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技術と芸術!

皆さん、おはようございます!
今朝は、昨日からの雨もあがり、いつもより暖かく感じます。
正月休み、三連休と年末からのお休みモードも終わり、いよいよ今日から本格稼働ですね。今日は暖かくなる様ですので、その暖かさに身をゆだねて頑張りましょう!


技術と芸術。
一見すると全く相反する領域の様に見えますが、最近、この二つを調和させようという話しを良く聞きます。芸術は人間の内から創出される感性の表現方法で、技術は過去から蓄積された科学的な万物の普遍性を表現する方法というイメージがあります。


いろいろな話を辿って行きますと、実はこの二つの領域の起源は一緒であったということが分かります。芸術は古代人が将来に対する希望を壁画として描いたのが最初だと言われています。一方の技術は当時、壁画を描く為や狩猟のために使った石斧等の石器が最初とのことです。どちらも古代人の暮しの中にあったのですね。


それが現代に至る過程の中で、専門分化し各々独自の論理を積み重ねていった歴史があります。本来、原点は「人の営み」として一緒だったはずのそれぞれの領域が、現代に至ってあまりにもかけ離れていることに対して問題を指摘する方が増えている様です。
私は、芸術家でも技術者でもありませんが面白いテーマだと思います。


技術は、蒸気機関の発明以後、工業化社会の到来によりめざましい発展を遂げたと思います。それまでは家内制手工業であったものが、この200年足らずの時間軸の中で、機械技術が生まれ、そこから化学技術、建築技術、電子技術他へと分化してきた歴史があります。いまや通信技術、AI技術へと発展を遂げています。


その過程の中でそれら技術が目指してきたものは、「大量生産大量消費」を実現するために、効率化とコストダウンであったと思います。その目指してきたものが、自らの発展によって情報技術を実現することになり、それが必ずしも規模の経済だけを追求できなくなっているところに自己矛盾を内包する様になったということはないでしょうか。


これからの時代、個人が自由に情報を受け取り、発信できますと、標準化された大量生産品よりも、自らのライフスタイルや感性に合った商品を選好する結果、大量生産大量消費という今まで目指してきた概念が崩れてしまいます。現代の大変に専門分化された技術の領域で、その事実をどの様に受け止めるべきか分からないのが実情ではないでしょうか。


日本は、世界の中でも特に大量生産大量消費の仕組みを完璧なまでに成功させた国です。様々な専門技術が集積された多くのプロダクトを創出し続けてきました。ところが、突如としてモノが売れない時代になり、いままでの成功体験である仕組みが機能しなくなったことが、技術の進展に停滞感が出ていると言われる原因ではないでしょうか。


今までは、各専門分野でも、あるプロダクトを作るという号令のもと、「どの様につくる」かを考えていれば良かったのですが、今の時代に求められているのは「何をつくる」かだと思います。長年、何をつくるかは考える必要がありませんでしたが、これからの時代はそれぞれの専門分野の中から「何を」を考える必要があります。


一方の芸術は、人間と社会環境との関係の中で、その時々の社会問題を捉え、内なる感情として風刺する形で、様々な表現技法を採り入れながら発展してきたと思います。その過程で、デザイン技法が分化し、それが枝葉の様に工業デザインという分野を生んでいます。デザインの分野も工業化社会の影響を多分に受けて来たと思います。


あるプロダクトを消費者に一番良いカタチで受け入れてもらう為には、どの様なデザインであるべきか。そして、それが量産品であれば、大衆に受け入れてもらう為には最大公約数的なデザインを創出してきた経緯があります。こちらも消費動向の変化により、最大公約数としてのデザインよりもオリジナリティ溢れるデザインが求められています。


この様な時代的な背景の中で、芸術と技術の根源的なところに立ち返り「何をつくる」べきかを見い出そうとした時に、この二つの領域の調和という考え方に繋がるものと思います。それは「人間の本質」を理解するということではないでしょうか。あまりにも専門特化し過ぎてしまい何のためのモノづくりであるかを見失っている様に思えます。


その様な時代の中で、建築の世界だけは、技術と芸術が互いに調和している様に見えます。建築家、設計技術、構造技術等が集積されて一つの建物が建設される訳ですが、建物がオーダーメードであるが為に、その都度、それら分野の専門家が集まり何をつくるかを調整しながら一つのカタチにするところに何かヒントがあるのではないでしょうか。


今日もご覧いただきましてありがとうございます。
より良い豊かな暮らしを創造していきたいものですね。
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