誰にも聞けない経営財務戦略!

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中小経営者像!

皆さん、おはようございます!
難しいですが、大切なことは信頼関係だと思います。人それぞれ個性があり考え方も違ってあたり前ですが、それを受け止め共感することが大事でしょう。自分は自分、他人は他人、いまの社会を生きる人々は、共通解を見出すのでなく正解を探しに行き過ぎだと思います。



地域社会のために事業を行っていると言っておきながら、実はご自身が周囲から賞賛されたいといった栄誉のためにそれを行っているという経営者もいらっしゃいます。それは自分では利他だと思っていながら、自分が気付いていない本心は利己であることを示しています。それでは本当の意味で、真摯に事業に向き合っているとは言えず、業績も付いて来ません。


一方、私心なく高らかに理念を掲げ、理想の社会を追い求め事業を営んでいる経営者もいらっしゃいますが、残念ながらその思いが強すぎ経営感覚に乏しく業績が付いてこない場合もあります。社会的に良いことを行っていれば、いずれ業績も付いてくると考えているようですが、そこはやはりマクロ的な見方ばかりでなくミクロ的に事業を捉えることが必要です。


理念と利益のバランスが取れていなければ事業を成長させて行くことは難しいでしょう。その壁を乗り越え事業を成功に収めたのが大手企業にまで成長させた創業経営者だと思います
。創業経営者は一般的に個性強く、必ずしも理路整然と事業を営んできたというよりも、偶然に人に恵まれてきた側面が強いのですが、事業に対する思いと感覚に長けている様です。


この様に考えてみますと、事業というものは偶然の結果としてしか成長させることが出来ないのかということになります。これからの時代に、何をもって事業の成功というか難しい側面がありますが、事業規模如何に拘わらず安定的に成長させていくことが出来るのかということになると思います。その経営者の身の丈に合った事業規模というものはあるでしょう。


必要なことは事業を営む経営者にとって納得感が得られるかでしょう。これまででしたら資本の論理が働いてしまい、事業を支える枠組みである会社の株式を公開させることが一つの金字塔としての目標となったのでしょうが、これからはその様なことよりも会社としての存在意義が広く社会に受け止められ、どれだけ生活者に共感されることの方が大切でしょう。


そして、その生活者の中から一緒に働きたいと考える方々が社員としてジョインするのが理想でしょう。会社や事業というものは一人の事業を営む経営者の思いが込められて生きいきと躍動するものでしょう。それが合議制による組織体制に移行すると、会社を維持することばかりに目を奪われがちとなってしまい、有機組織体として輝きを失ってしまうものです。


今ほど会社という組織のあり方が問われてる時はないと思います。旧態依然とした大企業ばかりでなく、もっと中小企業の中から成長著しい会社が生まれて来なければ、日本の社会や経済は窒息してしまうものと思います。それは私たち個人の生き様が問われているのであり
、消費者としての生活者がもっと自らが生きる上での価値観を明確にする必要があります。


良き生活者の中で、もっと自分の思いを広く社会に届けたいと考える方が事業を行えばいいと思います。事業を行うには自然体である必要があります。どんなに事業に必要な専門知識を持っていても、それだけで事業は出来ません。必要なのは私心のないバランス感覚であり
、他者の言うことに耳を傾け共感しながら、自分の行動を軌道修正していくことでしょう。


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マイパーパースの大切さ!

皆さん、おはようございます!
令和4年分確定申告も終わりましたが、既に令和5年が3ヶ月目に入っている現実に、切れ間なく終わりなき事業が続いていることに思わずため息が出てしまいそうです。糧を得るための営みですから、あたり前といえばあたり前なのですが、志を持たなければ続きません。



今年の就職戦線も、早くも火ぶたが切って落とされ3月1日より会社説明会が解禁となってます。街中を歩いていると、真新しい紺色スーツを身に纏った若者たちの姿が目立ちます。経団連による就職活動紳士協定も2016年に廃止となり、各企業とも自主的採用活動日程を申し合わせていますが、既に学生の2割が企業より内々定を得てるとも言われています。


視界不良な時代に持続可能な成長を探る企業はいま、お客様や投資家、社員など利害関係者と進むべき方向性を共有しようと、こぞって「パーパス(=存在意義)」を発信してます。
新卒採用活動でも、それに共鳴して自社で長く働ける人財が来てくれることを待ってます。
これから社会に出る若者は会社と自分をどう繋ぎ、目線を重ねて、仕事を選ぶのでしょう。


コロナ禍やデジタル化で大きく変わる社会。その中で生き残りをかける企業は、自社のパーパスと社員の進むべき道を共有する方法を探っています。どの様な会社を選び、仕事で自己実現しキャリアを形成していくのか、企業も、就職活動をしている学生も模索している状況です。まずは独り善がりでない、自分の働く姿をイメージし描き出して行くことでしょう。


