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情報化社会のダイバーシティ!

皆さん、おはようございます!
今朝の天気は良いのですが、冷え込みが一段と厳しくなってきましたね。
そのせいか、久しぶりに風邪をひいてしまいました。
今日は溜まった仕事を自宅でこなして行こうと思います。


最近、ほんとうに身の周りが情報の雨で、
自分にとって必要なものと不必要なものを上手に取捨選択しないと、
情報に押し流されてしまいますね。
偶にはまったく情報に触れずに素の自分になることも大切かもしれません。


その意味では、スマートスピーカーの様なAI機器の発展形が、
自分にとって必要な情報のみを選んで提供してくれたら便利かもしれませんね。
感性AIなるものも開発されており、自分の好みの傾向を自動で判断してくれて、
例えばネットで洋服等を選ぶ時に有効と言うことで商業系事業者が注目している様です。


セブン&アイグループでは、グループ内のスーパーストア、コンビニエンスストア、百貨店、専門店を合計すると国内に2万店強の店舗がある様ですが、グループ横断的に顧客情報を共有する為のアプリケーションを開発するとのことです。例えば、あるスーパーで離乳食を買って、その後、百貨店に行くとスマホにベビー服をお知らせする具合です。


来店履歴や購買履歴が蓄積されればされるほど、精度が上がって行くものと思います。
先ほどの感性AIを組み込みますと、購買履歴から好みに合いそうな新商品を提案することも可能になりますね。定期的に買っている同一日用雑貨などは、消費して無くなるタイミングを見計らって、自動的に配送を掛けることも可能かもしれません。


ここまでAIにより自動化が図れますと、逆に実際の店舗は新商品だけを置けば良くなりますので、今の様に地域一番点(=地域で一番大きな店舗に一番お客様が集まること)などを意識して巨大な店舗を作らなくて済むようになりますので、小売業界の多くのコストを占める不動産コストを圧縮できる様になるかもしれませんね。


消費者向けだけではなく、産業分野においても既にAI化の流れが深く進展しています。先端技術を集積した最新鋭の乗り物といったら飛行機です。中でも旅客機に着いているGE社製のエンジンは、世界中の全ての稼働中のエンジンをGEが絶えずモニタリングしていることをご存知でしょうか。


エンジンに不具合があれば、遠隔操作で出来る範囲の対処を行いますが、地上でなければ対応できない場合は、予め交換部品を特定しておいて着陸する空港へ先にデリバリーするシステムが確立されています。航空事業は不動産事業と同じ様に、安全性と機体の稼働率を上げることが商売の要点ですので、GE社のサービスは的を得ていると言えます。


丁度、コピーやファックスの複合機も同じ様な仕組みですね。これからの時代は、メーカーも製品を販売して終わりではなく、手厚いサポートでお金を稼ぐ時代です。
このビジネスモデルは他にも建設機械のコマツ他、様々な企業が参入しています。
そして、新たにタイヤのブリジストンが参入するとのことです。


鉱物採掘用の特殊車両の大型タイヤにセンサーを内蔵し、タイヤ自体の減り具合や不具合をモニタリングし、安全性向上に繋げるものです。もちろんブリジストンにはタイヤの販売効率を高める思惑もあると思います。それ以外にも、一般自動車にも応用できる様になれば、ドライブレコーダーと連携させて走行データーを蓄積することも可能ですね。


消費分野であれ、産業分野であっても、情報が蓄積されれば、その情報を解析して新たな商売に結び付けることが可能となります。例えば、先ほどのブリジストンのタイヤであれば、保険会社と提携して、車両事故を起こした時のタイヤの駆動状況を分析すれば、保険の査定が綿密にできる様になり、保険会社のコスト削減に繋がるのではないでしょうか。


更には、その様なIot(=情報通信ネットワークが物と結びつき自動化すること)が内蔵されているタイヤを使用している車両の自動車保険料を安くすること等も可能となります。継続反復的なデータの自動解析や判断に優れているIotやAIを活用することにより、今までは考えらえれない様な社会的なコストの効率化が図ることが出来ます。


情報革新により社会が効率化されて行くためには、企業が今までの全ての生産機能を自社内に揃える自前主義を止めて他の企業と連携して行くことが必要です。さらに、どの様に企業やモノやサービスを連携させれば、どの様なコト(=便益)がアウトプットされるかを考えるのは私たちの知恵やアイディアに掛かっています。


その意味でも、これからのビジネスの世界で必要とされる能力は今までとは異なった多様な知力、知力と知力の融合(=広義のダイバーシティ)と言えるかもしれません。
人間がフレキシブルなアイディアを発言する為には、心身ともに健康である必要がありますね。情報化社会だからこそ、情報の渦に埋没してはいけないのでしょう。


今日も、ご覧いただきまして有難うございます。
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