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日本の観光産業!

皆さん、おはようございます!
今日から三連休ですね。来週も三連休がありますので、秋休みという感じでしょうか。
夏の暑さで疲れた体を休めるには、ちょうど良い機会かもしれません。
愚図ついた天気となる様ですが、秋を感じに出かけたいですね。



2013年には1000万人強であった訪日観光客数は、2016年には2.4倍の2400万人となり、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年には、政府が掲げる3000万人の目標を達成するのが確実視される勢いです。経済のソフト化の流れから、日本も観光立国として経済の柱として育てて行くことがその背景にあります。


来日する外国人の過半数以上が近隣の韓国、中国、香港、台湾をはじめとする、アジア諸国からの団体旅行客であるようです。中国旅行者の、観光バスを銀座や秋葉原に横付けしての爆買いツアーは、最近では減って来ている様ですが、大通り一面が観光バスで埋め尽くされ、見るだけでも圧巻だと思います。


もともと昭和期の国内の観光旅行も、社員旅行、修学旅行、旅行会社主催旅行など、団体旅行が幅を利かせていました。最近でこそ、個人旅行が主流となっていますが、振り返ればそれも最近のことだと思います。地方の観光ホテルなどは、未だに当時の名残で、施設自体が団体客向けの作りが多い様に思います。


団体旅行では、決まり切ったドライブインに立ち寄りお土産を買い、次から次へとあてがわれた観光施設を訪問し、大型のホテルに団体で押し寄せ、大広間で食事をいただく。
いま考えてみれば、分刻みのタイムスケジュールで、ところてん式に次から次へと観光客が押し寄せて来る有様で、旅行の醍醐味を味わうそれとは随分と趣きが異なっています。


情報化社会の進展により、流石に個々人が観光地情報を検索できるようになり、個人が自由に旅先を決められる時代になり、それら団体旅行の名残である施設は閑散とし、人が近づき難い雰囲気まで醸し出している所も多い様です。インバウンドの旅行者が増加しているとは言っても、日本の観光業の現実はまだまだお寒い状況だと思います。


平成に入ってからのインバウンド旅行者の増加は、海外からの団体旅行者に支えられており、その意味では、昭和時代のホテルをはじめとする観光施設をそのまま活用することが出来た訳です。ちょうど、国内旅行者が個人旅行が主流となり始めた時期でもあり、各地の観光施設は、こぞって海外からの団体旅行者の取り込みに走ったと言えます。


この様な時代的な変遷を見て思うことは、製造業に拘わらず観光業までが規模の経済を追求して「団体」旅行者を中心に事業を成り立たせてきた現実が、日本の経済はどこまでマスマーケットを対象とした社会システムなのかという遣る瀬なさにも似た驚きです。
それが、変わり始めたとはいえ未だにそのシステムが名残として存在しています。


観光ほど、消費者の行動の変化が見てとれるものはないと思います。国内を個人旅行で出かける場合、団体旅行者が宿泊するような大型温泉ホテルには宿泊しないと思います。
みずからスマートフォンで調べ、その訪問地の話題となっている味覚や文化を楽しめるような温泉旅館に宿泊することでしょう。食事に関しても然りだと思います。


個人旅行では、非日常を体験すべく、なるべく訪問先の地元の方との会話を楽しみ、その生活ぶりを垣間見たいと思うものでしょう。郷土料理や文化財に触れるのも、その地域で脈々と受け継がれた歴史を垣間見れるからです。自らの暮しと交叉させながらその地域を理解することこそ旅行の醍醐味でしょう。


東京五輪・パラリンピックを控え、2020年には訪日旅行者が4000万人に達するのは確実でしょう。しかし、その後もその訪日旅行者数を維持して、2030年には15兆円産業として6000万人にまで増やせるかというと、現状のインフラのままでは難しいのではないでしょうか。地域の観光資源の充実が不可欠な様に思えます。


これからの観光資源は、あたかもテーマパークの様な地域性のない自己完結する施設を設けることではなく、地域の自然、気候、文化、食といった資源をありのままに体感できるように表現していくことだと思います。一番大切な観光資源は、なんと言いましても宿泊をする場所ではないでしょうか。


例えば古民家を活用した民泊。本物の民泊であれば、そこに住む方々の生活を目の当たりにすることができ、こんなに魅力的なサービスはないと思います。それから、各行政単位で分断されている観光資源を旅行者の目線で各観光地が連携して地域ブランド力を高めて行くことも必要なのではないでしょうか。


今日もありがとうございます!
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