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シニアが活躍する時代!

皆さん、おはようございます!
「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう。・・」で始まるサミュエル・ウルマンの「青春」を読み返して見ると、全くその通りだと合点が行きます。年齢に関係なく、多様な人が活きいきと暮す時代がもうそこまで遣って来ていると思います。



「70歳代を高齢者と言わない都市」宣言を神奈川県大和市がしているそうです。
「もう年だから」でなく「まだまだ、これから」と思うだけで、行動が少しずつ変わり世界も広がる。「心が動くと身体が動く」。元気な70代が増えてくれば「意識が変わると社会が変わる」。と、いう話しを聞きましてなるほど的を得ていると思いました。


宣言をした後に、70代だけでなく、60代、80代からも「今は年齢で決めつける時代ではない」などの反響があったそうです。少子高齢化により65歳以上の人口が3500万人(全人口の約1/3)を占めている中で、年代に拘わらない全ての人が健康で活きいきとした暮らしが出来る街づくりが不可欠になっています。


そうなるとシニアが活躍できる場を考えて行かなければなりません。町内会の仕事、ボランティア、NPO、企業、行政など、報酬の有無、多寡の選択は個人の自由に、社会との関わりを持てる活躍場所を求めるシニアも増えて来るでしょう。ちょうど、生産年齢人口がピークアウトし減少に転じていますので、社会の側もシニアを求めはじめています。


60歳の再雇用時に減額されることが多かった処遇に関して、基本給の引き上げや成果報酬の導入、責任あるポストの用意といった方法により、シニア層の就労意欲を高めようとする動きが広がって来ています。60歳以上の就労者数は約1340万人(=就労者数全体の2割を占める)までに至っています。


高齢者雇用安定法で希望者全員を65歳まで雇うよう義務付けられていることが背景としてありますが、これが70歳に切り上げ(=義務でない)となる予定です。今までは、ただ年齢を理由に一律で賃金を下げる仕組みとなっていましたが、それが働き手の就労意欲低下に繋がることから、意欲のあるシニアには相当の報酬で報いようとする動きです。


それ以前の根本的な問題とし、俄かに人手不足が顕在化しつつあることを充分に理解しておく必要があると思います。15~64歳の生産年齢人口が2040年に6000万人を割り込み、2015年と比べて1600万人余り減少する見込みとなっています。その影響が既に中小企業に出はじめており、人手不足が理由となった倒産が増えています。


2018年は11月までで362件と前年同期から2割強増加しているそうです。業務を担う人材が確保できずに事業が続けられなくなったり、人材つなぎ留めのための待遇改善によるコスト増加が理由となっているようです。人手不足倒産に見舞われた業種は、飲食業、福祉介護業、運送業などのサービス業に集中しています。


倒産までに至らなくとも、これら業種では人件費増加、人材募集費の増加が顕著になっており、営業時間の見直しを余儀なくされているところが殆どだと思います。
その様な中、人手不足に悩む小売・外食店ではシニアが活躍できるような職場環境の整備が進みはじめています。


具体的にはPOSレジの文字を大きくしたり、掃除などの作業負担軽減に取り組んだりしているようです。飲食店では料理の作り方をイラストで表示し、一目で分かる様にしている企業もあるようです。コンビニエンスストアでは、レジ袋の位置を店員が立ったままでも取り出せる場所に変える実験を始めているようです。


企業側の努力もあって、65歳以上で非正規従業員として働いている方が316万人と、10年前の141万人から2倍に拡大しています。企業のシニアに対する求人意欲も高まっており、2018年7~9月の60歳以上の求人数は、前年4~6月期比で34.6倍にも急増しているそうです。


この様なシニアに対する労働環境の変化は一過性のものではなく、人口動態の変化によるものであり、これからの日本にとって避けては通れない現実だと思います。今までは、シニアが仕事を求めても活躍する場がなかったと言えますが、これからは異なります。
シニアも、どこに生き甲斐の場を見い出すか選択の余地も増えていくと思います。


年齢に関わりなく、健康で活きいきと働ける環境が次第に整っていくものと思います。
シニアの意識も変わり、社会もシニアを求めることとなれば、今までの社会の枠組み自体が変容して行かざるを得なくなります。そこにまた、新たな枠組みを支えるビジネスの可能性が生まれて来るのではないでしょうか。


今日もありがとうございます!
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