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旅の魅力!

皆さん、おはようございます!
昨晩の皆既月食は綺麗でしたね。。ほのかなオレンジ色がハッキリと見えました。
月も改まり、今日から2月です。今月はきっちりと仕事を仕上げ、気持ち良く春を迎えたいと思います。来月になると、桜の開花予想等、いっきに春めいてきますね!


「旅」は、行こうと思いつき、計画を立てる所からはじまります。
旅立ち前の心躍る感覚は年齢に関係なく、誰しもが等しく抱く気持ちですよね。
それは海外を訪問する長期の旅行であったり、近郊の小旅行である場合もあります。
旅先までの距離や滞在時間に拘わらず、自らが開放的になる瞬間ですね。



人はなぜ旅が好きなのでしょう。人の行動の原動力は欲求(=モチベーション)と好奇心だと思います。予測できない何かに期待し、自らを高めようとする人間ならではの本能が備わっているからでしょう。ついつい、日々の決まり切った生活に埋没しがちになりますので、その様な解放感を味わいたくなるのかもしれません。


よく旅は異文化体験といわれます。非日常的な空間へ訪れることにより、日常の生活で疲れた心身を癒し、新たな発見をし、いまの自分の生活を忘れることが出来るからではないでしょうか。それは、敢えて言葉の異なる遠方の国へ訪れるだけではなく、ちょっとした小旅行の発見であっても嬉しくなる時があります。


文化とは、人間が自然に手を加えてきた成果のことであり、衣食住をはじめ技術、学問、芸術、道徳、宗教なども含むものとされています。平和な時代でないと文化は成熟しないそうです。これだけアウトバウンドとインバウンドの旅行者が増加しているということは、それだけ平和な時代であるとも言えます。


確かに旅へ出ますと、言葉も違えば、習慣も違います。大地の上に創られた街並みに触れた時、その国の歴史的な背景と時間軸を想起し、地域文化を感じると同時に、自らが日々生活する地域文化とを無意識に比較するものでしょう。そして、その異文化から得た知見をまた自らの生活の糧として取り込もうとするところに旅の良さがあるのだと思います。


いままでの日本の観光資源というものは、少々、意味を履き違えていたかもしれません。地域文化とはほど遠い都会のお店が立ち並んだり、歴史とは関係のない施設があったりします。本来あるべき観光地の姿は、その地域固有の自然環境の中で生活する人々がどの様な営み織りなしてきたか、地域での交流を通して見てとることにあります。


その地域の衣食住のみならず、育まれてきた産業、芸術、習慣であっても良いと思います。それを、地域で生活する人々と同じ目線で見ることによって、はじめて異文化体験としての旅を満喫できることになるのでしょう。シンプル・イズ・ベストではありませんが、わざわざ観光資源を人工的に造るような必要はないと思います。


言い方を変えますと、その地域に住まわれる方々の広い意味でのライフスタイルを有りのままに見聞きし、触れることが旅の醍醐味なんだと思います。ライフスタイルとは、その土地の文化と密接な関わりを持っています。自らのライフスタイルとは異なるライフスタイルに出会った時に、人は旅に酔いしれる。


ただし、その背景に自然環境が見えることも必要なんだと思います。大自然を目の当たりにした時にその雄大さに畏怖の念を感じますが、その様な大自然の中に住む人々がどの様な生活を送っているのかを自分と重ね合わせて見ているのかもしれません。都会に住んでいますと、なかなか自然の上に街が造られていることを見失いがちです。


情報化社会は、各地域の様々な情報を容易に手にすることが出来る様になっています。スマートフォンから世界各国の地域に住まわれる方々のライフスタイルを垣間見ることにより新たなことに気付き、また自らのライフスタイルも研ぎ澄まされる。そんなライフスタイル社会だと言っても良いと思います。


兎角、人というのは日々の生活に追われ、自らを見失いがちです。そんな時に旅をすると自分を取り戻すことが出来るのでしょう。旅先で異文化を目の当たりにした時に、自分を客観視できます。それは本来、遥々、遠方まで行かなくとも、自らが住む地域の歴史を紐解くことによっても得られるものかもしれません。


都会では、戦後の経済復興とそれに続く高度経済成長期に日本の各地から様々な人々が移り住み、その地域固有の文化が希薄化してしまった経緯があります。自分達の住む地域の歴史を見つめ直すことも意味ある事ではないでしょうか。歴史の上に私たちは存在しているからです。その上で、より良いライフスタイルを創造しても良いでしょう。


今日もご覧いただきましてありがとうございます!
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