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GINZA SIXと3331ARTS CHIYODA

皆さん、こんにちは!
この週末はいかがお過ごしでしょうか?
私は一週間の疲れのせいか、朝はゆっくり起きて充分な休息をとりました。
午前中は毎週恒例の庭いじり。


最近、森林セラピーなるものがあるせいか、
緑と向き合っていますと気持ちが良いものですね。
借景を考えながら垣根をどの様に刈り込んでやろうか、
などと考えながら、さながらアーティスト?植木職人?気取りになったりして。


先日、GINZA SIXと3331ARTS CHIYODAに行ってきました。
前者は開業1ヶ月半が経過し来店者も落ち着いてきたところで、
お店の状況はどうか見て見たかったことと、
屋上のガーデンテラスを見てみたかったからです。


また、後者は今までもちょくちょく仕事の関係で行っていたのですが、1階のメインギャラリーで佐藤直樹さんの個展「秘境の東京、そこで生えている」を見てみたかったからです。千代田区(とは言っても秋葉原駅から近いところです)の廃校を利用した様々な起業を目指す方々が集まるクリエイティブ・スペースには自然と興味が惹かれてしまいます。


GINZA SIXも適度な混雑状況でしたが、率直な感想として、それまでの銀座のブランドイメージとは異なり、ビューティーフロアーをB1Fに配し、6Fの蔦屋も更にグレードアップした知識創造力を擽られる落ち着いた空間で良かったですね。蔦谷のセンターゾーンには結構な50年以上の年季のはいった盆栽が陳列されており見事です。


4Fの中川政七商店もこれぞ逸品という商品を取り揃えられており、見ていて楽しいですね。中でも目を引くのが、同じ階にある「玉川堂」という新潟は燕三条で200年の歴史を持つ鎚起銅器のお店でぐい飲みから、茶器に至るまで、手の届く商品から、これ買ったら家宝といえるものまで素晴らしいかったです。無形文化財と言われるだけあります。


全体として、どこにでもある老舗ブランドというより、本質を突いた商品を取り扱う匠を取り揃えているという感じです。来店者の年齢層は、以外に若いですかね。屋上のガーデンテラスは周囲の建物に比べて一番高さが高いせいか、都心一円が見渡せ、かつ緑の植物が綺麗に配されている親水性あるオアシスという感じですね。


周囲を見渡しながら思いましたが、建築年数が古い建物の外装だけリノベーションしている見せかけ建物が多いのと、本当に緑がない。これだけ周囲に建物が密集していると、今から緑を増やして行くのも難しいでしょうね。だからだと思うのですが、銀座の煌びやかさに人工的な感じがしてしまい、建物と人との調和には植栽が必要だと思いました。


一方の秋葉原。こちらも駅周辺には緑が少ないですね。末広町駅の近くに、突如としてオアシス空間が現れるのですが、元々、小学校の建物を再利用した施設ですから、校庭にしては猫の額ほど広さですが、芸術や起業を目指す方々が集う施設としては、自然環境も整ったちょうど良いサイズだと思います。


集まって来る人々も、自らの目的が類似した方々ばかりですから、自然と仲間になり交わって行くのでしょう。1階の元職員室と思しき空間がコミュニティスペースになっており、一か月のスケジュールを日割りで記入できる黒板が懐かしくもあります。その反対側は、コッペパンのCafe。懐かしい味を思い出しながら会話も弾みますね。


今では空調も整っており、入居者の芸術作品や新商品がショップで販売される、
いわば展示場という仕組みも面白いです。
日本人だけではなく、国際色豊かなところも伸び伸びとしていて、
旧校庭の緑と相まってオアシスを思わせます。


この3331ARTS CHIYODAに知り合いのベンチャー企業2社が入居しているはずでしたが、名札を探しましたが、既に教室を利用したオフィスが手狭になったのか、
既に卒業したようですね。
この様な施設が、世田谷、隠岐の島、新潟にあるそうです。


やはり、人間が緊張感から解放されてゆったりと創造活動に勤しむには、
自然の植物が必要なのでしょう。これは理屈というよりも(=最近は環境心理学等で科学的に自然環境と心理状態の関係を研究されている学者もいるようですが)、人間も自然環境に対峙して現在に至って来た本能をDNAとして持ちうる証左ではないでしょうか。


GINZA SIXやこの3331ARTS CHIYODAでの体感を通して、考えたことがあります。こういった特別の施設を設けることなく、もっと自然な暮らしの中から伸び伸びとした自然体の芸術や起業があっても良いのではないか。私の起業経験からも、改まって起業をすべくしてする、というよりも自然体の方が上手くいくように思います。


本日は書き切れませんので、次回、暮らしの中から生まれる起業について考えてみたいと思います。誰でも起業できる固有の才能をお持ちの様に思いますが、以外に自らがそこに気付くのって難しいものだと思います。起業は、「起業しようという思い × 固有の持ち味」の両方がタイミングとして一致している時が旬なんですよね!

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