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技術大国日本へのみち!

皆さん、おはようございます!
明日から三連休ですね。。天気も良さそうですので、紅葉を見るには絶好のタイミングかもしれません。つい先日まで半袖シャツで過ごしていた様な気がするのですが、
少し深呼吸をしてみますと、季節の移り変わりの早さが沁み渡って来ます。


昨日の新聞で、世界的には進化するAIをはじめとする情報技術による産業革命のさなかにあるにも関わらず、技術立国であるはずの日本は瀬戸際に立たされているとあります。
情報技術により世の中が大きく変化を遂げることが間違いない中で、なんともさみしい限りだと誰しもが思うでしょう。


今まで日本の産業を支えて来たのは、どちらかと言いますと海外にある基礎技術を活用し、新たな製品開発に繋げる応用技術の分野であることは周知のとおりです。
ソニーのトランジスタラジオ、ウォークマンは有名な話ですね。でも、EV(=電気自動車)の分野では、海外勢の方が先を行っているという感じがあります。


思い起こせば、新たな価値観を世に送り出したのは、国内も海外もともに松下幸之助、森田昭夫、本田宗一郎、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズなど、型破りな創業者ばかりであることに気付きます。強い信念と高い夢を追い求め、妥協を許さずに成し遂げた方々というのが共通点である様に思われます。


日本と米国での文化の違いはありますが、日本国内だけを見渡しますと、戦後間もなくと現在では、とかく規則や規定に個人が囚われてあくせくしてしまい、自由奔放に飽くなき夢を追い求めるというハングリー精神が失われてしまったように思い得ます。そう、映画「ALWAYS夕日の三丁目」の様なハングリーな情景です。


それだけモノが行き渡り、日々の忙しさは別としても、精神的にも満たされる様になり、社会の風潮としてやはり成熟社会という言葉で形容されてしまいます。
企業においても、長年かけて揺るぎない組織化を完成しており、その様な組織の中で働く個人は疎外感すら感じる様になっています。


その様な状況を打破して行くためには、個々人が柵のないところで自由に世の中の事象を肌で感じ、直観的に自らが興味を持つものにのめり込んでいく子供の頃の様な感覚を呼び覚ますことが大切なのではないでしょうか。長年、偏った限定された企業というコミュニティの中だけで過ごしていますと身体が硬直してしまいます。


確かに、当面の低迷している日本の技術を立て直すために、様々な対処療法も考えられるのですが、その場限りでは長続きしなくなってしまいます。もっと本質的に、フレキシブルな創造力を養うために必要なのは、企業と働く個人の関係をフラットにすべきであり、その意味では働き方改革に本気で取り組むべきだと考えています。


欧米文化は、日本の様に滅私奉公的なお家に仕えるという感覚が、こと企業との関係において希薄です。日本もお家に仕えるという考えを捨て去るべきであり、一個人としての審美眼を取り戻すことを早急にしなければなりません。その負の現象面として、昨今の企業不祥事という問題が物語っているように思えます。


折角、日本人には自然を尊ぶ、繊細な美意識というDNAを受け継いでいます。この持ち得る感性を第一義に個々人が行動したら、素晴らしい国が再興される様になると思います。その過程では、現在の従来の産業人輩出を目的とした教育制度を早急に改めるべきですし、情報技術を様々な分野で用途開発するところから始めるべきではないでしょうか。


今日も、ご覧いただきまして、ありがとうございます!



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