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教育界における多様性!

皆さん、おはようございます!
まだ、この季節の空は月が明るく輝いていますね。
もう30分もすると少しずつ白んで来ると思います。
最近はこの大地をしっかりと踏みしめている感じがして良いです!


最近知ったのですが、大阪府で生まれながらの天然茶髪の生徒に対して、
学校側が頭髪を黒く染めさせ、訴訟にまでなっていると言うではありませんか。。
思わず、呆気にとられてしまいました?! これだけ世の中多様化しているのに、学校では未だその様なことが為されているのでしょうか。


大阪府の学校の8割がこの学校と同じ様に黒髪を義務付けているとのことです。そこまで、集団として規律を守ろうとする学校の姿勢は何処から来るのでしょうか。そうでなくとも今の子供は生まれた時からスマホ世代で、様々な情報を入手していますから、一律に理不尽に規制しようとする学校の方に無理があるのではないでしょうか。


風紀だけではなく、教育そのものの考え方も、金太郎飴の様に画一的な生徒を多く輩出することが、今の教育界の根底にあるのではないでしょうか。
戦後経済復興期、高度経済成長期の中では、産業界の要請から均質的な人材の輩出を求められていたと思います。


現在は、情報技術革新により、企業も多様な人材による変革が必要としていますが、未だ教育界では社会で求められる人材を輩出する体制となっていないようですね。
むしろ子供達の方が、社会で求められているのが多様性であることを知り、日々の学校生活での矛盾を感じながら過ごしているのではないでしょうか。


今の教育指導要領は、とにかく知識量を増やす詰め込み教育が続いています。
確かに前人の知識や経験を学問を通して学ぶことは必要だと思います。
しかし、先の見通しが立たない時代の変革期の中においては、人類の過去の経験の中からだけで将来を導き出すには限界があります。


過去に囚われない自由な発想力、着眼点、構想力といった力も、先が不透明な社会の中では不可欠となります。日本の社会、企業は兎角、前例主義で先行事例にならって集団のコンセンサスを取り入れながらものごとを進めて行く集団であると言えますが、これからの時代、先行事例の無いことに対する判断が必要な時代を迎えます。


先行事例のない判断というのは程度の差はあるにしても、過去の科学的な成果や経験から学んだことだけから演繹的に結論を導き出すことが難しいことにあります。
この様なことを判断する為には、もちろん科学の成果や経験も重要ですが、世の中に起きている現象の一部を法則化しているだけですので、自ずと限界があります。


五感をも活用しながら、様々な事象を抽象化しながら共通点を探し、帰納的に自分なりの法則の様なものを見つける作業を繰り返す。この中で大事なのは直観力と考える力でしょう。人との関係において何となく感じる違和感が、全ての判断の切っ掛けとなります。所詮、世の中の事は、人が為すことですのであたり前と言えばあたり前の話しです。


一方、テレワークは生産性を高めるための切り札であるのですが、この五感を働かせる機会を制限してしますデメリットもある様に思えます。
しかし、これからの仕事はプロジェク型の業務の比重が増えて行くと思いますので、課題を見い出しタスク化をするのはPJマネージャーの役割です。


PJマネージャーがプロジェクトを遂行する段階では、業務を効率的に進めて行くウエイトが高まりますのでテレワークが威力を発揮するでしょう。
また、プロジェクトによって、時にマネージャーがタスクを推進する立場になることもありますが、皆が判断する力を養わなければいけません。


2020年度より教育界でも情報通信技術を活用して、アクティブラーニングやソフトウエア教育等がはじまり、多様性のある考える力を養う教育が始まろうとしています。
しかし、教育関係者のお話しをお伺いしておりますと、一体、誰がどの様にそれを教えるのか実行性に欠けている様です。情報技術を教えれば済むという話しでもありません。


これからの時代、教育界においても、まずは教職者の多様化を進めて行くべきかと思います。企業から実務家教師が派遣されても良いし、逆に教職者が一定期間、企業に派遣されても良いと思います。集団組織というのは、意識的に変容させて行かないと、同質性の方向に進みだすのは産業界も教育界も同じだと思います。


今日も、ご覧いただきまして有難うございます。
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