誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

起業の心構え!

皆さん、おはようございます!
昨晩、新潟、松本へと6日間に渡る出張から久しぶりに自宅に戻ってきました。今年の冬は暖冬で、どこの地域へ行っても雪を見かけることがありませんでした。それどころか、来週には早くも春一番の予報で、異常気象の影響が随所に現れているようですね。



自分一人やわずかな人数で事業を立ち上げるならいざ知らず、企業として一定の人数を連れ添って起業するとなると、それなりの覚悟とタフさが必要であることは言うまでもありません。大手企業の様に各々のメンバーが役割分担して、整然と仕事が進められることはなく、やはり創業者の強いエネルギーにより企業を強く牽引していくことが望まれます。


その為には、創業者が単に事業として取り組みたいことを頭でイメージすることだけでは足りず、自ら社会に対して思う憤りにも似た熱い思いが腹落ちしていることが必要だと思います。生きることへの執着心とでもいうのでしょうか、その様な強い思いを原体験として持ち得ていることが、創業経営者にとって本来は望ましいものだと思います。


それと同時に、自らが営もうとしている事業領域のプロとして、例え社員に仕事を任せたとしても、万が一、イレギュラーなことが起こり仕損じた場合に最後は社長がそのリカバリー打てるような技量と器量がなければ事業を継続していくことはおぼつきません。私の初めての起業は、この何れもが欠けていたと深く反省するに至っています。


中には、その両者が欠けていても時の巡りあわせで、いとも簡単に事業を立ち上げていく創業者もいない訳ではありませんが、それでも事業を立ち上げてから自らの心構えを研鑽し、技量を磨き続けていく必要があります。若い創業者にこの様なタイプが多いのも事実です。それでも事業が立ち上がるかどうかは、時の運も手伝う必要があるでしょう。


一度、事業を立ち上げますと、終わりなき事業を継続していかなければならないというジレンマに陥ります。創業間もない時期は、本当に想定もできない突発的な事象の連続で、心休まることがありません。その様な状況を終わりなく続けて行かなければならないプレッシャーもあり、日々、身体に重しを身にまとったような重圧が降りかかってきます。


創業者にとって何が一番重たい投資かといいますと、やはり社員を雇用する投資が金銭的にも、精神的にも負担があると申し上げざるを得ません。望ましい起業のあるべき姿は、多くても2~3名の仲間と事業をスタートするべきであり、それ以前に独りで事業化に向けたテストマーケティングを繰り返しながら足場固めをすることが望ましいと思います。


この様に申し上げますと、なかなか起業しようとする人が現れなくなってしまいますが、完全に体裁を整えて事業化を図るのではなく、社会の大きなうねりの中にまずは自分の身を置いて、その潮流を肌で感じ取ることが必要だと思います。そうしているうちに、大きなうねりの渦に吸い寄せられていくこともあるでしょう。その時が起業のチャンスです。


いまは時代の過渡期であり、戦後長らく続いたビジネスモデルを参照して起業すると足元をすくわれてしまいます。新しい時代のビジネスチャンスでもありますので、自分の思うがまま、何に捉われることなく事業を描き、風に身を任せてみることも必要でしょう。明日のことは誰にも分かりません。必要なのは自らの飽くなき思いだとおもいます。


今日もありがとうございます!
http://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する