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私たちのイノベーション!

皆さん、おはようございます!
今日は朝から風が強く、雲が多いですね。南西方向の空から雲が大挙してフルスピードで駆け抜けて行く様に見えます。
毎朝5時頃起きて、新聞にサッと目を通して思いを巡らせるのが日課となっています。


最近新聞を読んでいて思いますのは、
日本国内に限らず、世界中が変革、イノベーションの大号令だということです。
ちょうど今週は日本経済新聞社主催の「世界経営者会議」が開催されていた関係で、
各国の主要企業のトップが来日していたことも理由かもしれませんね。


そこから読み取れるのは、
情報技術革新により組織や仕事のあり方が大きく変容している最中にあることです。
今までの企業組織と言うのは、官僚機構型ヒエラルキー組織による分業制で効率化を目指していました。指示命令系統が上から下に向けたトップダウンと言われるものです。


ところが、情報化社会を前にして従業員の誰もが等しく情報を得られ、将来に対する正解がない時代にあっては、従業員であっても自律的に目の前の課題に対して経営判断を下していく必要が出て来ます。全ての会社の判断を経営トップが下していたら、スピードが追いつかず、また誤る可能性もあります。


それは、あらゆる業種が自社の商品に情報技術を関わらせていかなければならない時代であるとともに、自社の業務運営においても情報技術を活用して行かなければならないからです。また、今までの様に満ち足りていないものをひたすら作り続ける分かりやすい時代ではなく、ある意味、社会を創造して行かなければいけない側面が強いからです。


ファーストリテイリングの柳井会長兼社長は、今までのユニクロの「製造小売業(=SPA)」という自らのビジネスモデルの言い方を改め、「情報製造小売業」を目指すとまで仰られています。確かに店舗運営面では、全ての商品にICチップを付けて在庫管理だけではなく、精算まで出来る様にして効率化を図るようですが。


以前、アマゾンとは手を組まず、独自のEC(=通信販売)事業に乗り出す旨のコメントもされています。まだ構想段階でのご発言なのでしょうが、これからの企業トップに求められるものは、組織をマネジメントすることではなく、自らが会社の方向付けをしていく大局的な視野と直観的な判断力が必要なのでしょう。


今週は日曜日に「新たな文化施設、江之浦測候所!」で始め、「アジア経済に第3の波!」、「情報化社会の多様性!」、「変わり行く日本の企業社会!」、「教育無償化とプログラミング教育!」、そして昨日は「新しい観光名所、呉服商パルコヤ!」と綴って参りました。


全く異なる無関係なタイトルに見えますが、実は情報化社会を企業や人々がどの様に受止め、これからの社会がどの様に変容して行くのかを俯瞰してみたかったのです。人間が創り出した社会システムでありながら、その仕組みに手をこまねいている私たちがいる様に見えますが、情報化社会の中で既に新たな一歩を踏み出しているのではないでしょうか。


ノストラダムスの大予言ではありませんが、
確かにいま振り返ってみますと、20世紀の末紀あたりから情報ネットワーク化が急激に勃興して現在に至っています。バブル経済が崩壊して後始末をしていた頃を境として、新たな時代に突入してしまったのではないでしょうか。


組織のあり方も、人々の働き方も、ものごとの考え方も、恐らくこれから10年で大きく変化するでしょう。様々な現象が考えられますが、恐らく日本型の終身雇用は段々と薄れて行き、同質性よりも多様性を尊重する社会になるものと思います。企業や個人といった境目なく、素晴らしいアイディアや知恵を持ったものが重宝がられるでしょう。


その意味では、企業の規模はこれからの経済では余り意味を為さなくなってくるのではないでしょうか。個々人も集団心理と言われる組織の呪縛から解放され、自身の個性や能力を磨きながらライフスタイルを大切にするようになると思います。人が変わりはじめると社会の仕組みも変わらざるを得なくなります。


社会と人々は相互に作用し合いながら徐々に変容して行くものですが、人が変わると遅行して後から社会も変わって来ます。社会システムの呪縛に雁字搦めになっていると感じるのは、個々人が日々の暮らしの中で、自分で自分に暗示を掛けてしまっていないでしょうか。少しづつ、出来るところから理想の暮らしを皆で目指していけば良いのです。


そのプロセスの中に、エアーポケットの様に新たな社会ニーズ(=社会の課題)が生じ、それを解決する為に、新たな仕事が生まれて来るというものでしょう。
ただし、その様な好循環をつくる為にはコミュニティやコミュニケーションは大切にしなければいけないと思います。


素晴らしい自らの経験にもとづくアイディアがあれば、他の個々人と繋がって行くことにより、それを大きく社会のために活かして行くことが出来ます。
今までの社会の仕組みを変えて行くだけでも、相当の労力が必要となるでしょう。
さぁ、自分にできる目の前の課題を一つづつ片付けていきましょう!


今日もご覧いただきまして、ありがとうございます。
より良い暮らしを創造しましょう!


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