誰にも聞けない経営財務戦略!

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ビジネスモデル!

皆さん、おはようございます!
昨朝アマゾンのプライム便で注文した本が届きませんでした。小田原の物流拠点から発送さた通知を着信しているのですが、トラックが渋滞にでも嵌まっているのでしょうか。アマゾンの物流機能だけでも立派な一大事業として独立させることが可能な途轍もない企業です。



コーポレートファイナンスを踏まえながらビジネスモデルを読み解いたり、新たなビジネスモデルを考えたりするのが好きであり、得意だと思っています。もともと空間把握に生まれ持って秀でた個性であるようで、それと同じように事業を頭の中で立体的に座標軸にプロットできるからでしょう。そしてその座標をお金や法律という概念で捉えることが出来ます。


ビジネスモデルは学術的な定義付けは為されていませんが「事業が利益を生み出すために要素資源を構造化させた継続性のある仕組み、型」と一般的に理解されています。現代経営学として有名なピーター・ドラッカーは、ビジネスモデルを考える上で「顧客ターゲット」
「顧客が感じる価値」「適切な価格提供の仕組み」を重視する必要があると言っています。


ビジネスモデルは、4つの要素から構成されます。①誰が(=顧客となるターゲット層やペルソナはどこに絞るのか)、②何を(顧客に商品やサービスを提供するに当たって何の価値を提供するのか)、③どうやって(=どうやったら商品やサービスに価値を付け顧客に提供できるのか)、④なぜ(=なぜその商品やサービスが利益を生み出せるのか)の4つです。


これら4つの要素を満たす事業の仕組みを考えることになります。ただし、留意しなければならないのは、ビジネスモデルを考える前提として、事業を立ち上げようとする人の個性や暗黙知から導き出されるビジネスである必要があるということです。好きこそ物の上手なれではありませんが、自分という最大の資源を活用したビジネスモデルであるべきでしょう。


例えば、私であれば最大の資源がビジネスモデルを描き出すことであり、それにコーポレートファイナンスやリーガルを絡めることです。そして、現在の地域経済の活力を低下させてしまっているマクロ経済体制に問題意識を持ち、もっと個性豊かなミクロ経済体制の確立を通し結果的に「まちづくり」をしたいという、これまでの人生における原体験があります。


また、私が懇意にする若き知人との会話中で彼が呟いた「ビジネスのアイディアを考えることに専念して、それを他の人にやって貰えばいいんではないですか?」の的を得た一言に、思わず目から鱗が落ちるとはこういうことだと思いました。だから、私は自ら思い浮かんだビジネスのアイディアを自分で行うことなく、それをお客様に授ける立場に留まってます。


確かに、自ら事業化しても良いのですが、それはそれで一つのビジネスモデルに専念することになり、本来自身が持っているセンスを生かせなくなってしまいます。自分が持つ天分に気付き生かし切ることがビジネスのセオリーです。少し話しが横道にそれてしまいましたが
、私のビジネスモデルと考えられる一つは中小企業等に対する事業再構築支援になります。


もう一つは、同じ中小企業等に対する事業支援でも、もう少し派生的に資金という商品を提供することも考えられるでしょう。現在でいうところの銀行ビジネスやファンドビジネスも資本の提供を通して、提供先のビジネスを支援する建前となっています。しかし、それが地域経済の中で上手く機能していない所に、新しいビジネスチャンスがあるように思えます。


今日もありがとうございます!
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中小の業務改革!

皆さん、おはようございます
今年の4月も中旬に差し掛かり、GWが間近に迫ってます。今週末は出張の予定が入っていますので、この2週間の長期ロードを乗り越えるためにも、少し歩む速度を落し焦ることなく確実に前進して行きたいと思います。GWはゆっくり本でも読みながら過ごしたいです。



中小企業を活性化させることを理念として掲げるユニラボは法人向けに、条件に合った業務外注先を紹介するサービスを手掛けています。中小企業のツテなどに頼っていた外注先探しを効率化し、中小企業の成長加速を後押ししていく考えです。代表者である栗山規夫氏は、2003年に三菱商事に入社後、2004年にディー・エヌ・エーへ転職経験を持ちます。


電子商取引(=EC)サイトへの出店を呼び掛ける営業に携わるなかで、多くの中小企業が適切な外注先を見つけるのに苦労している現状を知ったそうです。この課題の解消にビジネスチャンスを感じて独立し、ユニラボを立ち上げています。このほど第三者割当増資でベンチャーキャピタル(=VC)から約13億円を調達し、採用や広告宣伝に投じる計画です。


2014年に始めた法人向けマッチングサービス「アイミツ」は、足下でホームページ制作や清掃など約100種類の業務を扱っており、計約2000社の外注先候補が登録しているそうです。まずは発注側が求める業務内容や予算などをユニラボの担当者が分析し、条件に合う複数の候補の見積を提示して、最終的な外注先を選んでもらう仕組みとなっています。


