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人に優しいセブンイレブン!

皆さん、おはようございます!
今日もブログをご覧いただきまして有難うございます。
ここに来て、朝夕の気温、湿度が下がり、
秋の気配を身体で感じる様になりましたね。


歩みを止めて目を閉じ、静かに呼吸をすれば
季節が五感で感じられ、日々の生活のありがた味を感じぜざるを得ません。
また、人間として大自然に抱かれているという畏怖の念に近いものも
同時に考えさせられます。


コンビニエンスストアが日増しに増えていると感じませんか?
以前は割と幹線通り沿いばかりでしたが、
最近は住宅街の中にも一定間隔おきに開店されている様に思います。
本当に地域の拠点という様相を極めていることにある意味嬉しさを感じます。


コンビニエンスの意味は、
「便利」とか「利便性」という意味ですから、
差し詰め地域の便利なお店ということになりますが、
コンビニへ行けば大体の用事を済ますことができます。


日用品の買い物だけではなく、ATMでお金を下ろしたり、振り込んだり出来ます。
最近は情報拠点化しており、様々なチケットの予約・受け取りや、
市町村によっては住民票の受け取りをすることもできます。
私はコピーや紙データのPDF化等で重宝することが多いです。


コンビニと言って思いつくのが、
セブンイレブン、ローソン、ファミマが定番で、
それ以外にもデイリーヤマザキ、ニューデイズですかね。。
この他にも各地域には地域に根差したコンビニもあると思います。


コンビニに行って楽しくなるのは、
売れ筋商品や新商品を3000~4000点を見やすい棚に収められており、
思わず好奇心が擽られるところです。今日はどんな新しい商品が置いてあるのだろう!
いつも決まり切った商品しか置いていなかったら飽きてしまうかもしれませんが。。


最近のコンビニ間の競争は、
お弁当類の味やPB(=プライベートブランド)開発が主戦場になっていると聞きます。
これは個人的な好みですが、セブンのサラダチキンはカロリーも低く、美味しいですよね。。おにぎり類も他のコンビニよりも美味しく感じます。。


スーパーストアとは異なり、
何でここまで人間の好みや心理にまで近付けるのか感心します。
ここまで来るとホテルではないですが、
物販におけるホスピタリティの様なものを感じます。


人の痒いところに手が届くと言うのでしょうか。。
お店の棚レイアウトや照度などは人間工学をふんだんに活用していると思います。
それ以上に、商品の販売動向についてはコンピューターを駆使して、
売れ筋商品の動向を年代別、性別、気象条件、イベント等の与件で把握しいるそうです。


そうやって蓄積したデータに基づいて、
どの様な商品が売れるのかということを棚に置いてある場所、パッケージ等に基づいて全てが解析されているものと思います。味覚についても、投入した新商品の販売動向を調べれば、どの様な味覚であれば売れるのかということがある程度予測付くのでしょう。


冷やし中華等の麺類の販売投入時期も、
気候や温度、湿度によりある程度予測がつくとのことです。
更に驚くのは触感が美味しく感じられる様なパッケージ容器の改良を
絶えず行っているのは凄いと思います。


この様に見ますと、各コンビニ店舗の仕入発注はすべて自動化することが可能な仕組みとなっていることが分かります。しかし、セブンイレブンでは最終的な仕入発注の判断は店員に任せる仕組みとなっているそうです。相当程度の販売見込み情報は機械的な情報として得られる様になっているはずですが。


コンピューターは統計的に最大公約数的な情報しか得られませんが、それを越える予測というのは人間の五感に頼らざるを得ない部分があると思います。例えば、そのお店の周辺で運動会等のイベントがある場合に、その地域に住んでいなければ分からない地域動向というものがあると思います。


そこを読み切るのは人間の創造力に頼らざるを得ない部分があるということではないでしょうか。
日本の人口減少に伴い生産労働人口が減少し、各企業の雇用環境が逼迫して行くことが予測されています。


多くの企業で、働き方改革による生産性向上と相まって、AI(=人工知能)により今まで人間が行っていた仕事を機会に置き換えようという動きがあります。
規則的なルールに照らし合わせて判断をする業務はコンピューターの方が人間よりも正確に、かつ早く処理することが出来るからです。


その様な中でも、今回のセブンイレブンの事例で見る様に、コンピューターの情報処理能力に任せながらも、それをも凌駕する人間の創造的な仕事の部分に今後の私たちの本来の役割が見い出せるのではないでしょうか。人間は創造的な活動をしている時に、一番、満足感を得られやすい特性も持っています。


これからの情報化社会において、仕事の場面だけではなく暮らしの場面に置いても、コンピューターと人間の調和のあり方をこのセブンイレブンの事例に見た様な気がします。


さぁ、今日も季節を感じにコンビニにも立ち寄ってみよう!

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