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日本初、成功報酬型の薬!

皆さん、おはようございます!
ここにきて急に気温が下がりはじめて来ましたね。
まだ部屋にはTシャツがぶら下がっているというのに。。
日中はポロシャツにスイングトップを羽織ってちょうど良いぐらいです。


ニュースで、日本では聞き慣れない「成功報酬型で支払う薬」を
スイスのノバルティス社が政府に働きかけている旨の報道がなされていました。
既に英国やイタリアでは実例があるそうですが、
今までその様な考え方があるとは思いもよりませんでした。


今回のノバルティス社の提案は、小児白血病の新薬で病状の改善が見られれば薬代を支払うというものです。海外の事例に目をやりますと、効果が出たら支払うタイプと先払いして効果がなかったら返金するタイプがあるようです。ただし、新薬の価格を聞いて驚きましたのは5千万円もすることです。


一応、保険適用を前提に検討しているようですが、人の命がこれで助かることを考えたら安いものだと思います。このタイプの薬価に驚くのは所轄官庁である厚生労働省ではないでしょうか。2015年度の国民医療費が過去最高の42兆円を超えている中で、これを認めれば薬価基準の見直しに迫られるそうです。


今後、バイオ医薬や遺伝子治療薬など高い技術を応用した医薬品が続々と登場してくると思います。最近の医学界では、人間の各臓器のメカニズムを情報系システムとみなして、各臓器間で情報の伝達物質(私はドーパミンしか知りませんが。。)を遣り取りして機能を高めたり、弱めたりして体内が良好な状況に保たれる構造まで解明しています。


そこまで医学の世界が進歩を遂げますと、予め個々人の体内の特性を解析した上で、疾病になった時に、個人個人にあったオーダーメードの医薬品を製造することも可能になるかもしれませんね。カスタマイズ薬とでも言うのでしょうか。そこまで行きますと、疾病に対する効果も数段に高まると思います。


今回のノバルティス社の新薬は、どこまで個体差を意識した新薬だか分かりませんが、1回の治療で患者の8割に効果が出ているということですので、それに近いものがあると思います。厚生労働省の悩みも分かりますが、既存の薬で時間をかけて治療するコストと1回で治癒する効果を考えたら、必ずしも新薬の価格が高いと言えないかもしれません。


今後、少子高齢化がますます進んで参りますと、国民医療財政も相当逼迫する様になると思います。安直に薬価の問題に結論を出すと、薬の種類によって被保険者の健康保険での負担割合を変え、個人負担分については生命保険にでも加入せよ、ということに成りかねませんので、充分に検討を頂きたいものです。


私も、この年になりますと病院通いが急に増えております。薬の効果を効率として考えるのであれば、病院の専門外来も余りにも専門特化し過ぎている様に感じます。例えば、持病の腰痛があり、症状として左腿から足指先まで痺れがあります。街中の診療所から総合病院、大学病院まで通ってMRIを行く先々で撮るのでげんなりです。


それ以前の問題として、お医者さんにより、私は腰痛の専門医だとか、私は膝の専門医とか、挙句の果て、専門分野が異なると言われましても、原因が分からずに困っているのは私なんですけどね。。行く先々の病院で、特に目立った原因が見つからずに経年による肉体疲労と言われるだけです(先日、仙腸関節症と分かりました)。


医療の効率性を考えるのであれば、なんでカルテを地域の病院間で共有しないのかという点です。MRIも然りですね。お医者さんに、失礼のない様にお伺いしてみますと「個人情報保護の問題がある」と仰られます。しかし、目の前にいる患者が共有して頂いて構わないと思っているのなら、問題の本質は違うところにある様にも思えます。


普段、産業のことばかりをブログに綴り、医療業界については門外漢ですが、何か供給者偏重で、本来、需要者である生活者の視点がなおざりにされている様な気になります。実はこの問題が実業界だけではなく、社会の仕組みが供給者を主体として組み立てられているからではないでしょうか。


その様な中で、ノバルティス社の新薬は価格の課題はあるにせよ、1回の治療で効果が出ることに注目しますと、私達にとって掛け替えのない生命に関わる、消費者が望むものを提供してくれる企業に違いありません。薬の効果を効率で測ってはいけませんが、いま私達が求めているのは、自分達にとっての「本物」だと思った次第です。


今日も、ブログをご覧いただきまして有難うございます!



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