既に月間5千件程の発注を受けているそうです。BtoB(=企業間取引)でのマッチングサービスはまだ珍しく一般的ではありませんが、今後は中小企業のインフラの役割を担える様になる目標を持っているようです。同じ中小企業の支援をする立場として、気になる存在なのですが、確かに中小企業は業務外注先の選定に相見積を取るほどの余裕がありません。


良くあるパターンは、必要業務の依頼先を探すためにネットサーフィンによって相手先を検索して探すのは、まだ良い方だと思います。大手企業のように群がってくる外注業者の中から厳選して依頼をかける時間的かつ費用的な余裕などありません。そして一度、外注先業者を決めてしまうと信頼関係が生まれる為、仮に競合が安くても変更することもありません。


確かにユニラボの様に、業務を絞り込んで外注先に登録して貰った業者を中小企業に斡旋することが出来れば、有り難がられるでしょう。しかも、もし登録業者の与信審査なども行っているのであれば、安心して業務を任せることができるでしょう。ビジネスモデルとしては
、非常にシンプルであり難しくありません。起業するとは、その様なことかもしれません。


お客様が困っている一点に集中し、それをビジネスとして仕組み化し商品を提供できれば良いのです。要点はマッチングのお客様である中小企業が求める外注業者を如何に合致させるかだと思います。しかも、それを人海戦術で行っているといいますから、そんなに複雑なマッチングは行っていないと思います。何れAI(=人工知能)に置き換えられるでしょう。


その為には株式公開し、システム化により標準化を行う必要があるのでしょう。だからVCから約13億円もの資金を調達ができたのだと思います。情報システムにより仕組み化できれば、あまり労力を掛けずして事業を拡大していくことが出来ます。ただし、参入障壁は意外に低いかもしれません。それなら、中小企業へのサービスアイテムを拡充するまでです。


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ビジョンとは!

皆さん、おはようございます!
窓辺から見える木々が一斉に芽吹き始め、生命が宿っていることの躍動感を感じざるを得ません。自らも同じ生命を与えられた存在として、そこに変わらぬ生かされる者としてこの自然界に包摂されていることを感じるときです。自然と共に生きることに安心感を覚えます。



将来あるべき姿、未来像という意味を持ち、企業の理想の姿を明文化したもののことを「ビジョン」と言います。企業がその存在意義を達成するための中長期的な目標のことを言い、具体的で実現可能な目標です。ビジョンを定めることは、企業の存在意義がぶれない為の役割を果たし、そこで働く全員が同じ目標に向かって働くことにもつながる大切なものです。


大手企業でしたら、中興の祖が築き上げてきた脈々と言い伝えられてる企業としての存在意義をその時々の時代的な背景を捉え具体的に事業を向かわせる将来像ということになります
。経営企画室などを中心として叩き台を策定し、経営ボードで意見を交わしながら作り上げるというのが一般的でしょうか。組織体が大きい分だけ、型破りなビジョンは描けません。


これが中小企業でしたら、社長がビジョンを描き明文化し社内共有していく必要がありますが、その様な企業はほんの一握りでしょう。社長という一個人が自分の内心に思っていることを独り可視化していく作業はそう簡単なことではありません。まずは一個人として社長である以前に、自分が人生を通して何を成し遂げたいと考えているかを知ることが必要です。


それが個人としての志や意志であり、過去の原体験に裏打ちされている熱い思いを持つことが理想的です。そして、その志や意志をどう事業を通し実現していくか、自分自身の思いと企業としての存在意義を重ね合わせることが必要になります。会社という形態を通して、社会に対してどの様なことを実現しようとしているのかを明文化させることが大切なのです。


その上で、それを具体的に実現する方法として10年後のあるべき姿や将来像として可視化することがビジョン策定までのプロセスです。そのビジョンを実践的なビジネスモデルに落し込み事業の方法論にまで組み上げる作業が戦略策定ということになります。一個人の志や意志から事業戦略方向に描かれていない事業戦略などは砂上の楼閣に帰すことになります。


当然にビジョンや事業戦略にまで落し込んでいく際には、企業として持てる有形無形の資源
、翻って言えばその資源というものはモノや権利として化体されているものもあれば、その事業に参画するメンバーの知見やノウハウといったものも含まれますが、それらを最大限生かし事業をどの様に展開していくかということを考慮にいれる必要が多分にあるでしょう。


その様な一連のプロセスを通し多くの中小ビジネスを元気にして行くことで、地域の活力が高まると考えています。ビジネスというものは所詮、地域に根差してそこに暮らす人々の営みだと思うからです。現在の資本主義社会は、規模の経済を追求するが余り、暮らしとビジネスが乖離してしまい、それがあたり前の様に受け止められていることに問題があります。


ビジネスを他人ごととして捉え勤め人に甘んじることなく、ご自身の夢、志、意志をビジネスを通し実現すべく応援したいと思います。ビジネスなんて十人十色であり、それこそ個性を十二分に発揮して貰えれば良いと思います。その為には、少しばかりビジネスとして形づくっていくプロセスを経る必要がありますが、躊躇することなく思いを大切にして欲しい。


今日もありがとうございます!
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