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仕事とIT化!

皆さん、おはようございます!
三連休も最終日、いかがお過ごしでしょうか?
今日は穏やかな朝ですね。朝から空が高く天気が良さそうです。
こういう日は、少し街を歩いてみたいですね。


昨日は玄関の剥がれたタイルの貼り直しをしていました。なかなかセメントの扱いに手こずりましたが、これも金銭に換算できない労働価値ですね。
左官にお願いすれば、これも立派な資本主義経済(=金銭に換算できる価値)になる不思議さを感じながらハケを手にしていました。


日本も、これから人口が減少してきますと、こんな風に自宅の補修をする時間も惜しまれる様になるのでしょうか。仕事ばかりに拘束される人生なんて、厭ですよね。
仕事の生産性を上げると言いますと、なにか労働を搾取されている様な響きを持ちますが、やはりAIやITを活用して仕事の効率を上げるしかないのでしょうか。


産業革命により蒸気機関を活用して工場生産が始まった時代も、機械に人間が合わせる過酷な長時間労働であった為、労働が搾取されているといった風潮があったようです。
しかし、情報技術を活用して仕事の効率を上げる場合は、定型化されたルーチン業務をシステムに置き換えて、人間はもっと創造的な生産業務にシフトすることになります。


その意味では、より人間らしい仕事に近付くことになるのかもしれません。
現実のシステム化による業務の効率化の進捗度合いを見てみますと、日本は欧米に比べて相当遅れているようです。それは、日本のシステム会社の多くが、欧米とは異なり、大手家電メーカーが設立母体となっていることから創造的仕事の自由度が低いそうです。


製造業の生産現場では、無人化工場などの様に相当程度進んでいるようですが、特に金融、建設、飲食業ではシステム化を進めているものの、かえって非効率になっているという話しも聞きます。それは、業務が定型化、標準化していないのに、無理にシステム化するため、業務がシステムに振り回されているからだとのことです。


業界によって各々事情が異なるのでしょうが、確かに金融業の場合、実際の業務が相当程度に標準化されていますが、それが故にモバイルバンキング(=携帯電話から振込手続きが出来る等)の様な新たなシステムは、通常の業務と並走させる形での業務ですので、逆に仕事が煩雑になっているのではないでしょうか。


システム化とは、本来、アナログ業務をシステムに置き換えることですので、新たなサービスをシステムで提供する為に、業務が煩雑になってはいけませんよね。
その点、シェアリングビジネス(=共有経済に基づく事業)は、情報システムが可能とした新たな効率的な経済形態ですので理に叶っていると思います。


例えば、使わなくなった家具などをシェアリングビジネスのネットワークを介して個人と個人が出会い、売買することが出来ます。モノでなくとも、クラウドソーシングの様に労働力そのものをプラットフォームを介してやり取りすることも可能な時代です。この人と人の出会いを可能としたのが、この情報通信システムということになります。


個々人に、なにか趣味が高じてセミプロの域に達している技があれば、今までは金銭に換算できない労働であっても、それを欲している人から見れば金銭に換算できる価値になるかもしれません。現に、家事代行サービスなんて一昔前まで考えられなかった(≒お手伝いさんという仕組みはありましたが)価値だと思います。


別に情報通信システムだからといって、グローバルワイドに繋がるだけがシェアリングエコノミーではないと思います。ある一定の地域内でのシェアリングビジネスがあってもも良いのではないでしょうか。地域に課題があれば、誰かにそれを解決して貰いたい。今のこのご時世ですから、必ずしも相互扶助でなくとも仕組みを作れば金銭に換算できます。


地域の広さにもよりますが、限られた地域なら、もしかしたら情報通信ネットワークに頼らなくとも、既に掲示板や回覧板の様なアナログで既に行っていることかもしれません。
結局、情報技術を活用して生産性を高めるということは、既にある実務的な業務をシステムに置き換え、より効率的に便利にすることが大切であると思います。


シェアリングビジネスの場合は、仕事の供給者であり消費者でもある個人同士が、いかにして出会うかというコミュニティ形成の問題だと思います。
それが情報システムを活用することにより、瞬時にして飛躍的に多くの人と出会う機会を与えたところに効率性と利便性が認められます。


人生100年と言われる時代です。長年勤めた企業を退職してからの人生の方が長くなっています。これからの時代、企業勤め後の人生こそ、本当の自分の人生かもしれません。好きなことを行いながら暮らしていけるといいですね。その時に、シェアリングビジネスを倣って、プチ個人事業者となるのも一つの方法ではないでしょうか。


今日も、ご覧いただきまして有難うございます!



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