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地域創生

皆さん、こんばんわ!
昨日、今日と泉ガーデンタワーからスウェーデン大使館側を歩きましたが桜が綺麗ですね。蕾の重みで頭を垂れている感じですが、今週末には満開となるでしょう。


某会社よりお仕事を受託することになりました。
地域事業に関わる企業と資金の調整業務です。
二日間携わって感じることは、地域事業の旗揚げが市町村等の行政に偏っており、
そこに住まわれる住民との距離感がどうなのだろうか、ということです。


一方、今日の日経夕刊で「リビングラボ」ならぬ言葉に目が留まりました。
街づくりや商品開発に地域住民の声を反映させるべく、
生活者を中心に企業や行政が参画したコミュニティの中での対話を通じて課題を解決して行こうとするものだそうです。


私が注目したいのは、生活者の生の声をコトづくりに活かしていくという点。
育児に忙しい働くお母さんにも、子育てをしながら仕事に参画できる「場」として注目されているようです。ただ、発祥はやはり北欧のようですが、その北欧でも50余りの場を数えるのみに留まっているようです。


ここまで、厳格にコトづくりの為のコミュニティづくりを仕向けなくても、
自然に人々が集う場づくりについては、様々な地域で建物リノベーションを手掛ける設計士が手掛け、芽吹きつつあると感じています。
もう少しで何かが生まれる様な予感がします。


生活者が自然に集い、相互互助的な関係から地域の課題を一つずつ解決しながら、結果としてコトを生み出して行くコミュニティ。生活者=生産者が地域の有形無形の資源を活かしながらモノやサービスを提供して行く、生活者主体の地域。その時の行政や企業はサポーターに徹するべきなのでしょう。


その様な地域での営みが結果的に地域創生=街づくりに繋がって行くものだと思います。
簡単に言うと職住接近で、きちんと仕事があり生活が出来るようになれば、自然とその様なコミュニティが生まれていくものと思います。特に都会で生活している方々は、24時間のうち、居住地で活動している時間が一番短いのではないでしょうか。


その意味では地方都市の方が、その様な地域コミュニティが生まれやすく、地方都市と都市部との交流関係が徐々に都市部をも変えて行くのかもしれませんね。その為には情報技術をも不可欠かもしれませんね。技術とはヒトを豊かにするためにあるのですから。
次回、またお会いしましょう!

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