そして、それを進化させて会社と共有していくことが望まれますし、それが結果として精神的に豊かな社会を実現していく近道だと思います。学生の方々には、企業との迎合を急がずに、順応することを焦らないことが一番の近道だと思います。働く目的意識(=マイパーパス=自分自身のパーパス)という、就職活動における軸の確立が鍵を握るものと思います。


それは、新たに社会に出ようとしている若人だけのことではなく、既に企業に勤めるベテラン社員においても同じことが言えるでしょう。企業という枠組みに結果的に迎合しながら要領よく効率的に仕事を進めることが処世術と言わんばかりの仕事の進め方は、業務を円滑に運営する上では欠かせませんが、これからの企業はそれだけで生き残ることは出来ません。


もっと新しい事業や商品を開発できる独創的で自律的な人財を求めることが、時代が大きくかつ早く動いている中で、企業にとって避けて通れない希求の課題となってます。独創的で自律的人財なんて、育成しようと思っても育てられるものではありません。それは個人が目的意識を持ってモチベーション高く能動的に活動する中で身に付けて行くものだからです。


私の学生時代の就職活動は、意中の航空業界に早くからOB訪問などし、スムーズに社長面接まで行き着いたと思いきや、面接での不用意な一言(=恥ずかしくて秘密です)で敢えなく玉砕してしまいました。しかし、いま振り返ってみれば、そのまま就職をしていればその企業に思い切り迎合してたと思います。一途でしたが弾力的に考えざるを得なったのです。


その時に自身の生きる目的を考えられたことが良かったと思います。地域経済の活力を高めることが目的です。その様な観点に立てたから信用金庫という道を選びました。それでも30代後半から40代位までの約5年間は、自らのスキルに拘り目的を見失ってしまったと思います。自らの目的を明確に持つと言うことは、社会との関わりを強く意識することです。


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事業者の精神!

皆さん、おはようございます!
昨晩仕事で遅く帰宅し、今朝は流石に早く起きられないかな。。と思いきや、なんといつもの習慣でAM3時半には目が覚めてしまいました。いまブログを記しながら、窓越しに見える空はまだ闇に包まれています。このブログを書き終える頃は辺りも白んで来るでしょう。



最近、少しばかり考えが超越してしまい、人間というものはこの地球上の自然環境に包摂されているばかりか、地球の自然界のメカニズムも壮大なる宇宙の真理に従っているものと考えてます。人間というものは宇宙や地球の枠組みによって生かされている存在なので、そこから逸脱した行動をとるとどこか人間の心身に無理を来すことになると思ってしまいます。


病は気からといいますが、肉体と精神は深く結び付いていることが理解されています。そのバランスをとることも大切なことですが、肉体は肉体で、また精神は精神で人間の外側にある環境と微妙に影響し合いながら維持されていることを考えますと、やはり自分自身の精神状態を自然界に包摂される存在として、それに逆らうことなく修めていく必要があります。


何故その様なことを考えるかといいますと、自分の精神状態が乱れれば取り組んでいる仕事もとっちらかり、仕事が乱れれば事業を通して取引先に微妙な影響を及ぼすことになります
。宇宙というスケールからみれば、顕微鏡でも覗くことが出来ない私の存在ですが、自らの気持ちの持ちようによっては、社会に影響を与えるような結果を残す可能性を秘めてます。


今日における、自然環境問題、行き過ぎた資本論理を信奉する問題、少子化問題などは、結局、一人ひとりの人間の行動の結果として最大公約数が自然界の法則を逸脱してしまい許容できないほどになっているから起きてると言うことができるでしょう。それは、各々の人間が自分の利益を優先してしまっているからであり、もっと周囲に配慮する必要があります。


言い方を変えれば、利己的ではなく利他的な行動をすべきということになるでしょう。それを支えるのが「徳」ということになるのでしょう。徳とは「身についた品性、社会的に価値のある性質、善や正義にしたがう人格的能力」であり、更には「広く他に影響を及ぼす望ましい態度」を指し示します。特に事業(=仕事)の場面で「人徳」を磨く必要があります。


事業や仕事を営むときに、自分のことや会社のことばかりを優先して考えていると、その時は一時的に利益を享受できた様に見えても、先行き長い目で見ていますとお客様が離れて行くことでしょう。渋沢栄一の「論語と算盤」ではありませんが、利潤追求と社会貢献を両立させていく思想を持つことによって、後から利益が付いてくるものであり、それが徳です。


社会貢献と言いますと、少しばかり抽象的ですが、社会や会社で必要とされているものを自らの労力を費やして提供することになります。何が必要とされているかは、一定の社会や会社に身を置いていれば、無から有を生む様なものではなく、もっと現実的に自らが何を為さねばならないか理解できると思います。それを放置していては、人徳以前の問題でしょう。


特に事業と言いますと、社会貢献よりも先に利潤追求が頭をもたげ、自分にはその様な才能はないと思われがちですが、実は利潤追求よりも先に社会貢献をすることであり、そこを履き違えるから事業が上手く行かなくなるのです。社会に貢献するということは、周囲の人々と交わり、共感することでもあります。それが自然界の摂理であり自然(=じねん)です。


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