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知識資本×シェアリングビジネス

皆さん、こんばんは!
お昼頃、東京を出て、いま大阪からのとんぼ返りで新幹線の中です。
パートナーのコンサルティング企業のゲストスピーカーとして、
私が実務で培ってきたリアルな財務講座のお話しをさせて頂きました。


こうやって何らかの媒体に向かって、
活字を書いている時は頭のインスピレーションが良く、
次々とアイディアが湧いてくるのですが、
人前で話をするのは、何回やってもテンションが上がりませんね。。


天は二物を与えず。。
ではないですが、私には論理的に話しをする能力が著しく欠けているのではないかと、
思わず思ってしまいます。
ある程度、参加者と話す内容についての場面や状況を共有できていれば助かるのですが。


最近は、そこは話しを纏めるのが上手い人に任せて、
いろいろと思いを巡らせることに専念しようと割り切っています。
やはりCafe’理論(参加者との場とコミュニティの共有)は
新たな知識を創出する為には大切なんだなと改めて感心する次第です。


考えてみれば、アーティストだって独自の哲学(=芸風)を突き詰める側面と、
それをどの様な媒体で「表現」するかという側面のバランスを探求している訳ですよね。
私の場合は差し詰め、広い意味での財務(計数で表現し、それを言葉と概念図で補足する)というのが一つの方法ではないかと思います。


今日の研究会で改めて認識したことは、
これからの事業の「価値」は規模ではなく、例え小さな事業であっても、
消費者とそれら事業との間と取り持つプラットフォームが、提供するサービスにどれだけ意味を与えることが出来るかではないかと思い当ったことです。


概念的に説明をしますと、
これからの時代は消費者が自らの生活に意味があるという商品やサービスを発見することに価値を見出します。それはマスプロダクトではなくて、提供する側の魂や哲学に感じることでしょう。


これ自体が商品やサービスに込められた知識であり、ブランドと言っても過言ではありません。機能性の価値ではなく、消費者側の感性としての価値ですので、当然に個人差があり際限がありません。※知的財産の価値の話しには、思わずのめり込んでしまいます。どの様に計測するかとか、どの様にして創出されるのかとか。。


その様な商品やサービスを提供できる事業は
スモール事業にならざるを得ません。匠の技に頼らざるを得ない部分が大きいですから。
その意味では、提供できる数量と消費を希望する数量との間に「<」という関係が生じますから、オークションではありませんが、消費者側が値付けをする世界かもしれません。


そして、商品やサービスを提供する側は、特に目新しい技術をもって新商品やサービスを開発する訳ではなく、いま既にあるもの、若しくは多少の手を入れることにより販売することになるので、この既存商品やサービスの意味性を解釈し、消費者に上手に伝える媒介者(=伝道者)としてのプラットフォームがプラットフォームが不可欠です。


また、流通、代金決済、物流等を考慮しますと、
このプラットフォームが代替することが経済合理性に叶っていると思います。
これらのプラットフォームの機能をビジネスモデルの概念に当て嵌めてみますと、
正しくシェアードビジネスですね。


もう少し、この考え方を発展させますと、
商品やサービスを提供するのは、
既存の中小企業だけではなく消費者であっても良い訳です。
CtoBtoCという図式も成り立つビジネスですね。


これって、大手企業に資金、人材、資源が集中する
いびつな資本主義社会の課題を是正する起爆剤にもなりますね。
本来の資本主義社会は富が公平に分配されなければならないのですが、
いまの世の中を見ていますと経済主体間に格差が付き過ぎる矛盾を孕んでいます。


個人でも、自らの才能を活かして暮らしていける世の中になったら、
世の中の仕組み自体が大きく変わると思いますが、皆さんはどう思われますか?
過疎問題も、託児所問題も、通勤地獄問題(最近は痴漢問題まで付いてきちゃいますが。。笑)も、介護問題も、考えてみればスケールメリットが引き起こす格差が原因です。


働き方改革ももちろん進めて行くべきでしょうが、様々な施策も各々関係がないように見えて、実は一つのベクトルに向かっている様な気がします。
私は、人間の持つ個性や感性を活かして、皆が豊かに暮らしていける社会づくりを考えることが好きです。


その中で、何か一つくらい、例えばCtoBtoCの様な新たなビジネスを手掛けられたら幸せだと思います。その為には、一にも財務、二にも財務。それを掘り下げることにより、知識経営×シェアードサービス=暮らしを豊かにする。という様な奇想天外なことを思いつく訳ですから。


東京まであと1時間。
明日は黒磯にあるCafe'に行く予定です。
五感を働かせて、何か素敵なアイディアが待っているでしょう。
明日、またお会いしましょう!





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