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観光資源、鎌倉!

皆さん、おはようございます!
この秋、最後の週末はいかがお過ごしでしたでしょうか?
天候にも恵まれ、暖かい陽気のなか、お出かけをされた方も多いのでは。。
私は、何年かぶりに鎌倉に足を延ばしてみました。



江の島から恒例の江ノ電に乗り、途中、2~3ヶ所途中下車しながら、
鎌倉駅にたどり着いたのがお昼過ぎです。
江ノ電の混雑状況には驚きましたが、考えてみれば木曜日が勤労感謝の日で祭日でしたので、絶好の行楽日和でもあった訳ですね。


お昼は鎌倉駅近くの「OXYMORON」でカレーを頂きました。
こちらも30分ほど待ちましたが、香味野菜と一緒に食べるカレーの美味しいこと!
是非とも、鎌倉まで行かれることがありましたら、
お立ちより頂ければと思います。


午後から鎌倉駅から鶴岡八幡までの定番の小町通り歩きを楽しんだのですが、
歩きながら何故か軽井沢銀座にいる様な気にさせられました。
何かが似ていますね。。
道幅やお店などは全く違うのですが、街の雰囲気が似ているのかな。


鎌倉駅に降り立ち、真っ先に感じたのは、
最近、郊外の駅前に降り立つと全国チェーン店の看板が目に飛び込み、
東京で見慣れた景色と余り異ならない景観にがっかりさせられることがことが多いのですが、鎌倉も軽井沢もその様な店舗がないことです。


それから街を行き交う人々を見ていますと、インバウンドの観光客が多いですね。
軽井沢もそうでしたが、ここ鎌倉も以前来た時(=確か10年ほど前では。。)とは異なり、2~3割は海外からのお客様ではないでしょうか。
そのせいもあってか、初詣さながらの賑わいがありました。


両観光地の平日の街の状況を思い浮かべてみたのですが、
きっと全国チェーン店にお店を明け渡すこともなく、
地元の事業者がきちんとお店を守っているところから推察しますと、
年間を通じて、まずまずの集客が出来ているのではないでしょうか。


確かに避暑地である軽井沢と歴史的な文化財の多い鎌倉を軽井沢銀座と小町通りだけで比較をしてはいけませんが、観光資源に恵まれている鎌倉は首都圏に近接しているだけあって、訪れる年間観光客の数は21百万人とオリエンタルランドの年間入場者数に引けを取らない人数には驚かされます。


軽井沢の年間観光客数も8百万人あり、何れの観光地も年々観光客数が概ね増加しているトレンドの様です。きっとインバウンド観光客数の増加の影響が、そのまま各地の訪問者数の増加に繋がったものと思われます。
インバウンドの経済効果が、この様な所にも出ていることを実感できます。


観光地として人気のある成功している地域を見ていますと、
歴史、文化、街並みといった、その地域の人々が昔から育んできた資源に焦点を当て、きちんと管理を行い、また情報発信を怠らないところに共通点であると思います。
鎌倉は時々、映画やドラマのロケ地としても利用されています。


街全体が観光資源化され、観光客と地域に暮らす人々が交わることにより、
更にその地域の経済や文化が深まって行くという好循環が生まれているのではないでしょうか。歴史や文化といいますと大袈裟に聞こえてしまいますが、地域に活きずく人々の暮らしを垣間見るのが観光の醍醐味だと思います。


先日訪問した谷根千もそうでした。
確かに、その地域ならではの暮らしに月日が積み重なれば、文化となり、振り返れば歴史となって行くものだと思います。
どの様な地域でも、他の地域にはない固有の地域資源があると思います。


長年、同じ地域に暮していますと、なかなか自分の街の良さが見えないものですが、そこに焦点を当てることが出来れば、様々な地域で来訪者を増やすことが出来るのではないでしょうか。インバウンドだけが観光客ではありません。コトリップではありませんが、半日の小旅行を楽しむ、少しだけ非日常を体感する人々はこれから増えて行くと思います。


日本人の美意識、暮らしそのものが世界から見たら観光資源になる時代です。
暮らしと観光が表裏一体となったそんな街づくりを日本各地で行えたら、
私たちの暮し方も大きく変わるかもしれませんね。その意味では、私たちが住まう地域の街並みや景観にも配慮していく必要があるのでえしょう。



今日も、ご覧いただきまして有難うございました。
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