはじめバックオフィス機能が存在しない場合が多く、またマーケティング機能や情報システム化機能を持たないことから、それを支援すべく専門家たるエキスパートを集め、謂わばワンストップのプラットフォーム化していることが持ち味です。本来ならSNSなどを活用して情報発信しても良いのですが、口コミで広げつつあるのが現状です。


フロントに立つ私はまちビジネスの「経営力再構築伴走支援パートナーCFO」として、地域の主役である中小企業を「まちビジネス」として捉え、経営者の悩みを解決すべく相談に応じる日々を送っています。経営者の悩みは、目先の資金繰りにばかり気を取られ経営に集中できないことに始まります。その上に自身の事業に対する意志が可視化できていません。


だからこそ、財務をはじめバックオフィス業務は中小経営者から委ねて貰い、経営に専念して貰うところから伴走支援がはじまります。ところが多くの経営者は、目先の業績を上げることばかりに目を奪われており、事業を営む目的を見失っているという課題を持ってます。それは日々の忙しさに感けてしまい、自分がなぜその事業を営むのかを忘れているのです。


「経営力再構築」とは、正しく事業を営む拠り所である経営者の志を可視化するところから始まります。その答えは経営者の中にあります。経営者に対する傾聴と共感を通して、それを呼び覚ます必要があります。経営者の事業に注ぐ意志を踏まえ、現状の事業資源と市場動向を捉えながら事業戦略を再構築することにより、はじめて事業計画に落し込めるのです。


あとは、その事業計画に従って事業を組み立てていけば良いのですが、そのプロセスではマーケターという市場分析や商品企画、プロモーション、ブランディングの専門家に伴走支援して貰うことも大切です。また、これから事業を営んでいくためには、業務プロセスを情報システムに置き換えて、人財に頼らなくとも効率よく事業を運営していくことが必要です。


事業を営む過程では、法律問題、労務問題、会計税務問題なども生じますので、それらに適宜対処する専門家の支援を受けることも必要となります。各種専門家を組織としてプラットフォーム化するなら、最近ではどこの地域金融機関でも行っていることだと思います。ただし、それはただ専門家をお客様に紹介するマッチングのみに留まっていることが課題です。


「ビジネス支援プラザ」の目的は、あくまで「まちビジネス」を営む中小企業に「経営力再構築」しながら事業を再構築していくことであり、その結果として地域経済の活力を高めていくことにあります。それは即ち、マクロ経済を前提とする社会の中に、ミクロ経済であるコミュニティを通した共益部分を再興することであり、均整のとれた社会にすることです。


今日もありがとうござます!
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