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仮想通貨と地域経済の将来!

皆さん、おはようございます!
いつもご覧頂きましてありがとうございます。
昨晩はお客様と仕事が終わってから懇親の意味で会食をして帰って来ました。
最近は晩酌をしないようにしているので、久しぶりのお酒はお腹に刺激的でした。


今朝はいつもより1時間ほどゆっくり起きて、
新聞を読みながらの朝食を終えてブログに向かっています。
見出しだけ追いかけて目に留まった記事だけ読むというスタイルですが、
日々、様々な経済の営みが行われており確実に世の中は動いているものと実感します。


前々から気になっていることの一つに、
地方中核都市の駅を降り立った時の街並みがどの地域も同じ様なチェーン店舗の看板で、
駅名を見ないと街並みからはどの地域に居るのか分からないほど似ていることが気になっていました。


それだけ都心に本拠地を構える小売りチェーンや外食チェーンという標準化された店舗が地方都市の様々な地域の隅々にまで展開されているということです。各チェーン店からすれば各地で需要があるから全国展開をしているのでしょうが、東京から訪れた時の街並みに個性がないことにがっかりした経験を皆さんもお持ちではないでしょうか。


各地域の経済を考えると、これらチェーン店の進出により、
昔からその地域で商売を営んでいる地場店舗の売上に少なからず影響があるものと推測できます。いま日本の人口が35年後には1億人を下回る中で、人口20万人以下の地方都市の人口減少が著しく影響を受けると言われています。


地域経済を維持して行く為には、①人口減少を食い止めるべくIターン、Uターン、観光客の誘致、②通貨を地域外に流出することなく地域内で循環させることが不可欠であると考えます。前者は地域資源を活用してどれだけ仕事を増やすことが出来るかですが、情報技術の進展により個人でも情報を受発信できることが一つの鍵となるように思います。


また後者は先の都心に本拠地を置くチェーン店舗等は、折角、地域で売上が上がっても、資金としては他地域で作られた商品等の仕入資金として、本部に吸い上げられてしまいますので、地産地消の様に素材生産から販売までを地域内で完結できる様な地域内経済の連環関係が出来れば資金が地域内で循環するようになります。


本来、地域内で循環すべき資金が域外に流出しますと、地域の特産品を域外に販売しない限り、その地域での資金量が不足してしまいます。今の日本の制度ですと行政レベルでは地方交付金で域外取引資金収支の不足分を賄うか、民間レベルで銀行借入を行うということになります。これが、地域経済衰退のメカニズムだと思います。


最近、ビットコインでも有名なブロックチェーンという技術を活用して仮想地域通貨を発行する動きが全国で芽生えつつあるように思います。今までも商品券の様なリアルな通貨を発行する地域通貨の事例は多かったと思いますが、この技術を活用することにより殆どコストを賭けずに地域通貨を発行するメリットがあるそうです。


確かに地域通貨は、その地域内だけでしか流通しない為、いやがおうなしに地域内で資金を循環させるメリットがあります。観光客に対してはディスカウントして両替を行えば誘致の効果もあると思います。更には、ブロックチェーンという技術があれば、周辺の観光地が連携して、互いの地域通貨を両替できる様にすることも可能と思います。


人が地域に流入すれば、新たな雇用を生むことは間違いありません。
地域の特性を活かした街づくりが出来れば、それをインターネットで配信して更に人を地域に呼び込むことが可能となります。中には、観光目的ではなく、週末だけセカンドハウスを設ける人も増えて来ると思います。


昨晩のお客様と意気投合したのは、日本の産業の99.7%を中小企業が占めており、その中小製造業の中には全国各県、更には海外に向けて情報発信して販売する力のない企業が大方を占めており、それらの企業に対して仕組みづくりから支援できるパートナーとして一緒に発展していきたいと言うものでした。


事業を行っていると、なかなか日々の業務に追われてしまい、自ら変革することが難しくなってしまいますが、上手く私達の様な外部の支援者を活用頂けますと冥利に尽きます。
私たち自らも変革して行かなければいけません。
今日も一日、頑張ろう!



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